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May.
2005
Yellow

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/ 11 May. 2005 (Wed.) 「海へ?」

ごく安いワインをペリエ で割り、レモンを搾ったもの。村上春樹の小説に出てきておいしそうだった、と言うのは妻である。妻はいま『象の消滅』 を読んでいる。私は読んでいない。

ほかに無沙汰のあいだのことといえば、Mac OS X の「Tiger」 を家の PowerBook にインストールしたことだ。よく知られているように「Tiger」というのは「バージョン10.4」にあたるこの OS の開発コードネームで、それは「007」というスパイのコードネームが敵側に広く知られているという事態に似て、考えてみればちょっとよくわからないことになっているのだが、「バージョン10.2」のときの「Jaguar」以降、パッケージにもその名前が印刷されるようになってすっかり商品名としての扱いを受けるようになっている。

関係ないが、上の画像を用意するのに「Panther」(10.3)のパッケージの写真を探していて、それで検索結果のなかにあったのがこのページ(「Panther」を扱った海外ショッピングサイトの、現在は機能しているのかわからない商品ページ) だが、じつにくだらないことを報告して申し訳ないけれども、そこにあるパッケージ写真をクリックしてみてほしい。よくある仕組みで、パッケージ写真の下にある「Click here for a larger image」の説明を待つまでもなく誰もが期待するようにより大きな商品写真が表示されるわけだが、びっくりするのは「ほんのちょっとだけ大きな写真」が出てくることである。
なお、「Jaguar」以降のものに比べればあまり知られていないが、「10.1」は「Puma(ピューマ)」、「10.0」は「Cheetah(チータ)」で、つまり「ネコ科の大型動物シリーズ」になっている。「10.5 は『Lion』で、それでネコ科シリーズは終わり」といったまことしやかな噂もあり、それは非常に穏当な流れのように聞こえるが、しかし私が期待するのは、次に思わぬコードネームがあらわれ、これがじつは「ネコ科の大型動物シリーズ」ではなかったことが判明するという驚天動地のシナリオだ。「そっかあ、そういうつながりだったのかあ」といったような、きわめてアクロバティックな何か。なんだそれ。

夜、上山君の日記 をチェックするとそこには、

 昨日ふと思い付いたことで、恭子さん意外には全く誰にも相談していないのですが、7月の海の日の三連休を使って、「海の日に山に行く会」をしませんでしょうか?行き先は永澤君のいる長野県希望。

 とあって、じゃあ、われわれは海に行こうかと考える。海の日だし。むろん場所は長野県でだ。あてどもなく、長野県で「あると信じた海」を探しあるく三日間である。どうだろうか、といったことを妻に言うと、「じゃあ、私は山にする」と言った。

本日の参照画像
(2005年5月13日 17:38)

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