10
Oct.
2006
Yellow

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/ 9 Oct. 2006 (Mon.) 「快晴の週末」

無印良品の「公園の時計(ラージ/黒)」。

これなんだけどどうかなあ、南波さん。あるいは荒川。

ピー。「後頭部」でブレイクする直前の一枚。

さあ、心機一転だ。いや、べつにとりたてて何がってわけでもないのだが。
写真の説明から片付けよう。1枚目は先日買った腕時計だ。無印良品の「公園の時計(ラージ/黒)」。店頭での衝動買い。「駅の時計、公園の時計。」というシリーズで、公園の時計にはスモール、レギュラー、ラージがあり、それぞれの革の色違いなど十数本の腕時計が陳列棚には並んでいたが、それぞれがてんでんばらばらの時刻を指しているのを見ながらふと気がついたのは、時計の針ってやつは何時何分を指していようがどれも既視感があるということだ。三十年生きていたとはいえ、厳密に言ったらまだ見ていない「何時何分の針のかたち」というのがあるにちがいないと思うのだけれど、文字盤を見れば途端にすでにどこかでその時刻を見た気がする。不思議だ。だいたい似てるからか。
2枚目は、Mac Pro にその座を取って代わられた Power Mac G4 733MHz。OS9起動できるマシンとしてはほかに PowerBook G4 867MHz(妻のマシン)があるし、実際のところこれはもう使わないだろうなあという一品。アップルとソフマップが協同してやっている下取りキャンペーンに出すつもりでいたものの、なぜか腰が上がらず、まだ手続きを進めていない。知人に売るといったって、いまどき「G4 733MHz」じゃあ誰が買うんだ、と思っているとふたり浮かんだのは南波さんと荒川。南波さんはボンダイブルー、荒川はグレープの iMacユーザーで、このふたりのいずれかであれば「慣れ親しんだOS8〜9の資産も活かしつつ、世間との互換で困ったときには最新OS(10.4)だってまあまあ動かせる、この橋渡し的マシンをいま、お安く」という謳い文句にそれなりの訴求力があるかもしれない。どうかなあ。いっしょに写っている 17インチの Studio Display もお付けします。この日記が目にとまったらご一報を。
3枚目はうちの猫。いま、「後頭部の毛の具合が小学生に似ている」と大人気のピー。

雨のために進みの遅かった庭の工事はこの週末にどっとはかどった。大工仕事的な部分はあらかた終わって、あとは植栽の作業が残っている。
日曜(8日)の夜、NHK教育テレビで『エンドゲーム』をやっていた。その朝、新聞のテレビ欄に見つけて小躍り。観たかったが行けなかった。放映に気づいてさいわい。ひとことで片付けるのもなんだが、面白かった。

今までは『勝負の終わり』と訳されてきたのだが、本来チェス用語の「終盤戦」(それもただの終盤戦では実はない。キングとポーンだけが盤面に残った行き詰まりの状態を指す)をタイトルに持ってきている戯曲なのだ。俺が数年かかってこの間訳し終えたデュシャンのチェス本も、まさにそのエンドゲームをめぐる規則についての書物である。
 それが今回、まさにそのチェス用語のまま訳し直されるのだから貴重。ベケットはデュシャンとチェス対戦もしていますので、俺が見ないで誰が見るという舞台です。
2006/9/21|readymade by いとうせいこう

 というこのタイトルに関する知識はかなり鑑賞の手助けとなる。それにしてもやっぱりキーワードはチェスか。覚えようかなあ、チェス。妻はチェスができるのだ。教えてもらおうかと思うこのごろ。

本日の参照画像
(2006年10月10日 17:03)

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