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Aug.
2007
Yellow

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/ 12 Aug. 2007 (Sun.) 「またいつでも交換しよう」

2004年に「web-conte.com」のドメインを取り、散らばっていた複数のサイトを統合した折り、過去のコンテンツたちもなるべく同じ(新しい)枠デザインのなかに組み入れてサイトの整合性を高めようとしたのだが、ま、とくに「Red(Superman Red)は厖大で、かつ手書き制作だから途中で力尽き、「これはいいか、このままで」と古いHTMLのままに放置していたページたちがいくつかある。このあいだ、じつに6年ぶりの更新だったことを報告した「広川太一郎データベース」もそのひとつ。
で、「広川太一郎データベース」のリニューアルをとおして、ほかのコンテンツにも流用できる共通フォーマットのようなものができたから、あとはぐっとラクだろうという思惑のもと、ひきつづき「多者の交換日記」「気持ちのいい連中」「ハーポがしゃべった!」「空飛ぶモンティ・パイソン、スケッチ台本の和訳」をデザイン変更した。あと、「コーナーの日記」の2002年6月以前の分もそれ以降のフォーマットに合わせた。
そんなことをしている場合かよ。
作業のなかで自然と自分の昔の文章たちに出会うかたちになって、むろん出来不出来はさまざまだが、書いたことをすっかり忘れていたものなどもあり、案外面白いのでびっくりした。たとえば「多者の交換日記」というのは2001年7月〜2002年7月までつづいた企画で、一言でいうと〈署名を交換〉する交換日記である。投稿フォームを設けて私(相馬称)の日記を募集、書いてくれたその人の日記を私が書いて、両者を同時に掲載する。「で、結局何がしたいのか」ということがもうひとつ判然としない企画ではあるが、当時は〈個人ホームページなるもの〉についてしばしば考えていた時期で、これは何だろう、〈個人〉を融解させようという試みだったのかな、ちがうか(運営上「署名が交換されている」というルールは明かされているから、当然融解なんかしないわけだけど)。こういったものはむろん、企画がじっさいに進行しているなかでしか生まれない楽しさがあって、その〈出来事〉性に支えられていた部分などは〈当時〉を共有していない人が読んだときに「もたない」わけだが、でもまあ自分で読み返すに、結局書く段になれば企画の意図などまっさきにどうでもよくなっていることがわかり、単純に「相馬称」という署名から解放されて「なんでもいいのだ」というその状況を謳歌していたように見えて、たとえば、2002年4月4日の「まくらざか」さんとの交換日記で私が書く「まくらざか」さんの日記はこんなにでたらめだ。

思い出したが、私は禁煙中だ。
禁煙中だということを忘れて、この十数年たばこを喫ってきてしまったのは、まったくうっかりしていたことだ。スパスパ喫っていた。
それで思い出したが、新聞を発明したのは私だ。自分で発明したことも忘れて、毎日読んでいたのはまったくうっかりしていたものだ。
スパスパ喫っては読んでいた。
(まくらざか)

「気持ちのいい連中」は同じ時期に設けたコーナー枠で、〈デジカメ写真日記〉というものに手を付けたはじめのもの。そのころ使っていたデジカメが「FinePix」シリーズの「50i」で、そこからコーナータイトルを「Fine Pixes」と付け、さらに意訳して「気持ちのいい連中」である。どんなものをアップしていたかほとんど忘れていたのだが、「思いがけぬこと」はちょっと自分で笑ってしまった。思いがけなかった。
などなど。
先に触れた「多者の交換日記」だけど、デザイン変更ついでに「相馬の日記を書いて送る投稿フォーム」もメンテナンスしておいた。いままた私の日記を書いてくれる者さえあれば、いつでも交換しようと思う。

(2007年8月13日 19:22)

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