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Jun.
2006
Yellow

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/ 26 Jun. 2006 (Mon.) 「日記のなかへ」

これまでまったく死蔵していた「.Mac」サービスの「iDisk」を使ってみようとしたところが、転送速度が遅すぎてどうにも使い物にならない。アップルの Discussion Boards に寄せられた情報によるとこれは日本のユーザーの場合には現況、誰でもこの程度の速度なのだそうで、米国に置いてあるサーバを利用していることに起因する物理的な遅滞らしい。「iDisk」はあきらめた。
ごくごくひさしぶりにコンタクトレンズを嵌めて過ごす。ここしばらく眼鏡のフレームの歪みを直さないまま掛けていた。するとどうにもだめだ。眼とレンズとの距離に違和感があると集中力に影響する。今日ようやく眼鏡屋へ行き、フレームを調整してもらった。コンタクトもいいが、これはこれでどうしても眼に酸素が行かなくなる。ひさしぶりだったが一日でまた飽きた。会う人会う人に「あれ、眼鏡は?」と聞かれるのも少しうんざりだし。ついつい「してないよ」と答えるが、それ、答えになってない。「キミ、勝手にコンタクトに変えて済ましているが、そういうものではないよ。あの眼鏡は長年キミの顔の上にあって、われわれはあの眼鏡をもとにキミというものを判別していたのだ」と百閒先生なら言うか。
『ハンガリー事件と日本』(中公新書版)を少し読み進め、今日は『青春の墓標』に手を出した。面白い、と書くのはやっぱり不用意かもしれないが、でも面白い。
『青春の墓標』は古本なのだが、冒頭近くに前の所有者によるものと思われる書き込みがあった。

(新興宗教やファシズムや流行歌といったものの)魔手はいつも、大衆の微妙な心理状況と、ムードと、精神構造と、不満のすきまに的確にしのび込む。ぼくは歴史を学んでも、経済を学んでも、いつもそのことは忘れまいと思うつもりだ。そして、言葉なり、文字なり、音楽なりで人々を感動させねばならないのだ。「論争」で心から納得する人間はない。[強調は引用者]
「中原素子への手紙 四月十一日」/奥浩平『青春の墓標──ある学生活動家の愛と死』(文藝春秋)

という箇所の、強調した部分に傍線が引かれ、余白まで矢印を引っ張って前の所有者は思わずペンでこう書いた。

イギナシ!
即ち,マスヒステリー状況を作り出すコト.

 いささか気になるのは、この人による書き込みが本書のなかこの一箇所だけで、以降、まったく書き込みがないことだ。ひょっとしてこのあと読んでないんじゃないか?と思わせるだけの勢いが、この書き込みにはある。
眼鏡が復調したことに気をよくしたか、あることに手をつけはじめる。去年は結局断念した、とあるもの。今年を逃すともう機会はないんじゃないかと思われるから、なんとかかたちにできればと思うが、どうだろうなあ。

(2006年6月27日 12:24)

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