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May.
2009
Yellow

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/ 7 May. 2009 (Thu.) 「吉沼の手紙」

「字を書くのも、たまにやると疲れるな。読みづらいし。(手紙にしたのは)大失敗だ」と手紙は閉じられている。

終電で帰宅、郵便受けを確認すると封筒、差出人には友人の名がある。霧雨に湿ってやけに粘る糊につい引き込まれ、しぶといような手つきにさせられてやっと開ければ、レポート用紙二枚に手書きのこまかな字だ。

近況報告も兼ねて(こっち、あまりブログも更新してないし)手紙でも書こうかと。まあ、メールでいい話だけど、なんとなくだな。

 レポート用紙の「Date」欄に律儀に埋められた日付は「2009.5.5」、封筒の消印は6日、友人にボールペンを握らせたのは連休後半を濡らした雨だったろうか。ってなぜこんな文体か。
中身はほんとうに(と断ることもないけど)近況報告だ。共通の友人である大竹君が東京に越してきているという。ブログのそれとない記述と、それから南波さん経由でも小耳に挟んで見当はついていたが、吉沼のところもおめでた(9月か10月出産予定)だそうだ。ほか、車の免許を取ろうとしているが、ことによると車を持つことになるかもしれず、車を持つことで変化をこうむるだろう消費行動や生活目線のことをやはり考えさせられるとか、そういった話など、しみじみ読まされる。しみじみするのは、吉沼のこの字のせいだろうか。きれいでも丁寧でもない字だが、慣れの問題か読みにくくはなくて、遠いむかしからこの字が好きだったような気にさえさせられる。この字で「しじみ」と書かれたら、かなりしみじみするのじゃないかとそんなことを思う。
やはり手紙はいいものだと思いつつ、こちらも手紙で返信を書こうかという考えは頭を掠めただけでまったくその気にはならず相済まない。また、出し抜けに送ってこその手紙でもあろうか。こちらはけっきょくこうしてウェブ上に反応めいたことを書いて済ましているわけだが、自筆とフォントではちょっと非対称が過ぎるし、きょうはこの日記の下書きをスキャンして載せておこう。下書きだから、こちらはほんとうに乱暴な字で申し訳ない。わたしは元気だ。

本日の参照画像
(2009年5月 9日 02:35)

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