グルーヴィーな猫を探せ!

ぶれた写真にグルーヴを感じるというのもどこか凡庸というか、「わかってもいないくせに」と言われそうで気がひけるが、さらに言えば、このいい具合にぶれた写真はどこか『恋する惑星』チックだ。無責任なことに、あろうことか私は『恋する惑星』を観ていないのだったが、そんなことより、「チック」てな んだ、「チック」って。

言わせてもらうならば、これは私の部屋の、畳の上に寝そべる、飼い猫のピーである。[文は相馬称]