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そういうの
■ひさしく『NAVI』を立ち読みしていなかった。だから数日前、ふと目にした自動車雑誌『CAR GRAPHIC』についてのニュースに、 CGの姉妹誌『NAVI』も2010年4月号をもって休刊しており、 二玄社、自動車雑誌から撤退…『カーグラフィック』新体制に | レスポンス自動車ニュース(Response.jp) とあって不意をつかれたのだ。古書店から取り寄せたその『NAVI』2010年4月号が届く。といって──いまごろそのことを知ったくらいであり──「クルマ好き」なのではない。連載コラム「ジドウシャ巷談 是々非々」の最終回が、やっぱり気になってしまったのだった。けっこうな長期連載だったはずであ...
吉沼の手紙
■終電で帰宅、郵便受けを確認すると封筒、差出人には友人の名がある。霧雨に湿ってやけに粘る糊につい引き込まれ、しぶといような手つきにさせられてやっと開ければ、レポート用紙二枚に手書きのこまかな字だ。 近況報告も兼ねて(こっち、あまりブログも更新してないし)手紙でも書こうかと。まあ、メールでいい話だけど、なんとなくだな。 レポート用紙の「Date」欄に律儀に埋められた日付は「2009.5.5」、封筒の消印は6日、友人にボールペンを握らせたのは連休後半を濡らした雨だったろうか。ってなぜこんな文体か。 ■中身はほんとうに(と断ることもないけど)近況報告だ。共通の友人である大竹君が東京に越してきている...
何とはなくて来て見れば
■あけましておめでとうございます。どちら様も旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。 ■左が今年の年賀状。白地の部分に手書きでメッセージを書くのだが、毎年、何を書いたものかとボールペンを手にしばし途方に暮れては、気づくとわけのわからないことを書いている。今年は、とりわけ吉沼に宛てたそれがまったく意味不明なものになった。申し訳ないとここで謝っておきたいが、ほんとうはそれ、「羽田のことはまかせた」と書いたつもりだったのだ(吉沼は羽田に住んでいる)。しかし気づけば「成田のことはまかせた」と書いていて、それをそのまま投函してしまった。意図の汲みようもなくただ眺められたか、羽田の書...
それ、雪降ってる?
■しかし「高菜句会」について、というかそこで発表された句について、これほど詳細に報告したのははじめてではないか。わたしが参加者各人の作風を丹念に拾い、周到に句会の雰囲気を伝えようとするその一方で、もうひとりの主宰である大学同窓の吉沼がブログに書くのは、じつにきっぱりとくだらない話である。笑った。 会場の利用は句会のみに限られることもあり、場所柄もあって、ふだん利用する人もあるていど節度がある様に想像されるが、中にはひどい利用者もいるのではないか。 終わった後の会場が、ペンキやげろ、その他いろいろな汚物にまみれているような状態で、これがわれわれの句会です、と笑顔で語るような俳句結社がないとも限...
続・第5回高菜句会報告
■ではひきつづいて先日の「句会」から。投句一覧および相馬作の句についてはきのうの日記でどうぞ。ところでいまさらだが、われわれは結社名を「高菜社(たかなしゃ)」といい、句会はなんとなく(おもに主宰者側によってのみ)「高菜句会」と呼ばれている。 はや三回目の参加(うち実参加が二回、句のみ提出が一回)となる南波さんの作風は、なんというか芯が太い。見たまま感じたままをつるつると手元に引き寄せたような素直な言葉の運びでありながらも、しかし一方でこの句はこうでしかありえなかったのだ、わたしの関節はこうしか曲がらないのだというような〈強ばり〉も感じさせ、それが魅力になっている。 「ろうそくは持ちたくないと...
句会の報告っす
■しかし11月はよく書いた。11月のページがタテに長いったらありゃしないことになっている。高校の同級でかつ誕生日(1975年11月18日)がまったく同じであるところの上山君にかつて指摘されたことは今年もまた恥ずかしいくらいに当てはまり、つまり「バイオリズム」ってやつか、毎年この11月前後、誕生日付近でサイトの更新が頻繁になるのはまったく意識してのことではないが、でもなぜかきまってそうなのは──そろそろ句点を打ってはどうかと思うわけだが──それこそがバイオリズムってやつのおそろしさか。 ■さて、先月30日に開催された「句会」の話。すでに書いたように江東区芭蕉記念館の研修室を借りて会場とした。広く...
ポシュテ・イズ・フリー/句会の報告はまたあとで
■29日、ポシュテを病院に連れて行く。回虫は陰性。三種混合ワクチンの一回目を打ってもらい、これでついにポシュテは「専用の部屋」から解放される。そんなポシュテは体重が1.07kgに増えた。ワクチン接種にあたってはまれにアレルギーショックを引き起こす恐れがあるそうで、注射を打ってのちすぐ帰らず、待合いで15〜20分ほど様子をみるよう言われるのだが、ポシュテはべつだんどうということもなく、それどころか、ひさびさカゴに入れられて運ばれた行きの緊張がここへ来てとけたか、申し訳にカゴに入れてあったボールのおもちゃで遊びはじめるありさまだ。病院の先生から「きょう一日はなるたけ安静に」という忠告があり、興奮す...
句会近づく
■岩波書店が出している雑誌『思想』の12月号はレヴィ=ストロース特集である。小田亮さんがそこに「真正性の水準について」という論文を寄せているらしいことで知ったのだが、小田さんのブログには11月25日刊行とあり、で、そこそこ早く帰れそうだったから夜九時までやっている立川の本屋に事前に電話し「置いてあるか」と確認したところ、「最新号はあさっての発売で、2冊入荷予定です」という答えだった。なんだ、まだ出ていなかったか。というか、「あさって」って「誕生日」だろ。そういうことなのか、岩波書店。 ■在宅仕事で依然忙しい妻だが、明日(27日)発売のNintendo DS用ゲーム「レイトン教授と最後の時間旅行...
句会だった
■「句会」だった。と、ついつい括弧にくくりたくなるのは、それがたいしてまっとうな性格のものではないからだが、開催するのはこれが四回目となる。前回が去年の秋。今回、七月のはじめに話が持ち上がったときにはまだ夏も本格的には到来しておらず、かぁーっと照りつける底抜けの太陽はおもに想像のなかにあって、先の夏を想い、いっそ句会を海でやるのはどうか、その場合には、ただ、句会の最中は泳ぎとか禁止にしないと駄目なんじゃないか、禁止しないときっとみな泳いでしまって句会どころではないだろうし、泳ぐことにべつに反対はしないものの、あるいは寝そべり、肌だけ焼いて帰る者など出ればそれはどこか腹立たしい。そこはまあ各自節...
六月のなごりとともに
■七月である。田中夢がそのブログに、 [チェリーブロッサムハイスクールの舞台を観たあと──引用者]知っている人に会うのが恥ずかしいほど、どうでもいい格好でぼんやりしていたからさっさと帰った。メールチェックしたら「もっと君の作品が見たい」と友達からあったのと、役者さんの熱気がまだ体にまとわりついたのでドキドキしていたけど、外に出たら暗いしっとりした空気だったのでどうにかして拭ってくれないかと伊勢丹前を跳ぶように走った。 季節はこんな時期がいい。初夏。: 田中夢のメンペモ と書く七月だ(「季節はこんな時期がいい」は、『ニュータウン入口』で田中さんが演じた「オブシディアン」のセリフ)。さらにその前日...
ひきつづき句会のこと
■28日に開かれた句会だが、合評の模様を採録した冊子は作るつもりでいる。そうして参加者の面々に配ろう。今回はほとんどが初参加の人たちなので、前回・前々回のときの冊子もいっしょに渡せればいいのではないかと思うが、むかし作ったものは全部配ってしまって手元に在庫がなく、そのデータがどこにあるかというのも探してみないとわからないことになっている。 ■DVテープに録画したものを確認し、音声ファイルに書き出す。ただ残念なことに、途中テープ交換をすっかり忘れていて、合評のうち「宵いまだ黒ぐろとねる秋なすび」の途中から、「はなくちとおるきんもくせい」までの分がないのだった。これらについては吉沼と協力し、記憶を...
句会
■句会だった。会については追ってくわしく書くけれども、最後の句の合評が終わったとたん、どっと疲れが出たのだった。基本的にとても静かな会だし、私も、流れをつくるために意識的にしゃべっていた面はあるものの、しゃべり倒すなどというわけもなく、ごくごく普段どおりに過ごしてしまったとすら反省しているくらいだが、終わってみたら、ぐったりしてしまった。それで、だから、帰り路で南波さんから近況を聞いたときもひどくぼんやりしていた。別れてから、いまのはもっと喰い付いていろいろ聞き出すべき話題だったんじゃないかと思い返すような具合だ。へえー、あそうですか、南波さん。それはそれは。 ■ぼんやりしたのは、そのとき、帰...
句会へむけて
■少し前に[8月5日付]、大学同窓の加島さんにむけた呼びかけとして書いていた例の「句会」だけれど、開催にむけてちょっとずつ、何人かに声をかけはじめている。開催日は10月中の土・日・祝日のどこかということで考えはじめたが、おそらく、このままいけば10月27日(土)か28日(日)のどちらかになるだろう。場所、どうしようかな。ま、参加者の足の便のことを考えず、どこかに場所をとる面倒だけを避ければ立川のわが家でやるという手もあるけれど、参加人数によっては無理がある。やっぱりどこか会議室のようなところを借りるべきか。ちなみに第一回のときは参加者のひとり・吉沼のアパートの部屋だったが、そのときは四人だけだ...
同窓会
■立川では今夜、国営昭和記念公園の花火大会だったが、それを目指して早い時間からぞくぞくと押し寄せる人の波に逆らい、夕方新宿方面へむかったのは例の(7月4日の日記に少し書いた)、成城大学「石原千秋ゼミナール」同窓会があったためだ。 ■同窓会といっても同期の一学年が集まるのではなく、石原先生が成城大学に在籍した十年間の全ゼミ生に呼びかけたもの。頼りとする大学の名簿の限界(最新の住所を把握しきれていない可能性等)はあるだろうからほんとうに全員に呼びかけられたかはわからないが、石原先生曰く十年間でゼミ生はおよそ百二十名ほど、そのうちの四十名弱が集まった。私や吉沼は、その十年間のだいたい真ん中ぐらいに位...
遙か遠い道の話(嘘)
■いまさら私に言われるまでもないのは知っているが、南波(典子)さんの日記がいいね、まったく。今回(7月2日付の分)もまた、日記ってやつはやっぱりこう書きたいものだよと思わせられる文章のリズムである(って南波さんのあれ、形式としては「日記」じゃなくて「書簡」なわけですけどね)。ぜったいならないと思うけど、あれかな、とりあえず「です・ます」体で書けばああなるのかな。ぜったいならないと思うけど。 ■アマゾンから届いたのは『Michael Palin Diaries 1969-1979』。去年出版されたマイケル・ペリンのモンティ・パイソン時代の日記。洋書です。しかも六五〇ページ超の大部でかなり分厚い(...
謝辞
■みんな、ありがとう。11月5日付の日記をありがとう。 ■結局、4人の知人から4つの日記が届き、掲載したのはそれらを切り貼りしたものである。4人というのは送ってくれた順に、恭子ちゃん(上山君の奥さん)、吉沼、上山君、永澤で、前3者は5日以前に送って寄こし、永澤だけが6日に、おそらくほんとうに自身の11月5日の日記なんだろうと想像されるものを書いて寄こした。切り貼りした結果使っていない部分になるが、永澤の日記の書き出しは、 今日は予定外の仕事. やっと会う約束まで出来たのに,それがつぶれてしまったよ. というもので(ちなみに永澤はいつも句読点に「.」「,」を使うが、掲載時にそれだけ修正させても...
80'sニューウェーブ成分解析
友人の吉沼が「こんなのもある」として紹介していた80'sニューウェーブ成分解析。 吉沼の結果と同様、本名の「相馬称」でやるとほとんど馴染みのない結果になり、しょうがないからデジタル上の署名でよく使う「SOMA Hitoshi」を試すと、これはかなり自慢のできる結果に。何の自慢だか知らないけど。 SOMA Hitoshiの64%はMELONで出来ています SOMA Hitoshiの23%は細野晴臣で出来ています SOMA Hitoshiの9%はDEVOで出来ています SOMA Hitoshiの2%はプラスチックスで出来ています SOMA Hitoshiの2%はヒカシューで出来ています...
栃木に来ている
■会社を定時にひけたあと、一路、電車で栃木を目指す。新宿からは新宿湘南ラインに乗ったがちょうど混雑時で、こっちはスーツケースなどもあり大荷物だからと、ここはひとつグリーン車ってやつにはじめて乗る。Suica をもっているとホーム内にある券売機でグリーン券が買えるのだが、あらかじめ料金をたしかめずに券売機をいじっていたら、それ、950円もする。500円ぐらいのつもりでいたが、グリーン車を甘く見ていた。そして、この「Suica グリーン券」てやつがすごいことになっている。細かい描写をするのはいまは面倒なので次の機会にゆずるが、とにかくシステマティックなのだった。 ■栗橋駅へと向かう電車のなかで1...
それにしてもなぜ、足が筋肉痛なのかがわからない
■高校の同級である田村君の結婚式が来月に控えている。準備のいい(というか、ふつうそうしたものなのだろうか)田村君から招待状が届いたのはあれは引っ越してまもないころのことだからまだ2月の中旬で、この二ヶ月間、だいぶ先のことだとばかり考えていたらもうそこに迫っているのはどうしたことか。友人代表のスピーチと、余興をたのまれているのだった。 ■何か間違ってはいないだろうかというのは、友人代表のスピーチだ。友人代表かよ、俺、と思わないでもない。同じ高校の同級である永澤は田村ともっと旧く、幼馴染みの間柄だったはずで、すると最初永澤のほうに打診があったと考えるのは自然で、永澤のことだから「俺は無理だよ」と...
瑣末
■中学の同窓会に出席するため実家の下館へと向かう東北線なかで、モーリス・ブランショの「謎の男トマ」を読みはじめる。なんとも久しぶりに「小説」に──あるいは「フィクション」に──手をつけた気がする。直前に、電車待ちをする新宿駅構内のコーヒー店で読み終えたのは、ちくま新書の佐藤卓己『八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学』だし、その前に読んでいたのは同じちくま新書の石原千秋『国語教科書の思想』である。何度も書くようだが、石原先生は大学のときのゼミ担である。 ■ごく久しぶりにネット上の日記を更新するべく、こうしてコクヨの小振りのノートに極細軸の水性ボールペン──まさしくモバイル(!)──でその下...