コーナーの日記
Diary
「引っ越し(てい)ました」
ずいぶんなご無沙汰で、すっかり更新に飽きたか、あるいはそれどころではないかで、ひょっとするともう書かないのではないかと思われていた方もあるかも知れませんが、じつは別に新しいサイトを拵え、そこに文章を書いていました。わたくし相馬の「真の個人ホームページ」として企図され、おそらくは「コーナーの日記」の延長線上に位置するところのそのサイトの名は、「Superman Yellow」といいます。
ここで「真の個人ホームページ」と言うとき、むろんそれはここ「Superman Red」に対置されるわけですが、96年のスタート時よりずっと「個人ホームページ的」であることを生理的に拒否しつつサイトを作ってきた私が、近年「個人ホームページ」というメディアを好きになり、そのメディアのあり方それ自体を「芸」にするようなかたちで「もっと何かできないか」と考えるようになったのは周知のとおりで、それは「コーナーの日記」や、「多者の交換日記」といったかたちになったりもしたわけですが、これまた周知のとおりそれには飽きてしまって、このたび、「リアルに顔を合わせたことのある友人・知人にしかそのアドレスを教えない」という、実験半分、冗談半分の「Superman Yellow」を11月21日よりスタートさせ、書いていたわけです。ものすごく書いていました。まだ、書く予定です。
なお、「Yellow」は例によって XHTML1.0 + CSS2 で書かれており、こちらの意図どおりの表示結果を得るには、Mozilla 1.0 以上、Netscape 6.0 以上、IE 5.0 以上等が必要になります。IE 4.0 や、現バージョンの iCab、Opera では、かなり表示が崩れますので、その場合はスタイルシートをオフにしてご覧ください。
(2002/12/18)
■猫に餌をあげるのをすっかり忘れていたことに気づき、はっとさせられるという夢で、私はいつものように会社に遅刻しているが、私の部屋は会社の奥の会議室に隣接して建っていて、いま、会議室はほかならぬ会議中のようで部屋の窓からは談笑する社長の顔が垣間見える。さいわいなことに私には気がついていないようだが、なにせ遅刻中の身であるし、いま起きたところなどを見つかってはまずい。しかも、夢のなかで私はウサギも飼っていて、毛がなく、木綿のような皮膚をしているとばかり思っていたそのウサギは、ただ服を着せられているだけだと知れた。
■「しかも、」というふうに最後の文章をつないだ気分について説明すれば、猫のほうはほんとうに飼うことになる公算が高いということがあって、そういうつながりで見た夢なんだけれども、猫というのは実家で拾われた子猫で、それを譲り受けるかたちになる。
■朝はやく起き、出社前に全自動洗濯機をひと回しする。「エマール」を使い、セーターなどのドライクリーニングものをまとめて洗おうというのが主眼だが、あれやこれや洗濯槽に放り込んでおいて「液体アタック」を適量計り、入れてしまう。くせか。それは私の「くせ」ということになるのか。いったいどうしたものかと思案しかかるが、さらにそこに「エマール」の適量を注ぐことにし、「ドライ」のボタンを押して洗濯機を回す。
■というのは「うっかりしていた話」だが、こうしてそうした失敗談をついつい日記として報告してしまうというのもまた「うっかり」した行為であって、1ヶ月も留守にしておいた日記ページの久々の更新に、開口一番伝えることなのかそれはという気分はまったく正しい。
■折に触れ、あれを書かなければいけない、これは日記になるのではないかと思いつつ過ごした10月も終わって、気づけば11月も半ばにさしかかっている。「『コーナーの日記』更新再開か。」と告知したあの What's new 欄はいったい何だったのかという話で、まったく、うっかりしていた。
■「リレー俳句」をめぐって掲示板のほうでやりとりのあった問題へのレスポンスを、何かまとまった文章にしてここに書こうかと考えていたりもし、結局書いていない。リレー俳句と「でたらめ」をめぐる問題。この機会に考えをまとめておくのも悪くないのだが、「うっかり」には勝てないというか、どうでもいいよという気分になりがちなのはつまり、単純にいま、はたで見ていて面白いからで、「ディック」さんのやる気や、吉沼君のがんばりにはほんとうに助けられる思いだ。