リレー俳句



第5回のリレー俳句には、7人の方から延べ17個のカナが寄せられ、私が提出した1文字と合わせて、18文字が集まりました。
最初に私が提出したのは「さ」でしたので、それに、寄せられたカナを来た順につなげると、以下のようになります(括弧内はカナを寄せた人)。
- さ(私)
- ぬ(Isaoka)
- た(Isaoka)
- ご(荒川泰久)
- す(Isaoka)
- お(Isaoka)
- ぞ(藤田慶)
- べ(Takahiko.M)
- ね(haruko)
- て(haruko)
- を(藤田慶)
- ぞ(Isaoka)
- じ(Masako Yamada)
- や(藤原悦伸)
- ぢ(藤田慶)
- が(荒川泰久)
- ば(藤田慶)
- ま(Masako Yamada)
つまり「さぬたごすおぞべねてをぞじやぢがばま」ということになり、これに、私の解釈を込めると、
- 「サヌタ御す 夫ぞ辺寝てをぞ ジャヂが場間」
(サヌタがいらっしゃった。夫がそばで寝ているので、ジャッジの場所と時間を教えた)
ということになります。
解説
「サヌタ」が「サンタ」の間違いなのか、また別のものなのかは不明。ただし「御す(ぎょす)」を「ごす」と誤読しているので、前者の可能性が高いとも思われる。「夫が」と詠んでいるところから、話者がその妻であることは察せられるが、確実に読み取れるのはそこまで。三者の関係がどういったものなのか、何のジャッジなのか、誰がジャッジを下すのか、誰をジャッジするのか、等々、読者に手渡された問題は多い。
私の解釈に沿った場合のこの句に対する批評、あるいは別の解釈、等も募集しています。宛先はこちら。
Date: Sat, 17 Jan 1998 02:03:50 -0000
From: "haruko"
Subject: リレー俳句その第5回 解釈
私の解釈よると、つまり
「荒川泰久さんと藤田慶さんは濁音好き」
という風になります。