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気持ちのいい連中 (Fine Pixes)

先達として

先達として (2001.09.05)

  • というわけでごじゃまして、センチュリーの「ブルーライト角マウス」を購入しました。Appleの純正角マウスを手放さなければならないがためにG3やG4の購入をためらってきたような人たちをして、「むむ?」という気を起こさせた同製品は、「角マウスを忠実に再現」しつつ「USB」で「光学式」であることを謳っています。肝心の「角マウス具合」についての評価は、個々人がそれぞれ営んできた「手のひらと角マウスの関係」に根を張る問題ですから一概には言えませんが、少なくとも当方、なかなかアリなのではないかと思っていた矢先のApple Pro Mouseに、戻る気はさしあたってありません。「これがもうちょっとこう…」という不満を突き詰めていくと、それは例えば「マウスボールでない」といった原因に突き当たるような気もします。

    ブルーライト角マウスにかぎった話ではなく、サードパーティ製のUSBマウス一般に言えることのようですが(つまり悪いのは「純血思想」を強めているAppleの方だと思しいのですが)、キーボード側のUSBポートにつなぐとポインタが言うことをききません。うちのOS 9.2の環境では、Kensingtonの「MouseWorks 5.6」というユーティリティーを入れてあり、その状態だと使い物にはならない程度に動きますが、さてはこれが原因かと思い同ユーティリティーを外したところピクリとも動きませんでした。OS Xでは言わずもがな。というわけで、本体側のポートに(ハブを経由するなりしないなりして)つなぐ必要があります(そうすれば問題なし)。

    写真右側がApple Pro Mouse、下に敷かれている黒いのはパワーサポートの「エアーパッドプロ(Apple Pro Mouse用セット) 」。Apple Pro Mouseと組み合わせるのであれば、このエアーパッドプロはおすすめです(黒は光の乱反射を防ぐので光学式マウスと相性がいい、という論理にも合致して心強いところです)。がしかし、ブルーライト角マウスに用いるのであれば不適です。というか駄目です。どのような別の論理が絡むのか分かりませんが、原因はどうも「ブルーライト」だということに関係するようです。同製品にはWindows相手の「Intelli Mouse等光学式マウス用セット」もあって(といってもパッド自体は同じ。マウス側にくっつけて使う付属品の形が違うだけ)、そちらのパッケージには「光学式マウスの発光部の色が『赤以外』(ブルー、オレンジ、グリーン等)では、うまくポインタが動きません」という注意書きシールが貼られてもいます。(Apple Pro Mouse用セットのパッケージには、Apple Pro Mouse(=赤色)だけを相手にしているからか、注意書きシールが貼られていないので注意です。)

    会社の人からお土産にもらったパーカーのボールペンは書きやすいのですが、なぜかバンバン=ビガロっぽいです。

    というわけで、ある程度の試行錯誤の末、マウスパッドはこういうものに落ち着きました。それほど落ち着いてもいない柄ですが、ポインタの動きの確実さで言えば今のところベストで、光学式マウス対策のポイントとしては「光の乱反射防止=黒」の他にもうひとつ、「単色でなく、表面に不規則な模様のある方がマウスの移動を感知しやすい」ということがあるようです(写真のものは、その点を売りに作られているサンワサプライの「MPD-OP14W」です)。

    以上、まあ、先達としての報告。

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