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(1969年9月7日収録、同年10月5日放映)
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(1969年8月30日収録、同年10月12日放映)
第1シリーズ/第1回(3/7)
ウィゾー・バター
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- アニメーション:色チョークで豚が描かれた黒板の再現が、アニメフィルムのはじめの数フレーム続く。本物の手が画面に入ってきて、3匹目の豚を線で消す。その後はギリアムさまの素晴らしい視覚的想像力の指図に従って話が展開。
- アニメーションの最後はウィゾー・バターの広告になる。
- ナレーターの声(TERRY G)
- (アニメーション中に)そうです、奥様、約10%増量した新改良のウィゾー・バターは、死んだカニの肉と完全に見分けがつきません。よろしいですね、ウィゾー・バターを買って天国へ行きましょう!
- カット変わって四人の中年の中下層階級の女性たち(以下、ペパーポット[コショウ入れ]と表記)がインタビューを受けている。
- ペパーポット1(GRAHAM)
- ウィゾー・バターとこの死んだカニの肉とどう違うの?
- インタビュアー(MICHAEL)
- はい、御覧のように、10人に9人のイギリスの主婦が、ウィゾー・バターと死んだカニの肉を区別できません。
- ペパーポットたち
- そうよ、できないわ。できないわよ。
- ペパーポット2(JOHN)
- ねえ、ねえ! あんたテレビに映ってんでしょ?
- インタビュアー
- (上品に)そうです、そうです。
- ペパーポット2
- こいつバカにしようとしてんのよ、ウィゾー・バターと死んだカニの肉が見分けられないもんだからって。
- ペパーポット3(TERRY J)
- この辺でやってみな若造、顔切り裂いてやるから。
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