I am missing on a date
先輩からアドバイス
巡回ロボット型のサーチエンジンとは、なかなかおそろしいものだ。うちのようなホームページでさえ、しかもかなり階層を下ったところのページまで、しっかり巡回している。まあ、逆に一個だけ階層を上に行けば/www.asahi-net.or.jp/なのだから、当たり前といえば当たり前だし、別に今更そんなことに驚いているわけではない。驚いたっていいが。
話はちょっと逸れるが、ためしにサーチエンジンで「Superman Red」を検索してみるといい。うちがひっかかってくるはずだ。しかも上位に。海外のサーチエンジンでもやってみたことがあるが、そこでも上位に食い込んでいたはずである。
「Superman Redなんてキャラクター(ヒーロー)はいないんだから、つまり競合相手がないんだから、そりゃそうだ」というつっこみは当然予想されるところだが、驚く無かれ、世界は広いもんだ、Superman Redというヒーローはいるのである。いや、あんまり広くない。アメリカにいる。
私も知らなかった。その「海外のサーチエンジンでもやってみた」ときに、はじめて知った。アメリカンコミックのヒーローらしい。つまり検索結果の画面としては、その「アメリカンコミックのヒーローであるところのSuperman Redの、ファンページ」にまぎれて、私の「Superman Red」があるのである(で、しかも上位に)。まったく、アメリカでSuperman Red情報を探しているファンの方には、申し訳ない思いでいっぱいだ。
(とくにこのページなど、かなり「Superman Red」を連発しているから、「ああ、俺日本語読めたらなあ」とか思ってくれているのだろうか。思ってくれれば幸いである。あ、その前に彼らは日本語フォントを持ってないか)
ちなみに、その同じアメリカンコミックにはSuperman Blueも登場するらしい。話は逸れに逸れているが、それはこんなヒーローらしい。
胸にあきらかに「Sの字マーク」が入っているから、「本家Superman」とも何か関係がある設定なのだろうが、そこまでは知らない。ひょっとして合体すると「本家Superman」になったりするのだろうか。なりかねない勢いではある。
いや、そんな分析がしたいのではなかった。つまり、だから、あんまり伝わっていないかも知れないが、サーチエンジンはなかなかちゃんと巡回している、という話である。
で、いきなり本題なのだが、先日、別のネタ(「びっくりした話」)でロシアフォルマリズムがどうこう書いてしまった。というか、今回の趣旨の観点から言い直せば、「別にロシアフォルマリズムについてしっかり触れた内容ではないが、『ロシアフォルマリズム』という文字列の入ったページ」を作ってしまった。
サーチエンジンは見逃してはくれないだろう。今後(巡回ロボットは1ヶ月おきぐらいの周期で巡回しているというから、長くとも1ヶ月後には)、「ロシアフォルマリズム」で検索したときにうちのネタがひっかかる可能性が無いわけではなくなってしまった。
ロシアフォルマリズムの理論に触れた日本語のサイトは無いものかと、検索結果をしらみ潰しにクリックしている文学青年には、まったく悪いことをしてしまった。迷惑をかけた。
そこで、かつて「ロシアフォルマリズムの理論に触れた日本語のサイトは無いものかと、検索結果をしらみ潰しにクリック」したことのある文学青年として、先輩から君たちにアドバイスだ。
そういう情報はちゃんと英語のサイトで探しなさいね。