遊園地再生事業団では新作公演(2010年秋)にむけ、出演者オーディションを開催します。
- July 29, 2009 12:06 PM
- activities news
実施要項や応募方法等の詳細はこちらのページを参照ください。そちらにて応募用紙(PDF)のダウンロードも可能です。応募の締め切りは9月1日(火)必着。郵送による応募のほか、メールにても応募用紙の提出が可能です。一次審査(書類選考)を経て、二次審査(面接および演技審査)は森下スタジオにておこなわれます。
といったわけで、では、主宰・宮沢章夫さんのオーディションにむけた言葉をいくつか。
『STUDIO VOICE』休刊
じゃあそれほど熱心な読者だったかといえばそうでもなくて、むしろ逆だったりもするんですが、まあ、こうした報に触れたとき、さほど主体的に関与していないものについてのほうが単純に驚かされ、「えっ」と思ってしまうってことはあるかもしれません。受け手としてであれ主体的に関与しているものだと逆に、いわば(できる/できない/する/しないとはべつのレベルで)「じゃあ、おれが」って気がどこかおこることでカバーされる面があるせいでしょうか。
だからまあ、その、さしあたり「えっ」てだけなわけですけど。
Twitterでつぶやき情報が廻って来たので、編集部に確認の電話をしたところ、松村編集長が電話に出て、「そうなんです、次の8月6日売りで休刊となりました。編集会議はこれからなので最後の特集はまだ決めていません」とのこと。
インファス・パブリケーションズの経営的判断ということです。
webDICE - TOPICS - STUDIO VOICE 8月6日発売号で休刊!!
ニュースとその反応についてはここによくまとまってます。というかそこで知りました。
松倉如子のニューアルバム『パンパラハラッパ』はどうだ
松倉如子のニューアルバム『パンパラハラッパ』は6月17日発売。アマゾンでも購入(現在は予約)が可能だ。
いま書店に並んでいる『STUDIO VOICE』7月号の第二特集「Jポップ・アンダーグラウンド」では、「NEW FOLK FILE 新時代の『うたもの』アーティスト・ファイル」として七組の注目アーティストを取り上げている(p.57)が、もちろん、そこにはしっかりと松倉如子のあの顔もある。一ページに七組という小さめの扱いながら、そこでニューアルバム『パンパラハラッパ』を「激MUST!!!」とし、松倉のことを紹介しているのはライターの「ばるぼら」さんである。
全国各地をまわる「パンパラハラッパ発売ツアー」も組まれているようだが、まずは6月14日、池袋シネマ・ロサでその生歌を聴くのはいかがか。その日、高橋明大監督『最後の怪獣』(21時〜レイトショー)の上映前には、同作品の主題歌を担当した「松倉如子 with 渡辺勝」のライブが予定されている。
しかもだ。聞けば、14日の会場ではニューアルバム『パンパラハラッパ』の先行販売もおこなわれるというじゃないか。
これはぜひ、14日の夜は電車代と映画代(当日料金は1,000円)とアルバム代(2,500円)をまとめてポケットにねじ込んで、べつにポケットにねじ込まなくてもいいけど、まあ、財布に入れるとかね、そのへんは各自考えてもらうとして、さあ、池袋シネマ・ロサへ行こうじゃないか。
『映像作家100人 2009』
というわけで、そうまあきら(相馬彰)が『映像作家100人 2009』に載ったようだ。兄(次兄)である。七つ上の兄だ。七つ上である。兄なのだった。兄なんじゃないかな。七つ上である。兄だっけか。七つ上だからかなあ、兄なのは。わたしはあとで生まれたからよく知らないのだ。
ひょっとすると日本に映像作家は100人しかいないのかもしれないが、ま、だとしてもいいじゃないか。去年おととしと『不思議の国とアリス』という自主制作CGアニメーション映画に専念していたため、兄はかなり貧しいことになっているようだ。兄に仕事をたのむならいまである。なかなかいい仕事をするともっぱらの評判だす。
そのむかし高校生の兄が彼女を家に連れてきたとき、小学生だったかのわたしがお茶菓子を兄の部屋に運べと親に言われたかしてその用を足しに部屋に行くと、兄は彼女とベッドから顔だけ出してわたしを迎え、じゃ、そこ置いといてかなんか言ったのだったが、なぜ、いまそんなことを思い出したのかわからない。そして、なぜそのことを思い出すままにキーボードで打っているのかもわからない。
そんな兄もいまや映像作家である。わたしは来年高校だ。
というわけで、兄をどうぞよろしく。
『白井晃 アクティングセッション&ワークショップ』、10月12日、茨城県筑西市にて
たのまれたので、また告知をひとつ。
『不思議の国とアリス』のDVDを店内で取り扱ってくれていることでも知られる、茨城県筑西市のカフェ「太陽と月の珈琲 camino cafe」のマスターは長兄の同級生だそうで、そんな情報はどうでもいいものの、また、かつて「遊◎機械/全自動シアター」に所属した元役者さんでもあるそうだ。「カフェ文化の再考と舞台及び演技芸術の地域振興に貢献してゆきたい」というそのマスターの思いがこのたび、ひとつの企画として実を結ぼうとしている。
白井晃 アクティングセッション & ワークショップ
★演技・演出・表現のための技法〜表現芸術に関わる全ての方へ★
BSジャパン「天下統一CG将軍2」(10/4)に兄とその作品が出ます
というわけで告知。BSジャパン(テレビ東京系列のデジタルBS放送、7チャンネル)にて放映される「天下統一CG将軍2」という番組にて、兄(そうまあきら)がとり・みきさんとコラボレーションしたCGアニメーション作品が流れる模様。番組の収録は先日済んでいて、兄も出演しているらしい。10月4日(土)、21:00〜22:55。デジタルBSの見られる環境の方はぜひどうぞ(追って地上波=テレビ東京での放映もあるかも、とのことだが未定)。
『不思議の国とアリス』DVD発売
- April 26, 2008 12:34 PM
- activities kaasan news
ついにDVDの発売です。というか、発売は一週間ほど前にしてたわけですがやっとウェブ上から注文いただけるようになりました。自主制作による3DCG中編アニメーションです。足かけ十年近い制作期間を経てのリリース。私も本編の声の出演と一部脚本協力、ウェブ制作協力で参加していて、監督(企画・脚本・編集も)は次兄、そうまあきら(相馬彰)です。
原作はルイス・キャロル『不思議の国のアリス』、舞台はデパート(そこには何でもあるのに、自分のものは何ひとつない!)。
キャロルとヴィトゲンシュタインの、デパートでの出会い──といったそれらしい(わけもなくワクワクしてしまうような)謳い文句を付けることも可能ですが、けれど中身はバカ話、態度において原作に忠実な、ただのバカ話。あるいはでたらめ、ノンセンス。たわむれに生起した〈オハナシ〉ではあるけれど、あらかじめ〈物語〉が用意されているわけではなく、現にそこに起きていること、起きつつあることや、登場者たち相互の雑多な関係性というもののほうにより力点が置かれています。
ある意味、そこで目指されているのは「リアル」なるもの──神話的で、ゆえに現実的であるような「リアル」です。リアルな、あるいは実写的な3DCGといったときに想起される一方のベクトルに、たとえば「ファイナルファンタジー的なるもの」があるんだと思いますが、それとはまったく異なる志向/嗜好/試行のもとに、『不思議の国とアリス』はリアルを目指します。デジタルゆえにつきまとう「画面(世界)の完全静止」にあらがうためのキャラクターの「呼吸」、CGアニメーションに似つかわしくない長回し、安易なピント技術の拒否(パンフォーカス効果)等、試されていることはさまざまです。
といった能書きを、これもやっぱり省くとして、つまるところここには、監督にとっての快楽原則につらぬかれた純粋な58分25秒があります。ここには「そうまあきら」がいます。そう書くことには、無名作家であるこの場合何の説得力もないわけですが、私はしかし、「そうまあきら」を推しますね。観客として、弟として。
作品詳細やご購入、あるいは予告編(高画質なそれ)等こちらから。予告編を含めたいくつかのムービーはYouTubeでもご覧いただけます。その一覧はこちら。
今日深夜NHK衛星第2で『モーターサイクル・ドン・キホーテ』
速報(いま知った)。
今日深夜、NHK衛星第2で『モーターサイクル・ドン・キホーテ』やります。
NHK衛星第2「ミッドナイトステージ館」
9月18日(月) 前0:55〜3:27(17日深夜)
[インタビュー] ゲスト:宮沢章夫 聞き手:林あまり/鈴木裕美
[舞台中継] 遊園地再生事業団プロデュース 「モーターサイクル・ドン・キホーテ」(横浜赤レンガ倉庫・2006年)
作・演出:宮沢章夫
出演:小田 豊、下総源太朗、高橋礼恵、岩崎正寛、鈴木将一郎 ほか
そうですか。「村上代表を立件へ」ですか。
タイトルのかぎ括弧内は6月3日付けの朝日新聞・朝刊の一面見出しだけれど、その前日の朝刊──「村上ファンドを捜査」の見出し──を目にしたときに心に浮かんだのは、ああそうですか、というひどく力のない思いだった。ああそうですか。
やっぱり地道に働かなきゃだめだってことだよ、とそのニュースに嬉々とした表情を浮かべ話す者の声が聞こえる。ああそうですか。これはそういうニュースですか。──でも、そうなのかもしれない。これは、まさしく「そうしたニュース(として受容されるべく流されているニュース)」なのかもしれない。
迂闊なことは書けないので様子を見た。なにしろ、村上代表に関しては「顔が欽ちゃんに似てる」ことぐらいしかわかっていない私だ。「裏紙」はこのニュースをどう書くのだろうと待っていた。資本主義市場の側からの透徹した視線で、こうした話題を扱うブログである。待っていると記事が更新された。「『またか』という印象」であると述べてから、「裏紙」の山本さんは次のように書く(ちょっと長いんですが、うまく一部を抜き出すことができないので以降の全文を引用します──リンクを張って済ませずに全文引用するのは、このニュースへのおそらくは「まっとうな感想」だと思われるこの文章をなるべく読んでいただきたいから)。
ゴールドライタン復活
バンダイは、25年前の人気アニメ「黄金戦士ゴールドライタン」を復活させた「超合金魂 ゴールドライタン」を7月に発売する。ターゲットはかつてゴールドライタンで遊んでいた25〜35歳の男性だ。当時の玩具を復刻したセットも発売する予定。
ゴールドライタンは1981年、ライターがロボットに変形するという「画期的なTVアニメーション」(同社)として人気になった。新製品は、主役メカ「ゴールドライタン」を現代の加工技術で復活させた超合金玩具だ。ITmedia News:大人の超合金「ゴールドライタン」
ついライターを忘れて出かけ、出先で百円ライターを買っては、「また買ったでしょ?」と妻ににらまれている。引っ越しの折りに妻を呆れさせたが、わが家にはおびただしい量の使い切っていない百円ライターがあるのだった。軽佻浮薄な百円ライターだからいけないのだ、だから忘れるのだ、ということにして、この際これにしようかな。使わないだろうなあ。って、これ、記事からはもうひとつはっきりわからないんだけど、火つくんだよね? 6,300円(税込み)。