• 最後の高菜句会からもう十年ですかあ。何かやりますか?

ハレプの ELLE

 ルーマニア版『 ELLE』5月号の表紙はシモナ・ハレプだったそうな。

 でまあ、誌面でもいろいろモデル然とした写真を撮られているっぽいのだが、たとえば、

これ。「そうそう、これね」というこのポーズ、発祥がいつで誰かは知らないが、いまわりとみんなさせられるよね、という気がし、いや、わたしはさせられたことはないが、いっぺんさせられてみてもいいかなというか、いろんなひとのこのポーズの写真を撮ってみてもいいかもしれないとふと思った。肝心なのは「まわりに何もない」ってことだと思うのだが、そこだな、問題は。
 ってな話はさておき、以下はそのルーマニア版『 ELLE』5月号のハレプの記事(例によって、原文=ルーマニア語を Google翻訳や Reverso Contextなどネット頼みで英訳したものを訳しているので、誤訳してる可能性は大いにあります。太字強調は原文どおりです)

バルトリの「びよーんびよーん」

 マリオン・バルトリが復帰を断念、という残念なニュース。

 言っておくが、われわれ──というのはわたしと妻だが──は、バルトリが好きだ。サーブを打つときのその独特のフォームが好きだったし、さらに言えばサーブを打つ前の、ボールを「びよーんびよーん」とつく動作こそが好きだった。中継で見かけるたび「あ、びよーんびよーんの人だ」と思っているうち、あれよあれよとウィンブルドンを勝ち進んで優勝を果たし、そうしてあっさりと引退してしまった。
 その後は母国開催である全仏で、試合直後の勝利者インタビューのインタビュアーとして姿を見かけることが恒例となり、毎年ことごとく名前を忘れては「あー誰だっけこの人、びよーんびよーんの」と失礼極まりないことをテレビのこっちで言っていたのもわれわれだけれども、そのバルトリが現役復帰を目指しているという昨年末のニュースには、もちろん大いに期待していたところだった。
 今年も全仏の中継でその姿を見かけ、「あれ? そういえば復帰するっていう話は?」と思っていた矢先。

意味もなく内藤祐希・ファイナル

 ファイナルって何だよって話だけれど、いつまで「意味もなく〜」のタイトルを引きずるのもあれなので、ここらでひと区切り。

 周知のとおり、全仏ジュニアのダブルスは決勝でカティー・マクナリー、イガ・スウィアーテック組に敗れ、準優勝に終わった。表彰セレモニーで準優勝の銀の皿を手渡してくれた年輩女性(たぶん、フランステニス連盟の副会長、マリー=クリスティーヌ・ペトレに、「準優勝も立派よ、ほら、笑って」とたぶんそんなような言葉を掛けられても一瞬笑顔を作るのがせいいっぱいで、後日更新したツイッターでも「悔しいとしか言えません」ときっぱり書いた内藤は、ダブルス決勝を戦った翌日から、ドイツ・エッセンのプロトーナメント( $25,000)を戦っている。
 当然予選からの出場で、予選を 3回勝つと本戦。予選の 1回戦と 2回戦が同日に組まれて、それぞれ 7-5 7-5、6-1 6-1で勝った内藤は、さらに翌日、予選決勝を迎えた。相手は内藤の 1コ上で今年からシニアツアーを回っているロシアの 18歳、アナスタシア・クリコバ。

 でまあ、見事内藤が勝ち、本戦出場を決めたのは何だったら全仏の結果以上にうれしいのだったが、それはそれとして、「いやー、いよいよ〈こっち〉のひとなのだなあ」の感があらためてあるのは、このクリコバ戦にかんして、以下のような記事が書かれるのを目にするからだ。「 BetXpert」というサイトの記事(原文はデンマーク語)で、つまり、プロテニスの試合に賭けるひとたち向けの勝敗予想支援というか、「この試合に賭けてみては?」という提案記事と思われる。
 いやー、ほんと、賭けのひとたちは熱心ですよ。

意味もなく内藤祐希・パート4

 はい、ダブルス決勝進出です。うはははは。今夜、コート 1の第四試合。
 もうひと組のファイナリストは、うん、だよね、君らが上がってこなくちゃねの、カティー・マクナリー、イガ・スウィアーテック組。マクナリーのほうは同じく今夜の、シングルスのファイナリストでもある。シングルス準決勝で内藤を破ったスウィアーテックは、昨日の準決勝でダブルスパートナーであるマクナリーに負けた。

03.02 Caty Mcnally - Team Usa - Junior Davis and Fed Cup Finals 2017

 こちら、マクナリー。で、以下はマクナリーの出身地、シンシナティのメディア記事だ。

意味もなく内藤祐希・パート3

 全仏は続く。
 内藤祐希のシングルスは準々決勝敗退で(グランドスラムでは自身初の)ベスト8に終わる。ポーランドのイガ・スウィアーテックに惜敗とも完敗とも表現しうる 5-7、5-7。2セットとも、5-4の局面を作って内藤がサービングフォーザセットを迎えたが、活かせず、きれいに巻き返された。
 スウィアーテックが強いのは間違いない。第10シードの内藤にたいしスウィアーテックはノーシードだが、スウィアーテックのジュニアランキングが低いのはジュニアの大会にほとんど出ず、プロトーナメントのほうを回って WTAポイントを稼いでいるからだ。そのスウィアーテック相手に、セット終盤に至るまで互角に渡り合い、キープもブレイクもきっちり果たした──地力を充分に示せた──のは成果と呼びたいが、その先、セットを締め括れないというのもまた実力。メンタル込みの実力。
 スウィアーテックにとって全仏ジュニアの準々決勝は三年連続三回目で、過去二回ともこの準々決勝で負けているから、そのことへの意識は強くあったはずだ。第三者的に見れば、あるいはそこにこそ付け入る隙はあったのかもしれないが、結果的にスウィアーテックは付け入らせなかった。おめでとう、スウィアーテック。
 だからまあ、しょうがない。何しろまだ、夏は終わらない。