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Jan.
2024
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/ 5 Jan. 2024 (Fri.) 「ワールドニュースの気になるアイツと、海苔を食べるのが下手なアイツ」

これが海苔を食べるのが下手な、ポシュテ。近影。

5:38
起床。

かれこれ一年ぐらいの習いだろうか、朝のテレビは NHKの BS(チャンネル統合前でいう BS1)を点けていて、つまり、番組名でいうと「ワールドニュース」、世界各国の放送局のニュースをそのまま、通訳付きで放送しているアレを見ている(「見て」いないこともあるが、まあ、だいたい点けて流している)。ニュースを吹き替えるのは同時通訳のプロの方々だが、ごくまれなケース──ほんとうにリアルタイム中継だったり、オリジナルの放送からほとんど間を置かずに放送されたりして、じっさいに「同時通訳」する場合──を除き、基本的には、同時通訳者自身が事前に翻訳し、原稿にしたものを読んでいるらしい。
それでまあ、むろん基本的には真摯に、ニュースとして番組を享受しているのだけれど、一点、べつの角度でもって妻もわたしも大好物なものがあり、それが、韓国 KBSや朝鮮中央テレビの担当としてときおり出番の回ってくる通訳者、リン・ヘイシュウさんである。おそらく、わたしなぞがあらためて取り上げるまでもなく、リンさんはとうの昔から「ワールドニュース」視聴者のなかに一定数の熱心なファンを抱える存在なのだろうと推察されるが、かれ以外の通訳者がみな「同時通訳」調の、抑揚には富まないニュートラルな吹き替えに終始するなか──それゆえに「ニュース」そのものがこちらに伝わってくるなか──、リンさんは思いっきり、「政府要人」や「街の人」といった多分にステレオタイプな「役」を自らに降ろしてしゃべる──ゆえに、その役の降ろしっぷりにこそ熱視線を注いでしまうあまり、ニュースがまったく頭に入ってきやしない──のだった。そんなふうに書けばおおよそ想像してもらえるかと思うが、言うまでもなく真に本領を発揮するのは「街の人」の声であり、そんなリンさんに妻もわたしもご執心なここ一年ほどである。
今日の晩ごはんもわたしで、「焼き鮭とのりのまぜごはん」。これはもう、鮭の切り身を焼き、ほぐしてしょうゆで味付けしたら、炊いたごはんとまぜ、刻んだ小ねぎ、ちぎった焼き海苔、白ごまをさらにまぜるだけのもの。鮭の切り身はもっぱらパルシステムで購入しているのだが、いったいどういった技術のなせる業か「あらかじめ骨の抜いてある切り身」というものを最近は(このレシピ用に)買うようになったのでまったく手間がない。さらに今回は、(元来「ムニエル用」として売られているものとのことだが)皮も付いていない切り身だったのでほんとうにただほぐすだけである。
でまあ、焼き海苔をちぎる、ということになればついつい、べつにほんとうに「余る」わけでもないのだけれど、少量余ったものを猫にやる、ということになり、しかし、つまんで口元にまでやったそれをニボル( 7歳)がじつにそつなくパクパク食べるのにたいし、ポシュテ( 14歳)がまあ下手くそなのだった。海苔を食べるのに上手も下手もあるものかという話だが、現にまったく下手なのであり、ことのついでに年齢をカッコ書きしたがべつに齢とは関係なく、昔っから下手である。

本日の参照画像
(2024年1月 6日 02:19)

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