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Jan.
2008
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/ 23 Jan. 2008 (Wed.) 「永澤はMacBook Airを買うのか」

これが G4 Cube。ちなみに「ファンレス」設計だった。

これが、twentieth anniversary Macintosh(開発コードネームが Spartacus)。「暫定CEOとして復帰した際、ジョブズがCEO室に入って最初に行ったことは、20周年記念Macを窓から投げ捨てたことだと言われてい」るらしいが、ほんとうかねそれは。

永澤はあぶなかったらしい。MacBook Airである。オンラインのApple Storeで、注文ボタンを押す寸前のところまで行き、「いや、」と思いとどまった。「いまメインマシンになっているMacBook Proでもハードディスクの増設をどうするか考えているというのに、80GBはもとより足らないのではないか」という思考が永澤の手をとめたのだった。しかし、だ。そこで出番となるのがTime Capsule(同時に発表された、802.11n Wi-Fi接続のワイヤレスハードディスク。500GB or 1TB。AirMac Extreme Base Stationの機能も兼ねる)ではないのか。
内蔵や有線接続での拡張性を云々するのなら、むろんAirを選ぶべきではない。なにしろAirには光学式ドライブ(CD/DVD)さえないのだ。けれど、そこにこそ〈Airの思想〉はある。初代のiMacがフロッピーにさよならを言ったように(これは結果的に成功した)、Airは「さらば光学式ドライブ」と言おうとしている──だからこその iTunes Movie Rental(これも同時発表の、DVD要らずのレンタルビデオ。現時点では米国のみでのサービススタート)なのであり、Apple TVのテコ入れ的バージョンアップなのだ。
光学式ドライブに関してはMacBook Air SuperDrive(USB接続のAir用外付けSuperDrive)というオプションもあり、ついつい惰性から「買っとくか」という思考がはたらくけれど、これがほんとうに必要になる場面は少ない。

CDやDVDからMacBook Airにソフトウェアをインストールする時は、新機能のRemote Discを利用して、近くにあるMacやWindows PCの光学式ドライブをワイヤレスで「借りる」ことができます。光学式ドライブへのアクセスは、これで完璧。ケーブルでつなぐ必要はありません。
アップル - MacBook Air - ワイヤレス

この新機能 Remote Discは、ほどなく出るMac OS X 10.5.2 のアップデートのなかにも含まれる予定。
MacWorld Expo 2008は〈Airの思想〉──それはワイヤレスでディスクレスなコンピューティング空間を歩くための思想だ──のもとで首尾一貫しているのであり、そのむかう先を示す象徴的アイコンとしてMacBook Airは存在する。
というような主旨のことをぽつぽつと、永澤に宛てたテキストチャットに乗せると、「そう思うとやっぱり欲しくなっちゃったなあ」と言い出す永澤だ。思うつぼである。

ま、一方ではもちろん、(価格面など含め)その象徴的性格があまりに強いことから、ときに twentieth anniversary Macintosh の姿がだぶってみえたり、あるいは G4 Cube (PDF) と同じ軌跡を辿るのではないかという危惧が生まれたりするのも事実で、私のように、その思想の美しさには同調するけれど現時点での購入はきっぱり見送る、という人は相当な割合にのぼるはずだ。象徴としての使命を果たし終えてのちも、価格とスペックが現在のままずっと変わらないとすれば、G4 Cubeの二の舞になるだろうことは想像に難くない。

しかし、現在のAppleが「G4 Cube」の失敗を再び犯してしまう事はないのではないかと考えています。恐らく次の製品アップデートまでに価格調整を入れるでしょう。その際は日本での販売価格は20万円を切るはずです。現時点の価格はイニシャルプレミアムと捉えるのが妥当でしょう。
※iPhoneも結果的にイニシャルプレミアムな価格でした。
Apple Strategy: 「MacBook Air」に取り憑く「G4 Cube」という亡霊

本日の参照画像
(2008年1月25日 12:39)

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