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(1969年9月7日収録、同年10月5日放映)
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(1969年8月30日収録、同年10月12日放映)
第1シリーズ/第2回(8/9)
レスリング・エピローグ
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- キャプション:「エピローグ[一日の最後に放送される宗教番組]、信仰の問題」
- インタビュー・スタジオ、中央にインタビュアー。聖職服にすっかり身をつつみ頭蓋用帽子を頭にのせた大司教と、その向かい側にツイード・スーツ姿の老教授風の男。
- インタビュアー(JOHN)
- こんばんは、エピローグの時間です。今夜のお客様は、エドワード・ゲイ大司教様、サマセット神学大学の客員教授であり、信仰に関する数々のご著書もあります、最近では『おお神様』がベストセラーとなりました。そしてもうおひとかた、トム・ジャック博士、人文学教授であり、放送関係のお仕事もなさっておられます、講演も多くあり、著書には『ハロー水兵さん』があります。さて今夜は、神の在・不在を論じるのではなく、実力で決着をつけます。はたして神はいるのかいないのか、勝敗は2フォールか2サブミッション、またはノックアウトによります。じゃ、始めよう。今夜のMCは、アーサー・ウエアリングです。
- 関係者、リング上へ。
- MC(ERIC)
- こんばんは、紳士淑女諸君、エピローグの三回戦を行います。ご紹介します、私の右側、青コーナーは、エホバの使い、なおもって人気の、エディー・ゲイ大司教。(観衆からブーイング)そして私の左側になります、赤コーナー、『キルケゴールの問題』『ハロー水兵さん』の著者、イースト・アングリア大学客員教授で現代宗教哲学を教えています、ウィガン[地名]からやってきた、トム・ジャック博士!(喝采、試合開始のゴング鳴る)
- キャプション:「第1ラウンド」
- 二人とも本物のレスラー。互いに投げ合ったりする。
- インタビュアー
- (解説する)さあ、ジャック博士がフライング・メイヤー、首投げだ。首投げをうつ、そして、今度はボディースラム、ボディースラムだ。大司教ちょっと起き上がれないか、博士がやや距離をとった。さあ……残念ですが、時間が来てしまいました。試合の結果は後ほどお知らせします。
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