足熱図鑑

エッセイ

言い訳をふたつ

 精力的な更新ぶりを見せた98年暮れが明けてしまえば、99年最初のネタとなるこのエッセイは1月も早26日というご無沙汰であった。ひとつには、正月に NINTENDO64 という楽しいおもちゃを買ってしまったということがあり、「ゼルダの伝説〜時のオカリナ〜」をジャカスカのんびりとやっていて、まだやっている。
 そうしたわけで、まずは無沙汰の理由を述べるのが「ひとつめの言い訳」といったところなのだが、他にもあるアレやコレやの理由をまだ述べ終わらぬうちに、私の文章は「ふたつめの言い訳」を始めてしまうのだろうか。
 当ホームページも会員であるところのASAHIネットでは、『週刊みんなで新聞』なる会員サイトの紹介ページを運営している(やはり始めてしまったようだ。まぎらわしいので以降、無沙汰の理由の方は赤字で示すことにする)。毎週、漢字一字で表現されるテーマを設定し、そのテーマに相応しい、まあ何というか「優秀な」サイトを、会員のホームページの中から六つばかりセレクトして紹介するというものなのだが、今回(99年1月20日からの一週間分)、テーマに「笑」が据えられることとなり、ASAHIネット内の「笑」なサイトのひとつとして、当ホームページに白羽の矢が立った。いや、立っている。行ってみれば分かる。アドレスは http://www.asahi-net.or.jp/paper/ である。ASAHIネット事務局というところからバナーも送られてきているので使おうじゃないか。

「みんなで新聞」(3516bytes)

 1月10日から14日にかけては風邪を引いていた。今年の風邪はのどが痛くなって咳が出て熱が出ますナ。
 その『みんなで新聞』への掲載に先立ち、ASAHIネットからは、取材の意味で「笑」に関する次のような質問が送られてきた。

質問:
だれもが心から「笑える話」「笑えるネタ」を発見するのは、ひとつの偉大な才能であると思います。どんなふうにその才能を磨き、活用し、家族や仲間と楽しんでいらっしゃいますか?「笑いの達人」の素敵な暮らしぶりを、ほんの少し教えていただけますでしょうか? また、「笑」についてこだわりやルールがありましたら、ご紹介ください。

 てっきり、作者のコメントとして全文引用に近いかたちで紹介されるものと思った私は、そういう心づもりで回答を準備してしまったのだが、どっこい思いっきり「抜粋」されてしまった。
 いやまったくパソコンのモニタが壊れてしまったのだ。風邪を引く前のハナシだから、正月も早々なのだが、映らなくなってしまったのである。とりあえず兄所有の古い13インチモニタを借り受けて急場をしのいではいるのだが、久しぶりに面と向かってみると13インチはやはり小さく、何というか「更新する気」が失せてしまっている。
 まあ、抜粋されたもの(前記のアドレスで実物をご覧下さい)も、あまりに不本意すぎて結果的に面白くはあるのだが、とりあえずこの場を借りて元の全文も紹介しておこうかと思った次第である。で、以下がそれ。
 しかもこのモニタ、青い。一番外側に青い膜がかかっているといった状態で、パソコン側の微妙な色調整などものともせず、どうもこうも何となく青い。

回答:
夜は寝て、朝は起きて、起きないこともあるけど起きるようにして、雨には負けて、風には勝って、斜に構えず、構えそうになるけど極力がまんして、メタファーではなくメトニミーで、アイロニーではなくアレゴリーで、がんばるようにしています。

 なお、新しい17インチモニタは27日に届く予定。また、もう間もなく、私はハイラルを救います。ご安心を。

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