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『トータル・リビング 1986-2011』明日から24日まで

 いよいよです。明日のいまごろには初日の幕が開きます。まだチケットはあります。

都市に偏在する「ことば」や「からだ」を見つめ、リサーチし、演劇の構造にダウンロードする宮沢章夫。「3.11後」に焦点を当てた新作は、バブル前夜の1986年(それは遠くソビエトで原発事故が起こった年でもある)と2011年の現在とをパラレルに配置することから出発する。遠くで、ごく間近で、二つの出来事は否応なく人の意識を浸食する。舞台上に現れるのは個人的で断片的な言葉。だがその重なりと分断からは、世界の歪みとそれでもなお続く私たちの生活が浮かび上がる。
トータル・リビング 1986-2011 | フェスティバル/トーキョー FESTIVAL/TOKYO トーキョー発、舞台芸術の祭典

 ぜひ。

『トータル・リビング 1986-2011』公演概要
作・演出:
宮沢章夫
出演:
上村聡/牛尾千聖/大場みなみ/上村梓/今野裕一郎/時田光洋/野々山貴之/橋本和加子/矢沢誠
/永井秀樹
日時:
10/14(金) 19:30★
10/15(土) 14:00
19:30★
10/16(日) 14:00★
10/17(月) 19:30
10/18(火) 14:00
19:30
10/19(水) 19:30
10/20(木) 19:30★
10/21(金) 19:30
10/22(土) 14:00
19:30
10/23(日) 14:00
19:30
10/24(月) 14:00

★ポスト・パフォーマンストークあり

10/14(金) 19:30
宮沢章夫×高橋源一郎(作家・明治学院大学教授)

10/15(土) 19:30
宮沢章夫×いとうせいこう(作家・クリエーター)

10/16(日) 14:00
宮沢章夫×岡室美奈子(早稲田大学教授)

10/20(木) 19:30
宮沢章夫×出演者、スタッフ

《上演時間》
145分(休憩2回あり・予定)

会場
:
にしすがも創造舎
豊島区西巣鴨4-9-1

都営三田線「西巣鴨」駅A4出口(エレベーター出口)すぐ


都電荒川線「新庚申塚」駅より徒歩3分

料金:
自由席 一般 前売 4,500円(当日 +500円)

学生 3,000円、高校生以下 1,000円(前売・当日共通、要学生証提示)
チケット取扱:

F/Tチケットセンター (電話 / PC / 携帯)
チケットぴあ [Pコード:413-578]
イープラス
詳細:
フェスティバルトーキョー

遊園地再生事業団では新作公演(2010年秋)にむけ、出演者オーディションを開催します。

遊園地再生事業団・オーディション開催

 実施要項や応募方法等の詳細はこちらのページを参照ください。そちらにて応募用紙(PDF)のダウンロードも可能です。応募の締め切りは9月1日(火)必着。郵送による応募のほか、メールにても応募用紙の提出が可能です。一次審査(書類選考)を経て、二次審査(面接および演技審査)は森下スタジオにておこなわれます。

 といったわけで、では、主宰・宮沢章夫さんのオーディションにむけた言葉をいくつか。

... 続きあります »

あと2日ある!

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • May 23, 2009 1:28 AM
  • activities

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ビルマ・グローバル署名キャンペーン
—888,888の署名を集めよう!—

今すぐビルマの政治囚の釈放を!
FREE BURMA’S POLITICAL PRISONERS NOW!

氏名とメールアドレスのみの入力でOKなオンライン署名が可能です。5月24日まで。

キャンペーンでは、今年2009年5月24日(アウンサンスーチー氏の自宅軟禁をこれ以上延長できない、とビルマの法律上定められた期限)までに 888,888筆の署名を集めることを目標にしています。“888888”という数字は、ビルマで過去最大の民主化運動が燃え上がり、そして軍事政権によって弾圧された1988年8月8日(ビルマ人にとっては忘れられない日です)を象徴したものです。

グローバル署名キャンペーン:今すぐビルマの政治囚の釈放を! | AMNESTY INTERNATIONAL JAPAN

... 続きあります »

夏休みウルトラ計画『アメリカに行く』

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • August 8, 2008 3:33 PM
  • activities

夏休みウルトラ計画『アメリカに行く』

 というわけで、気づけば公演も間近に迫り、すでに稽古もはじまっていると聞くが、公式サイト(チケット予約フォームあり)がようやくできたのだった。

 舞台方面にも手を染めてひさしい映画作家の浅野晋康と、「ラストソングス」の活動でも知られる俳優・鈴木将一朗とが組んだ新ユニット「夏休みウルトラ計画」は、その第一回公演に井苅智一、関寛之、松永大輔、柳沢茂樹を迎え、8月22日・23日の両日、新宿ゴールデン街劇場にて『アメリカに行く』全3ステージを行う。これはぜひとも観ておきたいところだけれど、それにしても公式サイトといい左の画像といい「将一朗が多い」のは、まあ、さしあたってそれしか素材がなかった(かつ将一朗の素材は大量にあった)わけでさほど他意はないし、作品の雰囲気をどれほど反映しているのかも正直不明なのだが、とはいえ、「あまり考えのない男・鈴木将一朗」の魅力がきっと舞台には充溢することだろうと私は想像する者だ。二ヶ月前にサイトの打ち合わせを行ったときにはまだ「仮」と添えられていたが、その打ち合わせ書類にあった『アメリカに行く』というタイトルを見たときは笑いましたね、単純に。

 いま公式サイトからチケット予約をされた方にはもれなく「鈴木将一朗 壁紙」をプレゼント中。ぜひともこの機会に予約していただきたい。

チェーンいとうせいこう

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • May 10, 2008 9:50 PM
  • activities

 というわけで以下はいとうせいこうさんの文章だが、これは引用ではなく、複〈声〉である。文責は、私(相馬称)であってもかまわない。


 ビルマ(ミャンマー)のサイクロンによる死者数は、10万人を越えると推測されている。

 ひと晩で10万人が死ぬということ。

 我々日本人も同じ規模の「ひと晩での死」を東京大空襲で、さらには原爆投下によって体験している。だから想像しなければならない。そこで今、何が起きているかを。

 とんでもない事態である。

 だが、ミャンマー軍事政権は救援のための入国を拒んでいる。

 愚か者が自らの権力にしがみついて、外からの勢力が入るのを極端に恐れているのだ。
 ここで民主化勢力が国内に拠点を作ることを避けるため、彼ら軍事政権は人民の地獄をかたくなに無視している。

 愚かな。なんと愚かな殺人者だろうか。ミャンマー軍事政権に巣くう人間どもは。

 その間にも真水が飲めずに死んでいく者、伝染病で死ぬ者、二次被害で大海に流されて行ってしまう者がいる。死者の数はこれからも増えていく。

 なのに、愚かなミャンマー軍事政権は国民投票をやめようとしない。
 野党勢力が参加出来ない投票をして、政権を国民が認めたことにしようとしている。

 誰が今、投票などするのか!?
 死者の山を前にして、何をしているんだ!?

 人間を馬鹿にするな。
 死者も生者も、ともに馬鹿にするな。

 ミャンマー軍事政権の連中だって、いつか死ぬんだ。
 権力をあの世に持っていける人間はいないんだ。

 だったら、これ以上殺すな。

 俺は日本政府に呼びかける。

 ミャンマー軍事政権に、救援者の入国を認めさせるよう、一刻も早く圧力をかけなければならない。

 そして、ミャンマー軍事政権にはこう呼びかける。

 LET US IN!
 TO SAVE YOUR PEOPLE,MYANMAR!

 けれど、どんなに軍事政権が愚かでも、人道的支援の手をゆるめることは出来ない。
 したがって、一方で俺たちはユニセフ支援を続けるべきである。

 だから、今日も書く。

 SAVE BURMA!

 上記の一行を、どうかリンクつきであらゆる場所に貼り付けてください。
 あるいはこの文章すべてを。

『不思議の国とアリス』DVD発売

『不思議の国とアリス』DVDパッケージ表紙

 ついにDVDの発売です。というか、発売は一週間ほど前にしてたわけですがやっとウェブ上から注文いただけるようになりました。自主制作による3DCG中編アニメーションです。足かけ十年近い制作期間を経てのリリース。私も本編の声の出演と一部脚本協力、ウェブ制作協力で参加していて、監督(企画・脚本・編集も)は次兄、そうまあきら(相馬彰)です。

 原作はルイス・キャロル『不思議の国のアリス』、舞台はデパート(そこには何でもあるのに、自分のものは何ひとつない!)

 キャロルとヴィトゲンシュタインの、デパートでの出会い──といったそれらしい(わけもなくワクワクしてしまうような)謳い文句を付けることも可能ですが、けれど中身はバカ話、態度において原作に忠実な、ただのバカ話。あるいはでたらめ、ノンセンス。たわむれに生起した〈オハナシ〉ではあるけれど、あらかじめ〈物語〉が用意されているわけではなく、現にそこに起きていること、起きつつあることや、登場者たち相互の雑多な関係性というもののほうにより力点が置かれています。

 ある意味、そこで目指されているのは「リアル」なるもの──神話的で、ゆえに現実的であるような「リアル」です。リアルな、あるいは実写的な3DCGといったときに想起される一方のベクトルに、たとえば「ファイナルファンタジー的なるもの」があるんだと思いますが、それとはまったく異なる志向/嗜好/試行のもとに、『不思議の国とアリス』はリアルを目指します。デジタルゆえにつきまとう「画面(世界)の完全静止」にあらがうためのキャラクターの「呼吸」、CGアニメーションに似つかわしくない長回し、安易なピント技術の拒否(パンフォーカス効果)等、試されていることはさまざまです。

 といった能書きを、これもやっぱり省くとして、つまるところここには、監督にとっての快楽原則につらぬかれた純粋な58分25秒があります。ここには「そうまあきら」がいます。そう書くことには、無名作家であるこの場合何の説得力もないわけですが、私はしかし、「そうまあきら」を推しますね。観客として、弟として。

 作品詳細やご購入、あるいは予告編(高画質なそれ)等こちらから。予告編を含めたいくつかのムービーはYouTubeでもご覧いただけます。その一覧はこちら

『不思議の国とアリス』初号試写のお知らせ

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • January 11, 2008 11:46 PM
  • activities
3D-CG中編アニメーション作品『不思議の国とアリス』/初号試写は2008年2月3日

 3D-CG中編アニメーション『不思議の国とアリス』(監督:そうまあきら)の初号試写をやります。

場所 シネマボカン
京王井の頭線「池ノ上」駅下車、徒歩0分(地図
日時 2008年2月3日(日/節分)
タイムテーブルが決まりました。
13:30 開場
14:00 一回目上映(本編は60分程度の予定)
休憩 ご歓談 ...おまけ映像とか流すかも?
15:30 二回目上映(同上)
上映終了後 片づけ
17:00 打ち上げ
20:00 撤収完了
※ご予約のさいに一回目/二回目のご希望を明記ください。
※席に余裕が無くなった場合、お客様の入れ替えをお願いするかもしれません。余裕がある場合は、入れ替えは行いません。
料金 500円
※本作品のDVDを予約購入されている方には割引を予定しています。「鍵丸」をご提示ください。
予約 会場の席数が50席(補助椅子込み)と少ないうえに、ご来場者数がまったく予想できない都合上、観に行こうとお考えの方にはなるべく事前のご予約をお願いいたしますこちら宛にお名前と人数、一回目/二回目のご希望を明記のうえ、「試写行きます」とメールをください。
※ご予約のない場合、当日の状況によっては入場をお待ちいただくこともございます。

 より詳しい情報はこちらのブログ記事をご覧ください。ご来場お待ちしております。

『不思議の国とアリス』

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • November 1, 2007 3:06 AM
  • activities
3D-CG中編アニメーション作品『不思議の国とアリス』/お話をはじめましょう。

 私の次兄、相馬彰(そうまあきら)が制作中の3D-CG中編アニメーション『不思議の国とアリス』はこれまで何度かリリーススケジュールの延期を繰り返してまいりましたが、ついに、いよいよもうじき、そろそろ、完成が近づいているとかいないとか、最後の仕上げに入ったとか入ってないとかするらしく、それで、この作品サイトのほうも構成をあらたに、リニューアルの運びとなりました。いま現在予約申し込みは締め切られていますが、完成後、DVDパッケージの通常購入がはじまる予定です。ひとまず「暫定予告編」のムービーでもごらんいただければと思います。どうぞよろしく。

世界なめんなよ

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • September 28, 2007 12:58 AM
  • activities

DEMOCRACY FOR BURMA!!

HITOSHI SOMA,WEB DESIGNER,JAPANESE,2007/9/28

 ミャンマー軍事政権の野郎、世界なめんなよ!

 ミャンマー人が自分の国の名で検索をかけたとき、他国からメッセージが出ているとわかることがどれほど彼らの命がけの運動を励ますかしれない。

 もちろん誰も見なくてもいい。世界に働きかけうるという可能性は、先験的に立証されている必要がない。我々は単に考えたことを発言し、するべきだと思われることをするべきだ。

 あちこちのブログで、ミャンマー市民への支援メッセージが出ることを望む。

2007/9/27|readymade by いとうせいこう

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