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『ニュータウン入口』の宣伝
...ニュータウン入口NOTE」(作・演出する宮沢章夫さんの日々の記録)の読者でもあると想像さ...■あ、だから順序としてはまず宮沢章夫さんのことを説明しなければならないんだと...
がっぱり
■また会社に泊まった。急にせっぱつまったような具合だが、朝五時に床に寝るまで、がっつり仕事をした。九時半に起きてからもがっつりだ。 ■つい誘惑に負けて書いてしまうのだったが、「がっつり」ということで言えば、「富士日記2」に突如現れた「がっぱり」のことを書きたくてしょうがないのは、俺疲れてるってことだろうか。 でも、ようやく夏らしくなって、調子があがってきた。七月は一年でいちばん好きな季節だったが...
『ラザロ』を観る
■日付に沿った(書く現在から言えばおととい、17日の)話をする前にちょっと18日のことを書くが、南波(典子)さんから「YELLOW←ブロッコリー」というタイトルのメールをもらった。「劇の希望、あるいは南波さんへ」を読んだ感想を送ってくれた。こっちが先に思いきり名指しておいてなんだけれど、いざ応答されてみると俄に恥ずかしくなる。何だよあのきのうの日記は。何言ってやがんでい俺め。 ■「でも私はわりかし...
ミッキーが来たら/外語大へ
■さっそくだが、そんなバカなとお思いかもしれないが、いま実家から『ディズニーランド完全マニュアル』が届けられたのでその「ミッキーが来たら」の項を紹介しよう。ちなみにいま手元にあるこの『完全マニュアル』は1985年4月に改訂された第二版で、現在はさらに改訂を重ね、2006年11月改訂の第十一版が最新であると聞く。さて、では「ミッキーが来たら」。 ミッキーマウスが入場ゲートから入ってくることはない。...
準備公演・三日目を観る
■三日目(楽日)の昼にまた行ったのだった。なんだろう、単純に「準備公演」というこの方法が好きなのかもしれない。思えば『トーキョー/不在/ハムレット』のときはこれを(あたりまえだけど)全部観たのだからなんとも贅沢な話だ(って、「実験公演」も「準備公演」も私は調光室にいて作業をしていたから鑑賞するというような余裕はなかったはずだが)。 ■『トーキョー/不在/ハムレット』よりも一公演少ないなかでの今回の...
『ニュータウン入口』準備公演・初日を観る
※14時ごろ一度アップしたのち、加筆/修正して再度更新しました(2007.06.30 21:54)。 ■夕食の相談で妻に何が食べたい?と聞かれ、「三日三晩炊いたごはん」という答えを思いついた。どんなんだそれは。 ■『ニュータウン入口』の準備公演・初日を観る。いやあ、「いろいろな試み」についての部分などは、まだこれ書かないほうがいいだろうな。 ■客席には浅野(晋康)君、(鈴木)将一朗君、片倉(裕介...
日々に遠のく
■ご無沙汰です。 ■幾度となくペンを握ってはノートを開くまでに至らず、それを繰り返しては、書こうと思う事柄の日々に遠のくにまかせる。あれもこれも、もう取り立てて書くまでもないことばかりであるように思えて、しかしその繰り返しがやがてまた巡ってくる。「あれもこれも」を引き連れてどんちゃんどんちゃん、やってきたのだ。ご無沙汰ですと書き出して、その遠い騒ぎを見遣っている恰好になる。書き終わってみればどれも...
アフタートークのことなど
■昨晩の興奮冷めやらぬ身体はよく動き、土曜日(11日)はほぼ一日がかりの丹念な家の掃除に精を出すことになる。反動で日曜日(12日)はぼんやりした一日をすごした。日曜の午後には妻の両親が改造の終了した庭の具合を見にクルマでやってきた。ガルシア=マルケスの『わが悲しき娼婦たちの思い出』を読み、夜、WOWOWでティム・バートンの『コープス・ブライド』を見る。10日付けの日記をノートに下書きしはじめるもの...
誰が鵺を弔うのか
■さらに上村君の役について考える。いや、それで何かアドバイスをしようというのではなく、たんに考えるのが楽しくなってしまったから考える。 ■リーディング公演の際のポストトークで観客から出た感想のひとつに、「劇中の多重な対比構造」について言及するものがあり、そこで指摘されたことのひとつが「記憶を無くしていく男と、どんどん記録していく男」の対比だ。上村君のなかではある程度この解釈が引っかかっているようで...
いきなり『通し』を観る
■三軒茶屋へ。街は大道芸のフェスティバルのようなもので賑わっていたが、目的はそれではなく。 ■14時から18時すぎぐらいまで、『鵺/NUE』の稽古を見学させてもらう。シアタートラムの地下4階、稽古場A。稽古場に着いてから知ったのだが、まったく想定外なことにこの日は稽古のアタマから「通し」だという。いきなり「通し」を観ることになってしまった。 ■1時間50分ほどの舞台。演出席にいる宮沢さんを見るのも...
雨の日曜日
...友視→武田花→南伸坊→えのきどいちろう→宮沢章夫→横尾忠則→あがた森魚→吉本ばなな→佐藤...るというもの。白眉は「えのきどいちろう→宮沢章夫→横尾忠則」のブロックだ。というか私はそ...よ)、わけても「えのきどいちろうさんから宮沢章夫さんへの借金依頼」が抜群の面白さである。...
名残の七月
■何が「また明日」だよ。もう8月である。 というわけでつづきはまた明日。 と前回の日記に書いてからもう2週間以上も経ってしまったのだった。そのとき「つづき」と呼んでいた事柄をすっかり忘れてしまったわけではないけれど、いまはちょっと気分が逸れてしまったから、このさい「つづき」は日の目を見させないことにしよう。あれから私は、『東京大学「80年代地下文化論」講義』のなかで宮沢(章夫)さんが「反語的...
この一週間ぐらい
■けっこう間が開いてしまったので、まずは日誌的なメモから。 ○12日(水) いろいろたいへんだった。出向いた先で作業をする仕事の最中、ハードディスクトラブルに見舞われる。反省することしきり。 ○13日(木) ついにエアコンの出番。暑さというよりも部屋にこもる湿度が尋常でなく、「除湿」で対応。「冷房」はまだあとにとっておく。 ○14日(金) 夜、高円寺の「円盤」へ。川勝正幸さんと下井草秀さ...
オフサイドも知らないくせに
■未明にブラジルーガーナ戦を見る。戦術的なことはよく知らない。だいたい「オフサイド」についてさえよくわかってはいないのだ。けれども、ルールなど審判が知っていればそれでいいじゃないかと言いたい気分にさえなって、私はただ無邪気な人たちが見たい。いったん中断した試合がまた動き出すというようなとき、あるいはそれとはまた別に、試合中のふとした瞬間、ピッチに散らばるこの黄色い恰好をした人たちを見ていて、私は...
ひとのサイトを作っていた
■ちょっとしたご無沙汰。ここのところは自分のではない、ひとのサイトを作る作業がつづいていて(いや、元来そういう生業なんだけど、仕事とはまた別の方面でつづいていて)、それにかまけていた。ひとつは宮沢さんの「富士日記2」用に作ったスタイルシートの修正。稽古中に役者やスタッフへのメッセージを日記に書いて間接的に伝えるのと同様、宮沢さんはサイトの不具合も日記中に書くから、それを読み、急いで修正版のデータ...
三者の憂鬱
■村上ファンドのニュースをめぐる憂鬱な気分については、こっちの日記ではなくブログのほうに書いたけれども、結局私の場合それは「気分」以上のものではなくて、言及するにあたっての確かな立脚点のようなものは何もないのだった。ほんとうに、村上代表に関しては「顔が欽ちゃんに似てる」ことしか知らない者なのだ私は。いいじゃないか、似てるんだからそれで、と言いたいくらいである。 ■私の「憂鬱」はつまるところ、「恣...