タグ「南波典子」を含む
またやってしまった
■あ、これはきのう( 8日)の話だけど、南波(典子)さんがライブチャットを使って短信をくれた。のだったが、チャットのステータスを「オンライン」にしておきながら、すぐに手が離せないことをしていてほんのちょっとしか応答できず。またやってしまった。 ■南波さんの短信は『ベルリンは晴れているか』の、「ぎゃ」となった箇所がどこかという話。あー、なるほど。ソレも「中盤」でしたっけね。 ■で、それよりも気になっ...
かが屋、取れた / ポレポレ映画二題
■先日の、発売後即完売で取れなかったかが屋の単独ライブにはその後すぐ追加公演が組まれ、今日がその発売日だった。前回はローチケのウェブで取ろうとしてまったく歯が立たなかったのだが、大場(みなみ)さんがそのチケットを電話攻勢でゲットしたというのを聞き及び、今回は電話。充分に(何を?)スタンバイして「 Lコード予約専用番号」と呼ばれる自動音声対応の番号にかける。結果から言うと(いや、タイトルでもう言って...
予行演習を終えて、春 / ベルリンは晴れているか
■ 2月の日付をいくつか飛ばして、さあ、3月だ。春めく陽気にさそわれて日記もここからが本番である。2月までの日記といったい何がちがうのかと問う向きにはきっぱり答えたいが、まずもって 3月からの日記はまるで気合いがちがい、くわえて、語尾が伸びがちになるー。それとー、句読点がー、、余分に付くー。。まあ、あまつさえ花粉で目がしょぼしょぼしているので、何を書いているのか、あまり見えていないということも 2...
わりとご無沙汰
■ご無沙汰。咳はもうとうに治っており、その後その風邪は妻をしばらく苦しめたが、すでに妻も快癒済み。でもってわたしには俄な〈ウェブログ〉ブームが訪れ、日記( Yellow)はご無沙汰なものの、「 HOME」から行けるブログ( blue)のほうにはけっこう記事を上げていて、まあ、そういう気分だというのは、もっとこう断片的なことを、それツイッターで済ませろよというような小さな断片を、こっちの土俵で扱えた...
米朝一門会 / 最近の図書館事情 / 罅自慢
■わたしも、もっとこう欲のない日記を書きたいものだと、何年かぶりの(桂)ざこばの高座に接したいま、しみじみ思っている。 ■というわけで、今日も今日とて仕事を放り、向かった先は新宿・紀伊國屋ホール。桂米朝一門会。 強情灸 桂りょうば 代書 桂雀太 一文笛 桂ざこば 〈仲入り〉 蛸芝居 桂米團治 鹿政談 桂南光 りょうば、雀太はともにはじめて聞く。りょうばは枝雀の長男で、2015年に遅まきながら...
あてずっぽう / 南波さんという装幀 / 兵藤先生の『太平記』
「唯一の過ちを考え出すのではなく、たくさんの過ちを想像するのだよ。どの過ちの奴隷にもならないために」 ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』 ■帰り途、自転車を漕いでいるときにズボンのポケットから iPhoneを落とす。しっかり突っ込んでいなかっただけのうっかりと思われる。歴代を使ってきたそこそこの期間においてはじめて、画面に罅が入った。「大場(みなみ)さんは猿が好き」とあてずっぽうを書いたこと(時系...
中学のときに何を読んでいたか問題(長いが成果はなし)
■ 7日付の日記(「とりあえずの引用たち」)を更新。その最後でちょろっと南波(典子)さんに登場いただいて、そのことのメンションを送るとすぐさまリプライがある。 @soma1104 あはは、恥ずかしいわあ。ところで相馬くんは中学生の時なに読んでましたか? 2017年4月12日 12:33 なぜそんな質問? ということについては南波さんの日記( 4月7日付「新生活」)をお読みいただくとなんとな...
とりあえずの引用たち
■「連帯」について考えるため、小田亮さんの「戦略的本質主義を乗り越えるには(3)」と「創発的連帯と構築された外部」を再読。くー。面白い。が、むずかしい。が、面白い。 ■後者の論考から興味のままにかいつまめば、まず、あらかじめ「連帯」のための理想的なかたちや目標を提示しようとすることは「排除」を孕んでしまうがゆえに避けるべきだというジュディス・バトラーの批判が参考になる。そうした批判のうえでバトラー...
ポスター / 『3人、』
■ゆうべ注文した B全のポスター 1枚を昼ごろに店頭でピックアップ。それを持って夜は池袋シネマ・ロサへ。今野(裕一郎)君の監督作品をレイトショーで特集上映しているシネマ・ロサでは今夜、ドキュメンタリー作品『3人、』の上映があり、折りよくアフタートークゲストとして招かれている宮沢(章夫)さんも来ているから、この機を捉えてポスターの確認をしてもらおうということがまずあった。いや、なんだかんだいってまだ...
ミクロコスモスと銀狐
■8時02分、起床。 ■夜、渋谷のアップリンク・ファクトリーで、バストリオの映画上映会「ミクロコスモス I 」があった。『生きている』(2011年/62分)、『信じたり、祈ったり』(2011年/31分)、『ゴーストアース』(2008年/12分/以上、監督はいずれも今野裕一郎)の三本立て。 ■『生きている』の冒頭、のちに楽団だとわかる外国人たちが無駄話をしていると、そこへもうひとりの仲間が走ってきて...
ばかばっかりである
■「いいなあ」と南波(典子)さんにうらやらしましがらうらやましがられた(7月5日付「いま、ムーミンである」へのコメント)そのマグカップがきょう届く。写真の緑色のほう、現在は廃盤デザインであるために少々値段もつり上がっているミイのそれに、南波さんは(というかコメントを読むに、よりうやらしまがうらやましがっているのは旦那さん=佐藤さんのほうらしいが)「いいなあ」をくりかえしている。はっはっは。い...
それ、雪降ってる?
■しかし「高菜句会」について、というかそこで発表された句について、これほど詳細に報告したのははじめてではないか。わたしが参加者各人の作風を丹念に拾い、周到に句会の雰囲気を伝えようとするその一方で、もうひとりの主宰である大学同窓の吉沼がブログに書くのは、じつにきっぱりとくだらない話である。笑った。 会場の利用は句会のみに限られることもあり、場所柄もあって、ふだん利用する人もあるていど節度がある様...
続・第5回高菜句会報告
■ではひきつづいて先日の「句会」から。投句一覧および相馬作の句についてはきのうの日記でどうぞ。ところでいまさらだが、われわれは結社名を「高菜社(たかなしゃ)」といい、句会はなんとなく(おもに主宰者側によってのみ)「高菜句会」と呼ばれている。 はや三回目の参加(うち実参加が二回、句のみ提出が一回)となる南波さんの作風は、なんというか芯が太い。見たまま感じたままをつるつると手元に引き寄せたような素...
句会だった
■「句会」だった。と、ついつい括弧にくくりたくなるのは、それがたいしてまっとうな性格のものではないからだが、開催するのはこれが四回目となる。前回が去年の秋。今回、七月のはじめに話が持ち上がったときにはまだ夏も本格的には到来しておらず、かぁーっと照りつける底抜けの太陽はおもに想像のなかにあって、先の夏を想い、いっそ句会を海でやるのはどうか、その場合には、ただ、句会の最中は泳ぎとか禁止にしないと駄目な...
というわけで
■というわけで、そろそろ自分のページを更新しようと思うのだった。ひと月ちかく空いてしまった。こんなことではいけないと思っているのである。 ■「自分のページを」というのはつまり、更新の途絶えていたあいだひとのページばかり作っていたからで、って、俺それが仕事なわけだから、ひとのページばかり作っているというのは言ってみれば年中そうなのだけど、とくに今年に入ってからは「仕事」以外でたのまれるサイト制作がわ...
熱にしずむ
■またあいだが空いた。いつものことか。傍(はた)を見遣れば「富士日記 2.1」もまた緩慢な更新ぶりを見せていることがせめてものなぐさめのようだ。とは変な感想だけど。 ■先週はほとんど風邪で寝込んでいた。いまもときおり、やけに底から絡んだような咳が出るけれど、ま、その程度になった。 ■13日(日)は父の七回忌。前夜に妻と下館の実家に帰る。前日の冷たい雨から明けて冬晴れ。晴れるがとことん冷えると予報に...
ビュトールの『段階』
■3日の土曜日は、熊谷(知彦)さんの出演するリーディングパフォーマンスライブを観に、横浜のBankARTまで。企画・構成・演出の武藤真弓さんともじつは旧知である。『トーキョー/不在/ハムレット』の演出助手をやる前の一年間、日本劇作家協会が開いていた戯曲セミナーの、そのコント部門を受講していたことがあるが、そのときにいっしょだったひとりが武藤さんだ。リーディングパフォーマンスライブは題して、 マ...
俺もゴーゴリの『外套』から出てきた
■DEMOCRACY FOR BURMA!! ■うーん行けないなあ、アフタートーク。明日こそはと思うが、どうだろう、行けるだろうかという案配。 ■で、舞台を観るのはあと一回、楽日をとってある。贅沢だな俺。楽しみだ。もう、存分に観るのみである。「ニュータウン入口 NOTE」[9月27日付]には楽日の「いたずら」のことが書かれてあったが、そういえば『トーキョー/不在/ハムレット』のときにはそれがなかっ...
句会へむけて
■少し前に[8月5日付]、大学同窓の加島さんにむけた呼びかけとして書いていた例の「句会」だけれど、開催にむけてちょっとずつ、何人かに声をかけはじめている。開催日は10月中の土・日・祝日のどこかということで考えはじめたが、おそらく、このままいけば10月27日(土)か28日(日)のどちらかになるだろう。場所、どうしようかな。ま、参加者の足の便のことを考えず、どこかに場所をとる面倒だけを避ければ立川のわ...
『ラザロ』を観る
■日付に沿った(書く現在から言えばおととい、17日の)話をする前にちょっと18日のことを書くが、南波(典子)さんから「YELLOW←ブロッコリー」というタイトルのメールをもらった。「劇の希望、あるいは南波さんへ」を読んだ感想を送ってくれた。こっちが先に思いきり名指しておいてなんだけれど、いざ応答されてみると俄に恥ずかしくなる。何だよあのきのうの日記は。何言ってやがんでい俺め。 ■「でも私はわりかし...