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Jan.
2014
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/ 29 Jan. 2014 (Wed.) 「ライブスコアのたのしみ」

タイ・パタヤで開催中の「 PTTパタヤ・オープン」、シングルス 1回戦のクルム伊達公子 v. ガルビネ・ムグルッサをライブスコアにて観戦したのは、ゆうべ 28日の夜から今日の未明にかけてだ。
たぶんおおもとにあるのは賭け事業界のニーズなのだと思うが、いまどき、見ようと思えばかなりの試合がなにがしかの動画中継で、かつ画質のわるさやカクカク具合をいとわなければ無料でも見られるように按配されているのだけれども、とはいえ各大会のうちでも低い扱いのコートで行われる試合など、どうしても中継のないものもあって、今回のがそれだ。簡素なスコアボード上を切り替わる文字── 0、15、30、40、A──をただ見、つぎに切り替わるのをただ待ちするだけなわけだが、しかし白熱したな。
ちなみにライブスコアはたとえばこんな感じ。

 これでいうと、選手名のアタマに付いている黄色い丸がサーブ権で、名前の右の [ ] で囲まれた数字は世界ランク、さらに右の、薄い色で表示されている数字が「 bet365」というオンラインブックメーカーでのオッズだ。ここではランキング 19位のディミトロフのほうが「ややかたい」と見られているわけで、「いまこの瞬間に betした場合、当たれば 1.40倍の配当がある」ということを示している。そうやって途中からでもどんどん betができるので、このオッズも試合の進行につれ、それこそ一球ごとに刻々と変化する(どの時点まで betできる決まりなのかはいまいちよくわからない)。で、スコアの配信がやや不安定なときなど、ときに本来のスコア表示(いちばん右の 15とか 30とか)よりもオッズのほうが素早く、着実に更新されることがあって、いよいよという緊迫した場面ではむしろオッズのほうを見守っていたりもする。
ちょっと身がもたないくらいに繰り返される緊迫と安堵と不安のすえ、じつにトータル 2時間53分、6(2)-7, 7-5, 7-6(6)のフルセットで、ついに伊達さんが勝った。相手のムグルッサは世界ランク 35位( 1月27日付)で大会の第 6シード、伊達さんは全豪オープンでの 1回戦敗退もあってランキングを 105位に落としていたところでのアップセットだ。

大きな大きな勝利です。

勝ったからだけではないです。
2014 Pattaya Open 1r|伊達公子オフィシャルブログ ~Always Smile~

と、明け方に更新された公式ブログで伊達さんも(「も」ってこたあないけど)大きく興奮し、それで、どんな試合だったか、どんなキーポイントがあったかということをこまかに振り返ってくれるのだったが、しかし、そんな試合だったことなどつゆも知らない──基本、得点の移り変わりしか見ていない──われわれもまた、いっぽうで大いに興奮していたのだった。

981 : 名無しさん[sage] 投稿日:2014/01/29(水) 00:14:40.47 ID:n+b20brF [9/12回]
ダフォ〔=ダブルフォルト〕で・・・ダフォで落としたあああああああああああ
986 : 名無しさん[sage] 投稿日:2014/01/29(水) 00:15:28.02 ID:fDNDTZqD [1/1回]
なにどこでみてるのおまえら
987 : 名無しさん[sage] 投稿日:2014/01/29(水) 00:15:41.43 ID:wdVX/4Po [1/3回]
ダフォで・・・
猛個々ブレークしておわって!
988 : 名無しさん[sage] 投稿日:2014/01/29(水) 00:15:51.07 ID:deqjSq22 [1/1回]
伊達さんのってgaoraとかでやってるの?
990 : 名無しさん[sage] 投稿日:2014/01/29(水) 00:16:15.50 ID:wdVX/4Po [2/3回]
>>986
ライスコ〔=ライブスコア〕をみつつ脳内でイメージ化

【ATP】テニス総合実況スレ2014 Part75【WTA】 | ログ速

 ライブスコアに「ダブルフォルトを見る」というのは、それちょっと相当の技芸ではなかろうかと思う。基本的には、「サービスゲームで、あまり間隔をおかずに相手に点数が入った場合」ってことになるのかと思うが、だとすると「セカンドサーブをリターンエースされた」可能性や、「ファーストサーブが入り、3ショットで終わった」可能性をどう排除するかがむずかしく、その見極めにはセンスとデータ把握力とが問われることになるだろう。ってまあ、ひとくちにライブスコアと言っても、モノによっては「いまのはサービスエース」といったことまで表示してくれる手の込んだものもあるから、たんにそれだけの話かもしれないけれど。
でもその、わたしはこのひとたちほどじゃないというか、個々の得点/失点をそこまで〈映像化〉して見ているわけでもないんだけど、しかし何だろう、このライブスコアのたのしさってやつは。いや、もちろんね、今日のライブスコアがそこまで面白かったってことについちゃあ、何よりもまず「試合が面白かった」という以上の理由はないわけで、だからその、「大きな大きな勝利」、おめでとうございます、伊達さん。

Walked 3.9km • 4,525 steps • 46min • 186kcal.
Cycled 1.9km • 9min • 41kcal.
(2014年2月13日 20:39)

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