LOSCOがかっこいい
- April 18, 2009 1:52 AM
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「LOSCO」は児玉悟之君という、見知らぬ若者の運営する個人サイトである。よく知らないのだが、児玉君はWebデザインをなりわいとしているらしい(てっきりそうだと思っていたが、児玉君によるとちがうらしい)。先日来こっそりリンクを張っていたのがばれ、16日付のその日記で言及されていた。
あ、そうだ。アクセス解析を見ていたら、愛読させてもらっている「web-conte.com」からのアクセスがあり、なんだろうと見るとリンクを貼って下さっていた。ことあるごとにwebのデザインの参考や、技術の参考、さらに日記からもいろいろ影響を受けているため嬉しい。ただ、なぜだろう。まあ、とにかくこちらからもリンクを貼らせて頂こう。
LOSCO » 16|THU
「なぜだろう」とあるが、きっかけということで答えれば、先日、笠木(泉)さんのブログに児玉君が書き込んだコメントを読んだわけだ。
「あきすとぜねこ」と子どもの自由さ
チェリーブロッサムハイスクールを主宰する柴田(雄平)君が、12月に予定されているその次回公演のタイトル『アキストゼネコ』について、ブログにこのように書いていた。
「アキストゼネコ」とは、約25〜35年前の子供達(特に女の子)の中でブームを巻き起こした恋占いだそう。
ア 愛してる
キ 嫌い
ス 好き
ト 友達
ゼ 絶交
ネ 熱中
コ 恋人占い方はまだ知らない。これから勉強しなくては。なんか「友達」ってのが一番切ないな…。
宇宙 日本 柴田: あの夏から、アキストゼネコへ。
はじめその公演タイトルを目にしたときにはなんとも思わなかったのだが、この記述を読んで、私も、ああ、あれかと思い出したのだった。クラスの女子が唱えるように口にしていたそのかすかな響きがよみがえるような気がし、といって自分でやったことはないからほとんど知らないに近いんだけど、なんとなく喚起される記憶はあって、それで、ついその「占い方」を調べてしまったのだった。
ゴリラは今
- June 23, 2008 12:48 PM
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「ゴリラは今」と言われてすぐにピンとくる人は相当少ないか、あるいはいないんじゃないかとも思いますが、まったく文脈が見えないという方にはまず、1999年の文章であるこちら [Red | 足熱図鑑 | がんばってもらいたいものだ]をお読みいただけると、少し理解してもらえるのではないかと思います。
で、「ゴリラ」なんですけどね、行ってみたんですね、さっき。「なんで?」という声は当然あろうかと思うんですが、ひょっとすると南波[典子]さんの日記(6月22日付。ボンダイブルーのiMacをついに処分したという内容)を読んだせいで一瞬、郷愁のようなものに包まれていたのかもしれません。
パチモンとしての『不思議の国とアリス』
- May 12, 2008 1:39 AM
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先日来何度もご案内している『不思議の国とアリス』だが、そのタイトルがなぜ『不思議の国〈と〉アリス』なのかということに関して、同DVDに収められたオーディオコメンタリーのなかで監督が言及するのは、「『不思議の国のアリス』と間違えて手に取ってくれるような、パチモンぽい感じがいいかなと思って」という、ある意味拍子抜けのするような説明である。その説明がどの程度本気なのか、あるいはどの程度照れ隠しなのかはわからないけれど、「パチモン」というそのセンでいけば、じつにすばらしい成果をあげているのが先日私の書いた「『不思議の国とアリス』DVD発売」という記事であり、「不思議の国のアリス DVD」という組み合わせで検索したとき、いま現在Googleで、その第5位に顔を見せるのが同記事なのだった(Yahoo!ではぐっと下がって92位。どうやらウチはGoogleウケがいいらしい)。
この5位がいかに痛快なものであるかは、1位と2位がディズニーの『ふしぎの国のアリス』公式サイト、3位、4位がAmazon.co.jp内にある同作品の商品ページであることからも際立ち、というかまあ、「不思議の国のアリス DVD」というそのキーワード選択からいって検索者の大半は迷うことなく1位〜4位のいずれかをクリックし、無事目的地へゴールインしているだろうことが想像されるわけだけれど、しかしこのさい購買へと結びつくかどうかは別として、現象としてはパチモンの名に恥じない愉快な事態となっているのだった。
いまさらAdSense
「いまさらアドセンス」というとなにやら歌謡曲のタイトルめくから不思議だが、そういうわけで、いまさらながらGoogle AdSenseの広告をページに挿入してみたのだった。
AdSenseのアカウントはもうずいぶん前に(数年前かな)取得してあったのだけれど、その当時はいまよりももっとパーツの選択肢(というかデザインカスタマイズの幅)がなかったためだったか、いや、もうよく理由を覚えていないのだけど、結局使わないまま今日まで来たのだった。先日、『不思議の国とアリス』のサイトにAdSenseを挿入する作業をし、で、その要領を掴んだところだったので自分のところにも入れてみる気になる。
デザインカスタマイズは依然として(というかその「以前」をもうよく覚えてないけど)痒いところに手が届かない面があり、まあそれはしょうがないというか、一面では広告ツールとしての強いポリシーがそれらをユーザーに委ねるのを許さないってことがあるのかもしれないが、ひとつには文字サイズを自由にできない。大別して、大きめの文字が使われるパーツと小さめの文字が使われるパーツとがあり、大きめのほうだとページ本文の文字サイズよりも大きくなってしまうから嫌だというような場合、後者のパーツ(要は面積が小さいために小さめの文字が使われているパーツ)を選ぶしか方法はない。
サイズチェンジマニア問題
- April 27, 2008 5:31 PM
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『不思議の国とアリス』だけれど、あらためて思い知らされるのはYouTubeってやつの伝播力のすごさだ。YouTube上の映像には海外からのアクセスが、アップロードした当初からわりとあるらしく、それで兄(監督のそうまあきら)はあわててオフィシャルサイトのほうにできるかぎり英文を併記させたりしていたのだった。
で、サイトに仕込んだアクセス解析の結果(リンク元ページ)から先日知れたのは、海外のとある掲示板にこうした投稿がなされていたことだ。最初の発言者はオフィシャルサイトとYouTube上の予告編映像へのリンクを示した上で、このように言及する。
Looks promising. I like that it's not going the standard "Gothic horror story" route. And there will be size-changing. Bits and pieces of them are scattered throughout the trailer, but the best one is at 2:27.
[だいたいの訳]これ、よさげ。標準的な「ゴシックホラーもの」の手法をとっていないところがいい。でもって(アリスとくれば)サイズチェンジもあるはず。いくつかその断片的なシーンが予告編のなかに散らばっているけれど、ベストは2分27秒のところのそれ。
Indie Alice re-imagining in the works! - The Process Forum
小田亮さんのブログがすごいのだ
ひっさしぶりに「小田亮の研究ホームページ」へ行ってみると、「とびとびの日記ときどき読書ノート」というブログ(はてなダイアリー)ができていた。これがすごい。
小田亮(おだ・まこと)さんというのは文化人類学者で、現在、成城大学文芸学部文化史学科教授。私が在学していたころから成城にいて、学科がちがったから特段親しかったというわけでもないが、その研究内容/講義内容のおもしろさ・たしかさから一目置かざるをえない七人衆(って、いま思い出しながら頭数揃えるんだけど、えーとね、有田英也、石原千秋、小田亮、黒崎宏、竹村牧男、冨山太佳夫、兵藤裕巳=五十音順・敬称略)のひとりとして注目していた。左に掲げた本はこれもそのサイトで知った近刊で、単著ではないが小田さんも執筆している論文集『呪術化するモダニティ—現代アフリカの宗教的実践から』(風響社)だ。本の構成と「まえがき」が小田さんのサイトで読める。小田さんの論文は「呪術・憑依・ブリコラージュ:真正性の水準とアイデンティティ」というもの。アマゾンだと「通常3〜5週間以内に発送」と言われてがっかりするが、たとえばセブンアンドワイなら「当日〜2日で発送」とある。って、6,300円かよ。わりとするなあ。ま、買っちゃいますけどね。
さて、それよりもいまはブログだ。
80'sニューウェーブ成分解析
- October 2, 2006 2:28 AM
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友人の吉沼が「こんなのもある」として紹介していた80'sニューウェーブ成分解析。
吉沼の結果と同様、本名の「相馬称」でやるとほとんど馴染みのない結果になり、しょうがないからデジタル上の署名でよく使う「SOMA Hitoshi」を試すと、これはかなり自慢のできる結果に。何の自慢だか知らないけど。
SOMA Hitoshiの64%はMELONで出来ています
SOMA Hitoshiの23%は細野晴臣で出来ています
SOMA Hitoshiの9%はDEVOで出来ています
SOMA Hitoshiの2%はプラスチックスで出来ています
SOMA Hitoshiの2%はヒカシューで出来ています
どんな人間だそれは。
- September 12, 2006 11:52 AM
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「成分解析 on web」。知り合い(北田さん、笠木さん)が相次いで自身の成分を発表していたのでその流れに乗ろう。「相馬称」を解析。その結果は、
相馬称の53%はハッタリで出来ています
相馬称の32%は気の迷いで出来ています
相馬称の7%は言葉で出来ています
相馬称の7%は理論で出来ています
相馬称の1%は濃硫酸で出来ています
占いは「当たる」ものではなく「思い当たる」ものだ、というだいぶ以前に何かで読んだ言葉が思い起こされる。って、思い当たるのかよこれが。
ちなみに「成分解析」にはWindowsアプリ版もある(というか、アプリ版のほうが先)。ウェブ版とは作者が異なるので、解析結果はちがうものが出てくる。アプリのファイル名が「Buffalin.exe」であることからもわかるように「バファリンの半分はやさしさでできています」というあのコピーが作者の発想の元になっているらしい。で、アプリ版での結果は以下。