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Nov.
2011
Yellow

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/ 1 Nov. 2011 (Tue.) 「抜歯は延期になり、のんびりする」

きのうの日記の記述について、あれではまるでこの何日か、わたしが「ワンダと巨像」しかやっていなかったようではないか、そんなことはない、仕事だってしているのであって、なんだこのやろう、そこんところぜひ誤解のない表現でねがいたいと、抗議を受けたのでここに加筆させていただくが、妻はけっしてこの数日、「ワンダと巨像」しかやっていなかったわけではないのである。
「きのうの今日とは、I先生も無茶をするなあ」と、火曜日を担当するN先生はそう言って苦笑いだ。午後2時半からの予約で、家から自転車でほど近い「災害医療センター」へ。炎症を抑える強めの抗生剤をきのう処方され、歯茎の腫れがおさまっていれば今日、親不知(右下)を抜く予定だったわけだが、やはりというかまだ腫れていた。それで前掲の苦笑いだ。きのうに比べて腫れはひいているのだが、充分ひききっておらず、口のなかを確認してしんみり「微妙だなあ」とN先生。「二、三日は薬を飲んで、もう少し腫れを鎮めてからやるのが通例で、これだと手術できなくはないが、術中に強い痛みを感じるおそれがある。一瞬だろうけど。もう二十五年ぐらいこの仕事をしてて、若いころ、はじめの何年かは『どうしても今日やってくれ』という患者さんの頼みを受けてやってたんだけど、いまはもうやらないようにしている。手術の途中でやめてくれと言われるのがいちばん困るからね。……どうします?」といった情感もこまやかなインフォームド・コンセントを経て、まあ、親不知の状態は緊急性のあるものでもないというし、延期するほうで合意した。それでいちばん近い空きを予約して、つぎは来週の火曜日である。
抜くつもりであらかじめ休みをとってあり、抜かないことになってぴんぴんしているとはいうものの、診察を終えて午後も深まり、いまから出社したところでなあという時間なのでそのまま帰宅する。メールをチェックし、在宅で対応できる案件は作業したりしつつも、思いがけずのんびりした一日になってしまった。WOWOWで『続・座頭市物語』を見たり。
とはいえ、甘く見ているとえらい目に遭うというのはいま、思ったよりも口が開かず、思ったよりもうまくしゃべれないのがわたしだからだ。口腔内の腫れ出た部分が親不知にかぶさっていて、それを噛んでしまうから上下の歯を合わせることができず、じっしつものが噛めない。でまあ、夜はおじやを作ってもらってたらふく食べた。おじや万歳。これから当分おじやである。
本日(1日)の電力自給率:56.0%(発電量:14.3kWh/消費量:25.5kWh)

(2011年11月 2日 17:46)

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