/ 12 May. 2005 (Thu.) 「バナーの快楽について」
■ページの右上に出てくる「468*60ピクセル」サイズのバナーは、何枚か(現在は4枚)あるなかからアクセスのたびにランダム表示させているもので、だからあるいはまだ見ていない人もあるかもしれないが、この日追加したのはこうした1枚だ。
リンク先も用意してあって、クリックするとここ へ飛ぶ。いやまあ、何のことだかわからないと思いますが、これは結婚式および披露宴の模様を撮影したビデオのことを言っていて、当日それを撮影してもらったのが友人の吉沼だ。編集をし、DVD にまで焼いたものを元素材の DV テープとともに送ってくれるというたいへんな張り切りに満ちた吉沼からの提案は、たしか二次会の席でそう言っていて、それどころではない忙しさからこちらが解放された今日このごろ、ふと気がつくと、以来その件で吉沼からは何の音沙汰もないのであり、そこで呼びかけてみたのがこのバナーだ。
■呼びかけてみるもので、明けて13日の朝、吉沼からメールがある。
作業(切ったり貼ったり)自体はそんなにかからなかったものの、レンダリングというのか? AVI→MPEG2への変換とか、何かやるたびに十数時間の「待ち」があり、思ったように進まず
で、じつはGWの終わりの方にいったんは完成を見たものの圧縮モードの設定などのせいか、ひどく画質が悪く再度圧縮し直している次第で、いまも自宅でカリカリいっているところ。最近のHDは、カリカリいわないか。サーとか、うーとか、まあそんな。
そうだったか。まあ、MPEG2変換ってやつの「待ち」に関しては私も経験があり、あるいはそんなことではないかとも思っていたが、しかしひょっとして「え? ビデオ?」といった反応が吉沼から返ってこないともかぎらず、ここらでひとつ催促しておくべきかとバナーを打った。どうやら忘れずに(どころか誠実に)作業を進めていてくれたようで、それはなんともありがたいかぎりだ。
いきおい作ってしまったもののバナーとしてさらによくわからないことになっているのであり、なんでもバナーにすればいいというものではないということの証左のようにしてこのバナーはあるが、またその一方でどんなメッセージであれ、バナーにしたとたん、バナーという形式それ自体がそのメッセージ性を保証してしまうという「フォルマリズム」的な側面も少なからずあるのであって、それを見逃すことはできないにせよ、いまのは、単にひさしぶりに「フォルマリズム」とか言ってみたかったということが正直なところあり、さらには言えば単に、
を作ることは気持ちがいいといったことがあるのだった。で、吉沼曰く、
今週末には発送できる目論見です。
とのこと。「音楽や効果はナシで3時間弱、2枚組(挙式編・披露宴編)となって」いると予告があった。期待して待ちたい。
■ほかに、もっと書いておくべきこともあったように思うものの、遊んでいるうちに終わってしまいました。
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