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Jan.
2014
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/ 15 Jan. 2014 (Wed.) 「初恋は実在した」

10日付の長い日記に〈伝説上の初恋〉として書いたのがこれ。元記事のなかから探してもらうのも気がひけるので──というか探してくれないだろうから──再録すればこんな話だ。

この暮れ、まさに Facebookユーザー冥利に尽きるといった事態が起きたのは、小中同窓のHさん(旧姓Oさん)から友達リクエストが届いたことだ。まあその、初恋のひと(実ってはいない)ってやつですね。いや、こまかなことを言うとほんとうの初恋はHさんではなく、その前に、たしか「大森さん」じゃなかったかなあというひとを好きになっているのだが、なにせ、ほんとうに「大森さん」だったかということすらいまとなっては曖昧なうえ、顔もほぼ覚えておらず、ただ「Hさんの前にもうひとりいた」ということだけが記憶にはあって、思い出そうとすれば手前に花壇、奥に校舎、そのあいだにぼんやりと女の子という、まったく情報量がないにもかかわらずそれはそれでもう二十年以上変わらぬ情景が浮かんでくるという、いわばそれは〈伝説上の初恋〉だから、このさい便宜上、Hさんを初恋のひととしてもいっこうに差し支えはない。
何の話だ。

 で、これに、ほかならぬHさんから、Facebookメッセージで応答があったのだった。初恋のひと云々の記述にたいし「もしかしてひょっとして私?」とすっとぼけたことを書いたあとでHさんは、さらに驚くべき記憶力を発揮する。

で、その前の彼女は、大森さつきちゃんだよ!さらさらのマッシュルームカットで、勉強が出来て、字が上手で絵も上手!活発でハキハキした女の子だったけど、転校しちゃったのよね。

 それだ!
 それだよ。その名前だ。あー、名字だけでも間違えてなくてよかった。いや、Hさんをイニシャルにしておいて大森さんはいいのかって話ですけどね、まあ、実在したとはいえ〈伝説〉ですからね、いいんじゃないでしょうか──っていうか、ここ見つけられて、すげー怒られたりしないかなあという都合のいい夢を見ていないわけでもないのだ。ここまででまったく欠落しているところの「わたし」のほうの記憶、「きっとばかだったはずだが、そこんとこ、どうだったんだ小学生のおれ」というところを、大森さんの側から逆照射してくれたりしたらそれに越したことはない。いやー、大森さん、エゴサーチ〔ネット上を、自分の本名やハンドルネーム、運営しているサイト名等で検索し、自分自身の評価を確認する行為〕とかしてくれないかなあ。しないだろうなあ。しない子だよ、ぼくの知ってる大森さんは。小学生だし。
で、名前以外のもろもろ──マッシュルームカット、字が上手、活発、etc...──にかんしても同意するのだけど、そのへんはちょっと、「そうだったそうだった」と思い出すふりをしながらニセ記憶をこしらえているだけのような気もするので深追いはしない。でも、Hさんの記憶はおそらくまったく正しい。
書いてみるもんだね、という実例がまたここにあったが、何より驚かされ、うれしいのは、あの長い日記をHさんが読んでくれたということだ。やったじゃないか、おれ。
というわけで、伝説上の初恋は実在しました、というご報告です。どうもありがとうございます。

Walked 3.3km • 3,940 steps • 42min • 159kcal.
Cycled 2.1km • 9min • 45kcal.
(2014年1月21日 15:48)

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