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おめでとう
■京都の児玉(悟之)君と山村(麻由美)さんが入籍したらしい。おめでとうございます。 ■ 1月29日に児玉君とドトールでしゃべったさい、ひょんな流れからわたしの高校同級の上山(英夫)君がやった「結婚披露合宿」の話になったのだが、ずいぶんこの話題に食いつきがいいなあとは思っていたのだ。あと、去年の6月11日付の日記、タイトルを「いいよ、と児玉君は言った」として本文では何ら説明しなかったこれは、この日京...
児玉君に会う
■日曜だが、新オフィスでの荷物の片付けと環境づくりがあり、制作(デザイナー)チームで示し合わせて朝イチから出社。のつもりが、少し遅刻。わたしなぞはまあ比較的気楽なもので、かたや、たいへんなことになっているのはサーバの移設やら、社内ネットワークの構築やらを抱えるシステムチーム(とりわけN君)である。 ■京都の児玉(悟之)君がバストリオの公演を観に、夜行バスで今朝がた新宿に着き、それでかれはきょうの公...
年賀ジョッキー
■そうだ、届いたのはきのう 11日のことだが、京都の児玉(悟之)君・山村(麻由美)さんから年賀状の返信があって、そこに描かれていたペン画のもきち(ふたりの飼い猫)が抜群にかわいかった。もきちというか干支の龍なのだが、その顔や体つきがもきちを模していて、もきちだから鼻はもちろんピンクだし、龍だから手には玉をもって、空を飛んでいる。「謹賀新年!」の挨拶も手慣れて、「謹」の字が若干怪しいとはいうもの...
キャップぅ!
■また日付が追っ付かなくなってきたのでまとめて。 25日(金) 夜、有楽町の東京国際フォーラムへ。ジェーン・バーキンの来日公演「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg "VIA JAPAN"」だ。4月に単身来日して「震災復興支援コンサート Together for Japan」(@渋谷クアトロ & Ustream)をおこなったバーキンは、そのときの共演者である中...
あてずっぽう
■遊園地再生事業団のふたつ前の舞台『ニュータウン入口』に出ていた鄭亜美さんのハングルでのツイートにいきおいで応答する、題して「あてずっぽうシリーズ」は、どういった加減か、ほかならぬ鄭さんに好評なのだった。 まあ、そう言うなって。 RT @amifani: 이런 저런 생각이 많아 11月22日 7:01 PM 考えてみればごくみじかい文なのだし、Google 翻訳だのみで文意を掴めないこと...
Day One
■「1」がやたらと並ぶことで話題となったその日に、複数の「わたし」によって一人称が崩壊するさまを描いた小説を読む。児玉(悟之)君の『美しい話は綺麗な心の列車/ナイトランペット』。読みきってはいなくて、まだ半分を越したくらいまで。信用のおけないその語り手はけれどあきらめとは無縁に、語ることそのものを誰よりも信頼し、語ることが前へ進むことだと単純に弁えるように見えて、まさに轟々と音を立て闇を行く列車を...
あらら、どうも
■しかしきのう付の日記だけれど、わたしは、抜歯の様子をなぜああもしっかり描出してしまったか、そこんところがわれながらよくわからない。いったいあれ、読む者が誰かあるのか。ひとつには、いま同じ歯医者に通っている妻が、こちらも遠からず同じ災害医療センターへの紹介状を渡されて親不知を抜きにいく予定だということがあって、それで妻へ向け、これこれの案配だったということを読ませる意図があったといえばあったわけだ...
バリモア問題
■「バリモア問題」は長らく児玉(悟之)君を苦しめてきた。 どなたか、ドリュー・バリモアが、田舎のドライブインみたいなところで働いていたら強盗がやってくる映画のタイトル、ご存知ないですか? ずいぶん以前にテレビで見て、よく思い出すので気にかかっています。 11月7日 5:56 PM @sk_losco 『バリモアの田舎』 11月7日 6:13 PM @soma1104 信じて調べましたが、「...
硬かったよ、児玉君
■『志ん朝初出し』から、36歳当時の録音という「火焔太鼓」を聞く。もうじき、誕生日(18日)が来ればわたしも36歳だが、彼此の36歳を比べて息をこぼし、「いまの自分にこれができるだろうか」と思うのではなくて、「いまや自分にはこれができるのだ」と考え、吸い込むように聞く。じっさい、1974年のこの「火焔太鼓」は若い。付属のブックレットにある演目解説(京須偕充)は「志ん朝の『火焔太鼓』の基本形はこの段...
七日目/やはり行ってませんが
■山村(麻由美)さん、誕生日おめでとう。 ■きのう「立川談笑月例独演会」を観終えてから会社に戻り、そのまま一泊して仕事をしていた。 ■山村さんにおめでとうさえ言ってしまえば、きょうはほかに言うべきこともないのだし、またかよとお思いの向きはあるかもしれないものの、ふたたびツイッター上での児玉(悟之)君 [@sk_losco] とのやりとりを載せてお茶を濁そうと思うのだ。京都在住の児玉君は、きょう誕生...
iOS 5 と iCould と
■『LAST TRAIN TO EXITOWN』を入れようと、妻の iPad を MacBook につないだのはちょうど午前2時をすぎたあたりで、折しも iOS 5 の配布がはじまっており、それで iTunes に促されるままアップデートをかけてみる。混雑のせいかまずアップデーターのダウンロードに時間がかかったが、そこをすぎ、そのさきで今度は「復元できませんでした (An internal err...
洟を垂らす
■児玉(悟之)君、誕生日おめでとう。28歳だそうで、28といえば、食べざかりだ。なんとなれば心ゆくまで食べてもらいたいとそればかり願うが、そんな児玉君は、さきごろ新たな小説を一篇書き上げたところであり、その小説、『美しい話は綺麗な心の列車/ナイトランペット』がきょう、郵便で届いた。手作りの装丁がとても美しい。 ■さて、そうしてまず宣伝をさせてもらうなら、わたしもスタッフのひとりとして関わって...
京都/渋谷/江戸川橋
■山村(麻由美)さんちに着いたのが1時ちかくだったろうか。猫の「もきち」が出迎える。もきちはまた最近体毛を刈られて、それが少し伸びだしている段階のすがただ。身体じたいも以前より痩せたというが、それは医者の意見を容れて、食事の周期や量を改めた成果だとのこと。ほか、こたつは家人が出掛けて不在のおり、電源の点いていない状態で中に入るのがちょうどいいこと、自分は栄養の消化吸収に長けているらしいことなど、思...
まるいじかん
■映画館で『勝手にしやがれ』を観るのだと言うと、「わたしはあの鏡のシーンが好き」と妻。洗面所のシーンを指しての発言だったわけだが、「鏡のシーン」と言われればやはりこれを浮かべてしまうのが人情だ。「ああ、あれね」と応えて少しにやにやしていると、すごいことに、「ちがう、それじゃない。そんなシーンはない」と妻は言った。 ■というわけで、日比谷の TOHOシネマズ シャンテで12月17日まで開催される...
PLASTICSのUstライブ中継だった
■右は、さきごろメジャーバージョンアップをはたした Mac OS X 用のFTPクライアント、「Transmit 4」のアイコンである。「Transmit 3」のそれとくらべると、トラックはやや大きくなり、そのぶん細部がより複雑に描き込まれて、こまかな陰影や映り込みが表現されるようになっているが、言ってもわれわれはまだ前バージョンのアイコンのほうに親しみがあり、そっちに目が慣らされてしまってい...
そしてまだ風邪は抜けきらず、咳と痰がのこった
ロビン君、ひさびさに出す──2010.5.9 いやー、出たね。ひさびさにしっかりと出た。 何度か書いているようにロビン(写真の猫)は、そもそも舌を完全に仕舞いきることができないと言っても言いすぎではないほど、ほとんどずっと多少のベロを出している猫であり、一般に言うところの「あ、ベロ出ちゃってる」という状態はロビンにおいてはけっこうな長さが出たさまを指すのだけれど、まあこれはほぼ、MAXに...
風邪などひいている場合ではない
路面電車は浮かんでいくよ銀河へと──2010.5.5 大きな破裂音が二度、しばらく間を置いて小さくもう二度、やがてあまたのサイレンが鳴りだして止む気配がない。夜おそく、細目にあけた寝室の窓の網戸越しにその喧噪が届けられ、「なんだなんだ?」とツイッターにつぶやいたわたしの頭は取り替えたばかりのアイスノンの上にある。風邪なのだった。「こちらは立川消防署です」とラウドスピーカーで話し出した声はな...
煙草入れを買い、地点を観る
■13時半に京都着。山村さん、児玉君のふたりと京都駅での待ち合わせだ。新幹線がまもなくホームに着くという段になって、ツイッターで山村さんに宛て、 @nenemaruchinta で、京都駅はどこに行けば? 1:27 PM Apr 24th とつぶやいたのは「京都駅」という以上に待ち合わせ場所を限定してなかったことを思い出し、少しあわてたからだったが、あきらかにそのときはもう「つぶやく」タイミン...
京都へとむかいつつ
■日付変わってきょう、24日はこれから京都へ行く。地点の『何も、誰も、どんなに巧みな物語も』を観に行くのだ。ジャン・ジュネの三つのテキスト(「アルベルト・ジャコメッティのアトリエ」「……という奇妙な単語」「シャティーラの四時間」)をもとに構成された舞台である。そのうちの「シャティーラの四時間」は、初夏には鵜飼哲さんの訳でインスクリプトから翻訳が出る予定とのことだが、現時点ではまだ日本語で読むことが...
日記はつづく
■きのう31日は夜、横浜はBanART Syudio NYK(の3階ギャラリー)へ「地点」を観に行く。4月22日〜25日に京都で上演される地点上演実験 Vol.3『誰も、何も、どんなに巧みな物語も』の、「横浜版」と銘打たれたワークインプログレス公演(31日のワンステージのみ)。ジャン・ジュネによる三編のエッセイ、「アルベルト・ジャコメッティのアトリエ」「……という奇妙な物語」「シャティーラの4時間...