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パチモンとしての『不思議の国とアリス』
- May 12, 2008 1:39 AM
- net
先日来何度もご案内している『不思議の国とアリス』だが、そのタイトルがなぜ『不思議の国〈と〉アリス』なのかということに関して、同DVDに収められたオーディオコメンタリーのなかで監督が言及するのは、「『不思議の国のアリス』と間違えて手に取ってくれるような、パチモンぽい感じがいいかなと思って」という、ある意味拍子抜けのするような説明である。その説明がどの程度本気なのか、あるいはどの程度照れ隠しなのかはわからないけれど、「パチモン」というそのセンでいけば、じつにすばらしい成果をあげているのが先日私の書いた「『不思議の国とアリス』DVD発売」という記事であり、「不思議の国のアリス DVD」という組み合わせで検索したとき、いま現在Googleで、その第5位に顔を見せるのが同記事なのだった(Yahoo!ではぐっと下がって92位。どうやらウチはGoogleウケがいいらしい)。
この5位がいかに痛快なものであるかは、1位と2位がディズニーの『ふしぎの国のアリス』公式サイト、3位、4位がAmazon.co.jp内にある同作品の商品ページであることからも際立ち、というかまあ、「不思議の国のアリス DVD」というそのキーワード選択からいって検索者の大半は迷うことなく1位〜4位のいずれかをクリックし、無事目的地へゴールインしているだろうことが想像されるわけだけれど、しかしこのさい購買へと結びつくかどうかは別として、現象としてはパチモンの名に恥じない愉快な事態となっているのだった。
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