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Jan.
2012
Yellow

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/ 26 Jan. 2012 (Thu.) 「いよいよ」

いよいよ相当なばかであるというのは寄席囃子のCDを買ってしまったからだ。それが届く。むろん(?)、古今亭志ん公の出囃子である「吉野」も入っている。いったいこれを買ってどうしようというのか。聞こうってのか。いやまあ、いつかね、このCDを使う機会が得られればなあと夢想には事欠かない今日このごろ。
とんと買わなくなってひさしい『東京かわら版』も買ってみる。2月号。特集の「追悼立川談志」はまあともかくとして──先代正蔵は歌舞伎作家・劇評家の岡鬼太郎から、「兎も角」や「兎に角」は東京語であって江戸語ではなく、「とにもかくにも」か、さもなくば「兎角」でなければ江戸語にならぬと教わったという(『噺家の手帖』p.21)──、やはり、こまかな落語会をチェックするのに『東京かわら版』は便利なのだった。ま、『ぴあ』みたいなもんですね、落語の。
二月の寄席、池袋演芸場の上席(1日〜10日)・昼の部には志ん公の名前がある(ただし毎日ではなく交互出演)。顔付けもわるくなく、昼・夜の入れ替えがないから、とおして見れば、権太楼、志ん輔、扇遊、たい平、喬太郎、三三、菊六(朝太との交互出演)といったあたりをチェックできるほか、雲助、白酒、馬石、龍玉と、勢揃いの五街道雲助一門をいちどきに確認することもできる。いや、チェックだの確認だのといやらしい物言いになるのが申し訳ないが、にわかに沸き立ったこの落語熱は自身「第六次」ぐらいのブームであって、べつにずっと寄席に足を運んでいるわけではなく、それどころかもう何年も行っていないから、いろいろね、誰がどうというのは何とも言えないし、わからないのである。──上に列挙したなかには、だから、映像で少し見て内心はだめだなあという印象を持ってしまっている名前も、心から期待している名前も、そして「第五次」ブーム時点までの評価でいけばきっぱりだめと言い切りたい名前も含んでいるのであり、それらおしなべて、そこを何とか、自制もきかせて虚心に聞こうじゃないかと思うところである。
さらに下席(21日〜29日)には新宿末廣亭の夜の部に志ん公が交互出演する。市馬が仲トリ、さん喬がトリをつとめるのにくわえて志ん橋、扇遊、扇好などの顔が並ぶこちらも魅力的な番組。入れ替えなしだが、さきの池袋とちがって志ん公の出が夜の部の最初だから、じゃあ昼の部をどこから見はじめるかというのはなかなか悩ましいところである(ずっと居るのも体力が要るからね)。そうそう、「ミュージック・テイト」のスタンプカードがいつしか 2枚ぶん溜まっていて、末廣亭(もしくは紀伊国屋寄席)ならそれを招待券に引き換えて見ることができるから、これはもう、行かない手はないのだった。
本日(26日)の電力自給率:29.1%(発電量:13.2kWh/消費量:45.3kWh)

(2012年1月31日 22:10)

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