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May.
2011
Yellow

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/ 4 May. 2011 (Wed.) 「大馬鹿者の話」

こまったときの猫の写真である。こちら、ピー。

こちら、ロビン。

7時31分、起床。おきぬけに読んだメールで、バストリオ(の小澤さん)から文章をたのまれた。去年の11月に京都で観た『まるいじかんとわたし』というかれらの舞台パフォーマンスの感想を、今度リニューアルされるバストリオのサイトのためにあらためて書いてくれないかとのことで快諾する。したのはいいが、いま、わたしはじっさいのところ、文章の勘がにぶっている(当社調べ)。だもので、リハビリも兼ね、こうしてなるべく日記を更新しようとしているわけだが、書くうちにこれが不思議と勘はもどってくる。書くつもりのなかった事柄ばかりがつるつるとつながって喉元のあたりから出てくるようになれば、これはもうだいぶ恢復傾向にあると言え、日記はだから、起こってもいないことまで書いてしまうぐらいがちょうどいいが、そこまで行くのにはまだ少しかかる。
iPad 導入のもろもろにともない Google リーダー上の RSS を整理したことも手伝って、児玉(悟之)君の最近の日記をまとめて読んだのだけれど、かれの日記の魅力はなんといっても、書かれる出来事やあるいは記憶語りなどがときおり、ふと、丸きり嘘かもしれないと思わせる佇まいを見せるところにある。
いわば告解ということになるのだが、ここでひとつ、2,300円を無駄にした大馬鹿者の話を聞いていただきたい。「Simplenote」はメモを書くためのシンプルなウェブサービスとしてよく知られたもので、書いたメモをさまざまなデバイスや OS で共有することができ、ブラウザからそのメモを参照・編集できるほか、iPhone や iPad のための無料アプリも提供されている。同サービスのアカウント作成も基本は無料である。さてその大馬鹿者だが、かれはまず iPad 用のアプリをインストールし、アプリ上でアカウントを作成した。アカウントはメールアドレスとパスワードからなるが、このとき、大馬鹿者はメールアドレスを間違えて打った。実在のメールアドレスかどうかを確認する手順なしにアカウントができてしまうので、気づかずログインしたまま、大馬鹿者は無料アカウントよりも機能の充実した 2,300円 / 年のプレミアムアカウントを購入し、そして──なんといってもこれが悔やまれるが──ログアウトした。
その後、ブラウザから再度ログインしようとして拒まれ、はじめて事態を認識した大馬鹿者は、信じたくはないのですぐさまそれ以外の可能性や残された手立てにさまざま考えをめぐらせてみるいっぽうで、うすうす、じぶんの手元にはもう何も残っていないことに気づいていた。もう一度その「誤アドレス」でログインさえできればと、あれこれ、こう打ち間違えたのではないかと想像されるメールアドレスを試すがだめだった。正しいメールアドレスでアカウントを作り直すことは簡単だが、そのアカウントと、さっき購入したプレミアムアカウントとを紐付けるものは何もない。いったいどう打ち間違えたのか、それを知る手立てがない。「こんなとき、iPad にキーロガーが仕込まれていたら」と大馬鹿者はよくわからない後悔さえ口にし、2,300円は、もうそこがどこなのかよくわからない暗闇へと吸い込まれていったのだった。
本日の電力自給率:76.4%(発電量:17.9kWh、消費量:23.4kWh)

本日の参照画像
(2011年5月 6日 11:37)

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