The Monty Python Channel on YouTube
パイソンズがYouTubeに公式チャンネル「The Monty Python Channel」を開いた。公式チャンネルではさすが高画質なスケッチが提供される。現在のところ動画は24本。メンバーのインタビューを交えて構成された新作映像もある(下に貼ったのがそのひとつ)。ガンビーのアバターが語るところの、プロフィールメッセージには次のようにある。
この3年というもの君らYouTube使いは、われわれをリッピングしつづけた。何万ものビデオをコピーしてはYouTubeに上げてきたわけだが、いまをもって局面は一変する。主導権はわれわれの手へ戻ったのだ。
君が誰で、どこに住んでいるかもわれわれは掴んでいるし、口にするのも恐ろしい手を使うことになるが、君を追跡することさえ可能だ。けれど、並外れた「いいやつ」であるわれわれは、仕返しの手段としてもっといいやり方を考えついた。自らの手になるチャンネルをYouTubeに立ち上げることである。
君らが投稿してきたクズみたいな画質のビデオはもうけっこう。われわれがホンモノを──貴重な貯蔵品のなかから直接、高品位なビデオをお届けしよう。
これまでに人気の高かった作品たちを真新しい高画質バージョンでまだまだアップ予定だし、それら全部ひっくるめて、無料で君らに見せてやろう。さあどうだ!
が、なにがしか見返りがほしい。
君らの、低能でくだらないコメントのことではない。かわりにリンクをクリックし、われわれの映画やテレビ作品を購入してもらいたい。そうすることで、この数年リッピングされつづけたことによるわれわれの痛みや、嫌悪感をやわらげてもらいたい。
タイでは犬を救出し──動物三題
Thai Dog Rescue - a set on Flickr. [Weekly Teinou 蜂 Woman 経由]
こちらで全写真をどうぞ。5枚目はほんとうにかっこいい。
あ、そうか、ジーンズに入っているのか。
"Moonwalk pug" は表題のとおり。
コメント欄にある指摘がちょっと気になるものの。
links for 2006-06-05
- June 5, 2006 1:19 PM
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digg.comに寄せられたコメントを読むにふた通りの意見があって、これらはもともと白黒写真であったものに「Photoshop」か、あるいは「Recolored」といった専用ソフトを使って着色を施したものだとする態度がある一方、ことフランスにおいては1907年時点でリュミエール兄弟による世界初の実用カラー写真「オートクローム」が開発されていて、これらはそれによる記録である、少なくとも「年代的に言ってカラー写真は存在しえない」というのは単純な事実誤認、という指摘もなされている。件のサイトの説明には「2004年後半にフランスのサイトで公開されていたのを見つけ、保存しておいたもの」とあるが、もうひとつはっきりとした画像の出自はわからない。ここはひとつ「わしが撮った」という130歳ぐらいの老人──ただし、カラーだったか白黒だったかは失念している──でも現れないものか。
知人の、とある飛行機ばかに捧ぐ。
■ 火星から見た地球
そうか、そうだよな。こうだよな。
コーラにメントスを入れるとこのようなことになるというアメリカでの話題は、すでに2005年9月の「医学都市伝説BLOG別館」の記事で紹介されていたが、しばらく経つあいだにこんなパフォーマンスにまで発展していたようだ。ばかである。
■ 虎と豚
かわいいなあ。(「Weekly Teinou 蜂 Woman」経由)
笠木さん、たとえばこうしたことです。
- June 2, 2006 9:10 PM
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猫って普通こんなかっこうして寝るんですか?
コメント
■はい。
ごくふつうの寝る格好だと思います。
相馬称 (2006-03-09 16:05:07)■こんなのは
まだ甘い。そのうちもっと呆れるような姿で眠るようになります。
ウエハラ (2006-03-09 16:55:17)
というしばらく前の話ですが、ネット上にこうしたビデオがありましたので参考までに。
links for 2006-06-02
- June 2, 2006 3:20 PM
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純粋に氷だけで作ったレンズで太陽光を集め、火をつけることができるかという理科実験(その様子を収めたビデオはこちらに)をきっかけにして、Matthew Wheeler なる写真家がその氷のレンズを自身のカメラに利用するようになった、ということらしい。
きれいだなあ、とその動きを眺めるほかに、これといって可視化することの意味はないように感じられはするものの、きれいなんだからそれでいいじゃないか。詳しくは「秋元@サイボウズ研究所プログラマーBlog: HTML構造のグラフによる可視化」による解説を参照してもらいたいが、自分のサイトなり、可視化(解析)したい任意のURLを入力して実行すると、「青: リンク (A タグ)、赤: テーブル (TABLE, TR , TD タグ)、緑: DIV タグ、紫: 画像 ( IMG タグ)...」といったルールによって色分けされたドットが、そのページのHTML構造にのっとって生成、展開していく。web-conte.comで試した結果はこれ。自分のサイトを試した描画結果を「Flickr」にアップし、「websitesasgraphs」という共通のタグを付けて一覧できるようにしよう、というコミュニティ生成の呼びかけもされている。
■ information (Shockwave)
■ light (Shockwave)
ストックフォトを販売する会社「gettyimages」が5人のデザイナーと組んで仕掛けたらしいShockwaveコンテンツサイト「10 ways」──各デザイナーが2コずつ作品を提供して、全10コのShockwaveが置いてある──のなかのふたつ(このふたつは同じ人の作品)。どうやって人を写真に出会わせるか、という試み。
キーボードの押されかたが猫らしいパターンであると検知すると、PCのスピーカーから猫の嫌がる音を出すと言う猫自動検知機能付き猫避けソフト。 ハーモニカをでたらめに鳴らす音や、「シィーーー!」という音を出して猫を追い払うスラッシュドット ジャパン | 猫自動検知機能付きソフト?
そんな音、俺がいやだよ。Windows専用。
壮観。ソ連時代のポスター1469枚
USSR posters - a photoset on Flickr
collection of Soviet era ad & propaganda posters from 1917 to 1991 (many now with English translations)
あー、これはすごいなあ。私はもう「ロシアフォルマリズム」とか「未来派」とか、はたまた「ロシアアバンギャルド」とか「構成主義」とか、そういったものにめっぽう弱い(このコレクションでいえば、だから最初期のほうのものか)。なにしろ、引っ越したわが家の居間にはロトチェンコのあの有名な写真のポスターを飾ってしまったくらいだ。
あ、それはこれね。
かっこいいよなあ、これ。ちなみにここで買った。1枚限定のため「販売終了」の案内が出ているが、買ったのは私だ。
で、以下、前掲のリンク先にある1469枚からいくつか好みをピックアップすると...
links for 2006-05-29
- May 29, 2006 12:54 PM
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かわいいなあ。膨大な写真を一気に見ていると、やはりウェブはスクロールするメディアだなあ、とも思う。このブログをコンテンツのひとつとして含む「loosetooth.com」という巨大そうなサイトのトップがまたいい。このようにありたいと思う。(「Weekly Teinou 蜂 Woman」経由。)
Firefox の CM
「Firefox用のCMを作る」ことを目的としたFirefox Flicksの入賞作品が4月27日に決定した。応募された短編動画は300本近くとなり、グランプリを獲得した「Daredevil」は、2006年の Mozillaマーケティングキャンペーンで使われることになる。ITmedia News:FirefoxのCMコンテスト、グランプリ作品決まる
2位の「Wheee!」のくだらなさが好きだ。Safari のアイコンが口で磁針を吹くあたりには作りの丁寧さも感じる。ユーザーの投票数では1位だったらしいし、コミュニティーの「気分」としてはこうしたところなのだろうなあ。よくわかる。でもまあ、大人の判断としては「なし」か。
グランプリ作品「Daredevil」(「むこうみずな」の意)はそれにひきかえ、きれいで健康的で「いまどき」だ。そりゃあ大人の判断としてはこっちだろうよ。「my other browser is a surf(私が使うもうひとつのブラウザはサーフボードよ)」というコピーは、個人的にぐっとくるものだった。
ちなみに同作品に寄せられたコメントのひとつによれば、「my other car is a surf board」というコピーのクルマのCMがあるらしく、そのもじりだからオリジナリティの面で難があるんじゃないの?と指摘されている。よく知らないが、検索してみると「my other car is ...」という言い回しが流行っているようでもある。
links for 2005-12-07
「なるほどね」と思わせられるアイデアながら、片や、コメント欄にある「これだとiPodで『持ち出す』事が出来ませんよね?」という〈とおりすがり〉さんの指摘も反論としては順当。ただまあ、ここで想定されている「長尺コンテンツ」をはたして小さい液晶で「持ち出」したいか?といえばそれはまた別の話になるだろう(〈とおりすがり〉さんがここで言っているのはおそらく、「所有物」は「持ち出せる」のだという思想のことである)。
■ iBelieve
自信ないけど、意訳。
世界中がiPodにとりつかれ、傾倒していることに啓示を受けたこの製品「iBelieve」は、iPod Shuffle に取り付け可能な交換用のヒモです。これを身に付ければ、iPodが史上最速のスピードで成長する宗教であるということを社会に向けて示すことができます。
iPod Shuffle と同じ素材でできているそうで、日本への送料を含めると20.9ドル。
links for 2005-10-13
■ INQUISITOR INSTANT SEARCH〜Google サジェストのさらに先
キーワード入力欄に文字を打ち込む端から推測される検索語句の候補を表示させて「検索したいのはこれですか?」と示唆(提案)してくれる「Google サジェスト」はつとに有名だが、これはさらに一歩先を行き、文字を打ち込む端から検索結果までリアルタイムに(Ajaxという技術を使い、HTMLのページ遷移を行わずに)表示させてしまう検索エンジンのベータ版。また検索に用いるサイトも候補に挙げ提案してくれる。ただし日本語での検索には未対応の様子(検索結果には日本語のサイトも含まれているが)。
■ THE ORIGINAL ALICE(要:Shockwave)
「the British Library」のオンラインギャラリーにある「Turning the Pages™」は Shockwave を使い、マウスのドラッグ操作で擬似的にページをめくりながら、貴重な書物のデジタル複製を閲覧できるというサービス。これもそのうちのひとつで、「Written and illustrated by Lewis Carroll」と説明にはある。(ナローバンド向けバージョンもあります。)
■ asahi.com:漫画喫茶に2カ月居座り容疑、男を逮捕 新潟県警
調べでは、島田容疑者は8月2日から9月26日まで、長岡市内の漫画喫茶で個室を利用し、たこ焼きやジュースなど計140点の飲食物を食べ、料金計約52万円を払わずに逃げた疑い。(略)契約は数日ごとに行っていたが、店員が支払いを求めても、「もうすぐ払う」と粘っていたという。
「朝方帰ってったあの3人をなんだと思ってるんでえ、じれってえなあ。おっつけ日暮れですよ。あたりが小暗くなって鼠鳴きの音やら下足札の音が聞こえ出すころ、いいかあ、坂の上から3台の人力車がカラカラカラカラと降りてきてここの店(うち)の前へぴたっと止まるね。人力車の象っ鼻がとんと店の前につくってえと降りてくるのがゆんべの3人だ。ゆんべかすりだった者は縞、縞だった者は無地とすっかり服装(なり)が変わってるってえ寸法だ、ええ、見せたいねおまいさんにこういう遊びを」
先月26日、部屋から島田容疑者がいなくなっていることに気づいた店員が長岡署に届けた。同市内のインターネット喫茶にいるところを警察官が見つけて逮捕した。
links for 2005-03-16
■ たまらないね。
私は猫好きだ。知り合いのMさんもまた猫好きで、そのMさんをしてちょっと「たまらない気分」にさせることができないかと私はたくらんでいるが、まあそんなたくらみは別としても、これはかわいい。
最新の1枚は「Lunchtime」。トレイに載せられた2人分の食事が、「ところで誰が撮っているのか」という興味を手前に引き寄せさせる。彼氏でしょうかね。
まあ、ね。
■ 「クラウンジュエル=ポニーキャニオンの価値」
■ 「ニッポン放送の焦土作戦」
■ 「フジとライブドアのごたごたにまぎれて会社法法案修正」ほか
いや、「フジ vs. ライブドア」の件に関してはとくに興味をもって経緯を追いかけているわけでは全然ないが、たまたま目にしたこの「裏紙」さんのところの一連の記事は、この件に関してかなりすっきりとした解説を行っているように読めて興味深かった。
ところで、
同様にライブドアを批判した森前首相のコメントを紹介する際に、彼がかつて産経新聞社員だったことを言及しないまま伝えたメディアも少なくありませんでした。
「ライブドアブログ、本当は全然人気ない」(週刊文春) from 誰も信じてくれない、本当にあった不思議な話。
あそうなのか。なるほどね。