10
Oct.
2007
Yellow

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/ 16 Oct. 2007 (Tue.) 「後安さんのこと」

眠たそうな表情の「ピー」(撮影は妻)。きのうの写真の毛は、これの腰に付いていた。

驚いたことに、14日のシンポジウムにパネリストのひとりとして登壇されていた後安美紀さん(「後安」は「ゴアン」と読ませます)から、コメント欄に書き込みをもらった。まさか後安さんがここを読んでくれているとは思わなかった。後安さんは「生態心理学」という分野を専門とする研究者で、具体的には演劇の舞台稽古をフィールドワークの対象とし、そこでの俳優や演出家の行為を取り上げるという作業をされてきた方である。そうした立場から平田オリザさんや太田省吾さんの現場に関わってこられた。という紹介の仕方でいいのかどうなのか、なにせ懇親会には出なかったこともあり、壇上にいる後安さんをこちらが一方的に見知っているというだけのことで詳しいことはよくわからないのだったが、しかしなにより「後安さん」という響きがいいじゃないか。ついつい口に出したくなる。ときにはゆっくりと、噛みしめるように言ってみるのも楽しい。後安さん。なにかこう、気持ちが落ち着くようでもある。
とかやっているといいかげん怒られると思うので、話を戻すけど、後安さんからのコメントにはたとえばこうあって、私を楽しい気分にさせる。

相馬さんのブログを楽しみに拝見しております。「ニュータウン入口」について示唆的なコメントを寄せておられ、我が家でも、相馬さんはあのように発言されていたがどう思うかなど、お会いしたこともないのに「相馬さん」という固有名をもった人格がすでに夫婦の会話のなかで形成されています。

 あはははは。いや、べつに笑うところじゃないというか、まったくありがたい話なんだけど、「相馬さんはあのように発言されていたがどう思うか」ってのはすごいな。笑ってしまった。そうですか、そんなことになってましたか。いやほんと、ありがたいというか、とくに後段にある「お会いしたこともないのに『相馬さん』という固有名をもった人格がすでに夫婦の会話のなかで形成され」るというその事態は、この「Yellow」の文章をとおして、私があわよくばと目論んでいることそのものでもあり、もしほんとうにそうしたことが起こっているのだとすれば、ただ単純にうれしい。それでこそのバーチャル、それでこそのウェブだ。
で、そのコメントで案内されていた後安さんの(というかご家族の)サイトへ行き、そのなかにある後安さんの日記(なにせコーナータイトルが「料理メモ」なのでサイトトップから辿るとわかりにくいのだが、これが日記を兼ねている。「Yellow」の私だって人のこたあ言えないが)も読んだ。で、いろいろあったのだが、笑ってしまったのは10月4日付の日記にあるこの箇所だ。

今日から新規雇用者が入られた。同世代の主婦の方で、親の目から見て小学校はどんなとこかなど、たくさんお話を聞かせてもらえそうでうれしい。太田省吾さんの稽古場の書き起こしをしてもらうことになっている。今日は手始めに『水の駅3』の本番のビデオを見ていただこうと思っていたが、誤って『砂の駅』のテレビ録画を流してしまった。1時間ほどして誤りに気付いた。無言劇、恐るべし。

 まあたぶん、ビデオをスタートさせてすぐその場を離れ、後安さんは別のことをしていたという話なのだと思うが、「無言劇、恐るべし」っていうのがね、なんだか笑ってしまった。
ところで、日記をつらつらと読むかぎりだが、後安さんは「中島みゆきファン」なのだろうか。要所々々で歌詞の引用などが出てくる。なかでも、大学組織への抗いのなかで疲弊する旦那さんへの愛を力強く記した次のくだりは、とてもいいが、しかしもうよくわからないことになっているのだった。

私は小器用で頭のいい人よりも「ど阿呆の変人」に人間として信頼をおいているので、夫の生き方を支持するし、そばにいたいと思う。きっと波乱万丈で飽きない人生になるだろう。もし大学をクビになったら、金八先生で加藤が逮捕されたシーンを想起しながら、中島みゆきの「世情」を歌ってあげるよ。

 ま、だいたいわかりますけどね、だいたい。
しまったな、後安さんでもってずいぶん書いてしまった。ほんとうは、「亀田家問題」についてたずねられたアントニオ猪木のコメントというのが面白かったので紹介しようと思っていたのだが、後安さんにつづけてソレというのもな。
あ、そうそう、宮沢(章夫)さんが書いている「富士日記 2.1」10月16日付)「HFN」の話だけど、ちなみにこれは「Hacking for New Trip」の頭文字。今回とほとんど同じようなことを、2003年5月26日、28日の「富士日記」でも書いているのでそちらを参照するとより詳しいことがわかります。当時はまだ新たなユーザーによるサイトが開かれておらず、アクセスすると「Not Found」になる状態だったときの話。あと「sevens.org」というのもあったはずだが、これもいまはドメインが切れてよその管理下にある。ページのデータはおそらくマシンに残っているのだろうから、だとすればぜひもう一度読めるようにしてもらいたいところではある。あ、うちのサーバ領域使いますか、宮沢さん?

本日の参照画像
(2007年10月17日 15:38)

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