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タグ「橋本和加子」を含む

2017.02.24

バストリオが時計を手放すとき

夜、バストリオの新作公演『 TONTO』を観に、早稲田小劇場どらま館へ。 まずはあらためまして新穂(恭久)君、黒木(麻衣)さん、チラシよかったよ。予算の都合で表面のみになり、すべての情報を片面に入れなくてはならないことからああしたデザインになった、というのは言われてはじめて「あ、そっか」と気づいた次第だが、相当な結果オーライじゃなかろうか。 最後に観たバストリオはたぶん 2014年の『 Al...

2014.02.28

はしるおれ、まにあうおれ

13:22 無やる気。あったかい。 と、Day Oneのメモにはある。どうやらこのとき、やる気が皆無だったらしい。そして、あたたかかった。 けれどわたしはがんばった。働いたさ。夜になり、わたしはつぶやく。 20:02 ねむいんだなこれはたぶん。 まったくだめなひとのようだが、それはそれ、今日は古井由吉の新刊『鐘の渡り』 の発売日だ。このツイートのあとに会社を出、池袋へ。21時から...

2012.02.01

ロック・アンド・ロール

朝、本棚から川勝正幸『ポップ中毒者の手記(約10年分)』(大栄出版)を掴んで、会社へ。遅刻してもいて、なるべく早く着きたかったのでちょうどホームに入ってきた有料特急に乗る。ぱらぱらと拾い読みつつ、「あとがき」に手を出したところで電車は新宿。特急なので新宿で乗り換えねばならず、ホームで快速を待つあいだ、ふたたび「あとがき」に目を落とした。 朝の新宿駅で粒をこぼして泣きたくないなら、『ポップ...

2011.10.23

十日目/橋本さんは未来から微笑む

『トータル・リビング 1986-2011』十日目。昼は映像ブースで、夜は客席で観る。客席で観るのは初日以来の二回目。初日には最後列から観たし、いつも観ている映像ブースはさらに離れた位置からだし、ここはひとつ最前列の、ここぞとばかりにほぼど真ん中で観る。 まぢかに観る舞台はまた格別の情報量だ。目のまえの役者にばかり目がいき、スクリーンのほうをほとんど見ていなかったのは石原(裕也)君[映像オペレー...

2011.10.16

三日目

『トータル・リビング 1986-2011』三日目は昼の回のみの公演。11時半に劇場へ。映像素材にかんしてはもうとくにすることがない。と思っていると、YouTube 上のとある動画のことを宮沢(章夫)さんが知って、それをつぎのだめ出しのときにスクリーンに大写しにしたいと言い出した。それでその準備をこつこつと整え、明日のだめ出しの時間にはわたしは劇場にいないので、演出助手の石原(裕也)君に「これをこ...

2011.06.13

ミクロコスモスと銀狐

8時02分、起床。 夜、渋谷のアップリンク・ファクトリーで、バストリオの映画上映会「ミクロコスモス I 」があった。『生きている』(2011年/62分)、『信じたり、祈ったり』(2011年/31分)、『ゴーストアース』(2008年/12分/以上、監督はいずれも今野裕一郎)の三本立て。 『生きている』の冒頭、のちに楽団だとわかる外国人たちが無駄話をしていると、そこへもうひとりの仲間が走ってきて...

2010.11.27

まるいじかん

映画館で『勝手にしやがれ』を観るのだと言うと、「わたしはあの鏡のシーンが好き」と妻。洗面所のシーンを指しての発言だったわけだが、「鏡のシーン」と言われればやはりこれを浮かべてしまうのが人情だ。「ああ、あれね」と応えて少しにやにやしていると、すごいことに、「ちがう、それじゃない。そんなシーンはない」と妻は言った。 というわけで、日比谷の TOHOシネマズ シャンテで12月17日まで開催される...

2010.05.13

ワカコのこと、ヤマダのこと。

...橋本和加子は人の悪口を言わない人です。ふと見ると、...

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