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Jan.
2014
Yellow

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/ 20 Jan. 2014 (Mon.) 「はかどらない、の図」

「はかどらない」と妻が報告してきた写真。上に乗っているのがポシュテ、下がピー。
新曲「Last Days」を含むコンピレーション・アルバム『SAKUMA DROPS』は 3月5日発売予定。

そうだった、島(周平)君から「あけましておめでとうございます」とメールがあったのだった、今日。「いま?」ということはあるものの1]、そのことへのエクスキューズ──そもそもが喪中気分(おそらく大滝詠一さんのことを言ってるんだと思います)だけれども、「何はともあれお正月」だということ云々──も含んだ、またもや丁寧な手つきのメールが届いたわけだったが、こちらもまた例によって、まだ返事を送っていない。送れよという話だ。

1:「いま?」ということはあるものの

でもあれだ、寄席の世界では 1月11日〜 20日の興行を「正月二之席」と呼んでそこまでを正月とするから、その基準に立てば今日はぎりぎり最後の正月である。

あ、島君は発奮のため、アップルストアの初売りに行って新しい iMacを買ったらしい。
荒廃をきわめている寝室とそのクローゼットを救うべく、暮れのうちに買い増してあった無印の衣裳ケースの段ボール梱包をいよいよ解いて、さあ仕事にとりかかろうとする妻を阻む者──その三匹の名をポシュテ、ピー、ロビンという。順に 5歳、11歳、17歳だ。畳んだ衣服を入れようと開けた衣裳ケースの引き出しの、まだ何も入ってないそのなかを入れ替わり立ち替わり、三様に遊ぶ者があればこれははかどらない。よもや老齢のロビンまでもが騒ぎにつられ、浮かれようとは思わなかった妻だが、ロビンは一瞬だけ、ぴょんと入り、ぴょんと出たという。入ったまま何をするでもなく、満足げにじっとしているピーがいちばんのじゃまだ。ポシュテの狙いはむしろ本丸のクローゼットにあって、あそこが開かないかと期待するふうでもある。まったくはかどらないまま、日は暮れていった。
夜、ミュージシャンで音楽プロデューサーの佐久間正英さんの訃報が、タイムラインをつうじて。さして佐久間さんの仕事に詳しいわけでもないのに「あっ」となったのは、末期のスキルス胃がんであることを公表したあとの、去年 9月のライブを観ているからだ。早川義夫さんとのライブ「The beautiful world」(スペシャルゲストはくるり)である。日記の更新を怠けていた時期なので残っているのはツイートのみだが(しかも佐久間さんにはまったく触れていないのだが)、記憶の手がかりにまず引いておく。

@soma1104: 中に入ってようやく、クアトロってここね、ここがクアトロねと思い出している。前回来たのは相当まえだぞ。なんだっけ。デビッド・バーン?
2013年9月29日 17:25

@soma1104: というわけで、早川義夫+佐久間正英「The beautiful world」(specialguestくるり)です。ustream中継もあるそうです。18:00より。http://t.co/am1PfZSrEd
2013年9月29日 17:37

@soma1104: 〈ナマ早川義夫さん〉てことでも相当久しぶりです。音楽活動を再開されてほどないころの江古田(日芸の講堂だか)のライブ以来じゃないでしょうか。ともあれ、わたしの早川義夫好きにかんしてはすべて次兄の影響です。
2013年9月29日 17:56

 その次兄は 9月19日、ひとつ前の渋谷ラストワルツでのライブ「Hello World」に行っている。そもそもわたしがクアトロのチケットを取ったのも兄のツイートを見てだった。

@somaakira: 「この人の歌でもう一度ギターを弾きたい」という歌とギターを聴きに行こう。
2013年8月10日 13:37

 「この人の歌でもう一度ギターを弾きたい」は佐久間さんの言葉。「この人」は早川さんのことで、スキルス胃がんであることを明かした 8月9日の文章「goodbye world」のなかで、手術を控えた佐久間さんはこう書いている。

その夜、塩釜で早川義夫さんと演奏をしながら漠然と思った。
自分はこの人の歌のために音楽をやって来たのではないだろうか。この人と出会うためにギターを弾き続けて来たのではないだろうか、と。そんな風に思えるほど歌にぴったりと寄り添うことができる。
16歳で初めて彼の歌に出会い、どうしようもない衝撃を感じ、そんな少年が61歳になっても同じ気持ちでその人のためにギターを弾く。
手術が済んで、いま一度演奏をすることができる身体に戻れるのなら、この人の歌でもう一度ギターを弾きたい。
10月のシカゴ大学でのコンサートまで持ち堪える可能性は低いかも知れないから、できれば9月中にでも東京でライブをできないか。なるべくたくさんの人に二人での最後の演奏を届けることができたら、と。そんな青臭いことを考えてみた。
goodbye world - Masahide Sakuma

 で、「できれば9月中にでも東京で」と書いていたライブは実現したのだ。

@somaakira: ラストワルツ到着。店の前で佐久間さんがタバコ吸ってる!
2013年9月19日 17:37

@somaakira: とてもよかった。いっぱいないた。
2013年9月19日 22:28

そんなわけで最後も、兄が夜、タイムラインにそのリンクをしずかに流していた YouTube動画をふたつ。2005年3月のライブ映像。

Walked 4.9km • 6,065 steps • 1hr 3min • 233kcal.
Cycled 2.4km • 11min • 53kcal.
本日の参照画像
(2014年1月25日 18:48)

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