コーナーの日記

Diary

Title: Superman Red Diary


12月21日(木)

▼日本は今日から好景気だ。あるいはドラムセットあたりが馬鹿売れかもしれず、私はとりあえず、「ひこうき雲」を買って聴いている。


12月7日(木)

▼てっきりまだまだあると思い込んでいたが、『ハーポがしゃべった!』はいよいよ次の段落で「私の教育」の章が終わるのだった。現在翻訳中。チコの話である。▼永澤が、「『北風と太陽』っていうのは、悲しい話だっけ?」と言うのだった。聞くと本当に「北風と太陽」についての知識があやふやらしいので筋を説明してやると、「で、その旅人の名前が『寒太郎』っていうんだっけ?」と言うのだった。▼古井はしばらくおあずけにして、網野善彦『「日本」とは何か』(「日本の歴史」第00巻、講談社)を読んでいる。網野善彦のものを読むのはこれがはじめてだが、『国民の歴史』などという本がベストセラーになってしまったいま、とにかくこのシリーズが売れること自体が必要なのではないかとレジへ持っていき、あるいは読みゃあしないんじゃないかとも思っていたが意外とはかどっている。


12月4日(月)

▼マフラーと手袋があれば、冬はたいがい大丈夫なものだといまごろ心得た。こりゃあったかい。勇んだ厚着というか、必死な厚着というか、そういうものがいらなくなってコツを掴んだ思いだが、みんなは知っていたか。▼それとハリーとマック。こりゃあったまるね。いま思ったが、「手袋とマフラーとハリーとマック」というのはいいコピーじゃないか。何のコピーだか知らないが。▼久保田麻琴の新譜はまだ買いに行けていない。▼リレー俳句だが、私がリアクション(更新)を怠っているだけで、「次の字」はだんだんと届いている。いま7、8文字くらいか。▼『夜明けの家』読了。


12月3日(日)

▼ご無沙汰。▼「ハーポがしゃべった!」を更新した。要チェック。▼ちょうどこのコーナーをはじめて間もない頃からだが、トップページに関して、有料のアクセス解析を導入している。どれだけの人が気づいているか知らないが、トップページからリンクが張ってあって、誰でもその結果を見れるようになっている。▼その結果を見るかぎり、11月も終わりにさしかかったあたりからとうとう客足が遠のいてきていて、ちょっと何か更新しなくてはなと思っていた。▼どうだろうか、文体は元に戻っているだろうか?▼今は、まだ古井由吉の『夜明けの家』を読んでいる。もうじき読み終わる予定。吉祥寺の古本屋で、同じく古井の『陽気な夜まわり』を買ってきた。▼無沙汰のあいだに「YAS's Rainbow」は復活を遂げている。その動向を知りたがっている人間が知り合い以外にどれだけいるか分からないが、一応。