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Nov.
2010
Yellow

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/ 29 Nov. 2010 (Mon.) 「ちかいんだよ火が、すごく」

いつまで11月の日記を書いてるんだって話だけれど、でまあ、この日、刻みたばこを切らしたのだった。すでに書いたが、前夜に寄った渋谷の「ありいづみ」で「小粋」が売り切れていたのがなによりのつまずきである。「小粋」を扱っている実店舗というと、あとわたしの知るのは新宿の「kagaya」と、立川の「ゼフィルス」、国立の「サンモーク」しかない。今朝は会社に遅刻していられないのでいずれも寄ることができず、万事休す、あきらめて、じつに一年ぶりで紙巻きたばこを買った──いや、であればわざわざ買わずとも、母が毎度の空港土産で(そもそもがもう紙巻きは吸ってないと言っているのに闇雲に銘柄を選んで)買ってくる「マルボロ」が1カートンだか2カートン、家に手付かずで残っているじゃないか、出掛けにそれをもって出ればいいじゃないかと妻は指摘するかもしれないが、すまない、わたしもいまそのことを思い出したのだ。自販機にあった選択肢から「ナチュラルアメリカンスピリット」の「ライト」(黄色いやつ)を選ぶ。「小粋」の前に吸っていたのは同銘柄の「ペリック」(黒いやつ)だが、それは自販機に無かった。
紙巻きたばこをくわえ、くわえたたばこの先にもっていったライターを着火する。驚かされるのは「すごく火がちかい」ということだ。ちかいんだよ火が、すごく。いま、なぜ二回繰り返したのかは自分でもよくわからないが、ともあれその距離感にとまどうほど、いつしかわたしは「キセルの人」になっていた。吸い心地にも違和があり、なんかへんな感覚なのだった。
夕方というか夜というか(どっち?)、会社をぬけて赤坂見附の「プラセール」というたばこ屋へ。無事ふたたび「小粋」を手中にしたが、その店では「いま、ひとり二個までにしてもらってるんですよ」と言われる。「ありいづみ」の売り切れといい、どうしたのか。「10月の大幅値上げをきっかけに、安上がりなキセルに人がどっと押し寄せ、いま『小粋』が品薄になっているらしい」という噂を一度耳にしたことがあって、そのときは信じなかったものの、ひょっとしてほんとうにそうなのだろうか。だいじょうぶか、みんな。「安上がり」で続けるにはものすごく面倒くさいぞ、キセル。煙草入れとかほしくなるぞ。それ、高いぞ。だいじょうぶか、みんな。

(2010年12月 3日 13:10)

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