11
Nov.
2009
Yellow

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/ 23 Nov. 2009 (Mon.) 「きょうもまた池袋へ」

こちら『時間のかかる読書』に。

こちら『アタとキイロとミロリロリ』に。

池袋のコミュニティ・カレッジ(西武池袋本店別館9F)で、「宮沢章夫 × いとうせいこうトークショー」。雑誌『一冊の本』に十二年に亘って連載された「文学でゆく 『機械』」をまとめた、宮沢さんの新刊『時間のかかる読書──横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』の発売を記念したイベントだが、同時に、手渡された参加チケットなどにはこうも冠が付けられていた。

「リブロ池袋本店改装記念」

 なにしろきのうの今日であり、時を同じくして『4.48 サイコシス』の楽日公演は行われているわけで、なんとなれば三時間前ぐらいから並んでそっちを観るという選択肢も浮上してしまったがため、前夜なかなか悩みはしたものの、やっぱり──〈行く末〉のことは知らず、〈来し方〉を見つめるならば──わたしは「こっち」なんだよなあと、そのスリリングな改装記念イベントのほうへ足を運ぶ。
行きの電車では「青空文庫」からプリントアウトした横光利一の「純粋小説論」(この評論のなかで突如、横光は「四人称」ということを言い出す)を読み、念のための予習。あ、なぜそれが「予習」になるのかについては、雑誌『文藝』の二〇〇九年冬季号を手に入れていただき、いとうさんが書かれている『時間のかかる読書』の書評をお読みになってもらえればと思いますが、まあそれはそれとして、そもそもこうした近代文学の「評論」たちはそれ自体で面白いのだった。何言ってるんだかさっぱりわからなくて面白い。

でまあ、時間は飛んで右はイベント終了後にいとうさんがTwitter上に貼っていた写真だが、いとうさんのiPhoneを渡され、撮影したのはわたしである。──そのことに驚くというのもかえって失礼な話なのかもしれないものの、まったく、いとうさんが完全にわたしの顔と名前を一致させているというのが、(わたしの側からすると)あらためてびっくりなのである。
もらいましたよ、サインも。宮沢さんのほうは当のその『時間のかかる読書』でいいとして、いとうさんにサインしてもらう本をどれにするか、家を出るさいに少し悩んで、結果、(『幻覚カプセル──絶望居士のためのコント』『ゴドーは待たれながら』などの候補を押さえ)『アタとキイロとミロリロリ』を持っていく。何がどうというのは書かないでおくが、これ、なかなかに個人的な思い出のある一冊なのである。

打ち上げにも参加。早稲田の学生であるイシハラ君ともしゃべった。「ここではありません」の米倉さんと、さらにはきょう、このトークショーのために静岡から日帰りで上京し、ことあるごとに「東京はたのしい」としみじみしてみせる木下君もいて、ふたりとは打ち上げのはねたあと、さらに新宿の椿屋珈琲店で小一時間ほど過ごした。そこでは米倉さんにたのまれ(自分でやると必ず手ぶれるのだそうだ)、レアチーズケーキを撮影するわたしである。
で、いや、肝心のトークショーの中身はレポートしないのかよって声もあろうかと思うが、

いとうさんと宮沢さんの、身をもって語る「リズムアナリシス」面白い!
8:14 PM Nov 23rd from Tweetie

と白水社のWさんがつぶやくその意味において、べつに、中身はどうだっていいのであった。

本日の参照画像
(2009年11月25日 04:35)

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