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Feb.
2017
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/ 22 Feb. 2017 (Wed.) 「ハーーーンプティッ、ダーーーンプティッ」

ロビンとピー。それぞれの飼い主とともに。2005年4月。結婚式の前夜に撮った写真である。

鈴木清順『ピストルオペラ』[DVD]。画像は DVDパッケージのものではなく、チラシです。

サントラもいいですよ。こだま和文と EGO-WRAPPIN'。

鈴木清順監督の訃報。
フィルモグラフィー的に言えば「それ?」ってな感じだが、なぜか、まず最初に呼び起こされた個人的な記憶は「そういえば、『バビロンの黄金伝説』のときのお守りは長兄だったなあ」ということだ。『ルパン三世』の劇場用長編第3作で、鈴木清順の名が(共同)監督としてクレジットされている(ついでに言うなら脚本は大和屋竺であるところの)『バビロンの黄金伝説』は 1985年7月封切り。だから小学 4年のときの夏休み映画ということになる。市内の映画館でもかかって、観にいったが、そのときの付き添いは長兄だった。長兄のほうは大学 2年の計算で、夏休みで帰省中だったのだろう。映画の付き添いが長兄だったのはあとにもさきにもそれきりのことだったが(わたしが忘れているだけ?)、いま思えば、清順映画だったから付き添いをかってでたんじゃなかろうか、あのひと。
てな具合で、お年齢(とし)もお年齢ですし、比較的おだやかにその訃報を受け止めてはいたのだったけれど、韓英恵さん──ちょうど先日アカウントを知ってフォローしたばかりだった──のツイートが流れてくるに至り、さすがにやっぱり、ちょっとぐっときてしまった。韓さんは 2001年の『ピストルオペラ』で「少女・小夜子」役をやっていたあのコ(当時 10歳)だ。

@hanaekan1107: 清順監督。
じいじ。
いまでも、変わらないじいじ。
あたしのだいすきな、じいじ。
2017年2月22日 19:52

『ピストルオペラ』は大好きだ。下は当時、封切り初日に駆け付けたときの日記。

▼渋谷へ。『ピストルオペラ』初日、1:45~の回。は、ちょうど初日の舞台挨拶のある回で、それに一時間半前ぐらいから並ぼうというかたち。さすがに列は出来上がっていたが、それでも一階席の後方にありつく。
▼本編のあと、舞台挨拶。は、鈴木清順、木村威夫(美術監督)、江角マキ子(野良猫)、韓英恵(少女・小夜子)、永瀬正敏(黒い服の男)、ヤンB・ワウドストラ(無痛の外科医)の面々。
▼本当は、移動して、テアトル新宿のオールナイトイベント(『殺しの烙印』、『東京流れ者』、TV「大江戸捜査網」の鈴木清順演出の回、トークショーなどなど)の整理券配布に並ぼうという計画だったが、『ピストルオペラ』エンドマーク後の興奮、ドトールなんぞでは冷めやらず、何だか昔の作品なんてどうでもいいような気分なのであって、結局渋谷で時間を潰したまま、6:35~の回をもう一度見る。
2001年10月27日付「『ピストルオペラ』を見る」

 このあと知人をいろいろ誘い、誘われ、計 6回ほど観た。こちらは後日の日記で、そんなに何度も行っていることを自己弁護する記述と読める。

▼この映画、たしかに「荒唐無稽」というカテゴリには分類されるものの、リアリズムでもってリアリティーを構築していないだけで、決して「リアリティーがない」わけではない。物語もそのリアリティーもたしかに存在するのであって、もとより、そうでなければ2時間も保つはずがない。だから、何回も見るということは、そのつど物語の読み換えというか、「あ、これをリアリティーの立脚点として見ることもできるな」という気づきというか、そういうことができてぜいたくである。
▼と、一応、他人(ひと)の身にもなった説明も用意してみたのだった。
▼ほんとうを言えば、たんに面白いのだが。
2001年12月2日付「連日の『ピストルオペラ』」

 ま、最後に書いているように「たんに面白」かったのである。あれだけ〈でたらめ〉ながら、わたしのなかではすべてのカットが腑に落ち、あのとき、あの映画の理屈とリズムがただただ心地よかった。
そうだった。遅れて来たわたしにとっても──むろん韓さんにとってほどではないにせよ──清順監督はすでに「じいじ」だったし、そしてまたわたしも──これも韓さんほどじゃないだろうけどサ──「じいじ」に大きく影響を受けた者のひとりだった。
これからも影響を受けるだろう。合掌。

Walking: 3.6km • 5,422 steps • 52mins 27secs • 170 calories
Cycling: 2.6km • 14mins 40secs • 57 calories
Transport: 70.6km • 1hr 10mins 25secs
本日の参照画像
(2017年2月25日 18:37)

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