コーナーの日記

Diary

Title: Superman Red Diary


6月10日(月)「ハワイへ」

4日の夜から9日にかけて社員旅行でハワイへ行っていた。初ハワイ。もとより社員旅行で連れ出される以外に海外に行ったことはなく、去年は台湾、おととしが香港だった。だから日付変更線をまたぐのも初ということになる。
オアフ島、ワイキキ・ビーチが目の前のホテルで、わりとビーチに長くいた。多少泳ぐ。ふだんほんとうに海に行かない人なので、子供のころに連れられた大洗海岸から一足飛びにワイキキなんじゃないかと記憶する。だからあれだよ、海で泳ぐの初めてだったんじゃないか? ちがうかも知れないが、ひょっとするとそうだ。
買い物も少々。現地に住む人へのプレゼント用に急に入り用になった花をもとめて、電話帳からピックアップした住所と地図を手に観光ルートからはずれた界隈の花屋を何軒か回り、結局鉢植えの野菊(2ドル)を買ったりとか。何も知らず「2階、古着屋」という看板に目をとめて階段をのぼった「Spark」という店は、のぼってみると入り口のところに来店した日本の芸能人などが紹介されてけっこう知られた店らしかったが、そこで古着のTシャツや70年代物のサングラスを買ったりとか。


6月1日(土)「京都へ」

7時に目覚ましをかけ、目が覚めたのはそれでも8時近かったが、準備をすませて床に入っただけのことはあってそのまま駅へ、東京、新幹線に乗って、京都、11時半。地下鉄烏丸線で丸太町。そこからバスもタクシーも面倒がって歩けばわりと草臥れる距離、急いでるんだかいないんだか、まあ冷静に客層を考えてみればさすがに当日券ねらいのそんな元気なやつも少なかろう、当日券は立ち見席のみ若干枚だというのだから、と京都府立文化芸術会館には12時半近く。当日券の配布開始は4時半で、さすがに誰もいないが、「さすがに」と言えるのかどうか分からなかったのだから仕方ない。当日券取れなかったらしょうがない東京へトンボ帰りますという、計画というか「もののはずみ」だけれども、まあ、よかったよかった、これで見れないということはないだろうよというのは「米朝・小米朝親子会」。
桂吉弥「東の旅(上)(=「七度狐」)」
桂小米朝「東の旅(下)(=「軽業」)」
桂米朝「風の神送り」
桂米朝「まめだ」
とそこまで聞いて、幸いなことにトリは小米朝(「はてなの茶碗」)、トリまで聞いていると新幹線に間に合わなくなるのでここで退出。「風の神送り」は、とにかくサゲのシャレのくだらなさが出色。そんなことが言いたかったのかよと爆笑である。「まめだ」は、豆狸の意。泣く。泣いて京都をあとにした。