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2004/03/14 Issue

Title: Superman Red FOR FREE Vol.18

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永澤、アップルストア銀座へ行く(第1回)

「アップルも好きだが、飛行機も好きだ(談)」

飛行機好きとして知られる永澤は、アップルストア銀座へ行くのにもむろん飛行機だ。羽田空港のロビーでにっこり、背後の飛行機を入れてセルフポートレートを撮ろうと腕をのばす永澤(写真)。むろん iPod だって聴いている(影絵)。いざ、向かうは大阪空港だ。遠くなるのではないか。アップルストア銀座を目指す永澤が、大阪で見たものとは? 次週、報告を待とう。

アロウズとバロウズ

アロウズとバロウズ

想像をめぐらしていただきたいというのはむろん「ユナイテッド・バロウズ」についてだが、それはそれとして、少し冷静になって考えるに、要は「ダジャレかよ」というところのこのネタが仮に面白いのだとして、それは「バロウズの顔が面白い」とかそういうことなのではないか。

今週の質問

IEの「お気に入り」がすべて消えてしまいました・・・。もしよかったら、あなた様の「お気に入り」を、わたしにくれませんか?

もうだいぶ前だが、人力検索サイト「はてな」に投稿された質問だ。私はそこに何か実験的なものを感じたし、笑ったけれども、これ、てっきりブックマークが格納されている「お気に入り」フォルダのデータをごっそりくれないかと言っているのだと思っていると、みな、この質問に答えて自身の好きなサイトを任意に数点挙げていて、そこでさらにこの質問が巧みに仕組まれた悪意の冗談なのではないかと思ったのは、質問者が、回答者のうちのひとりの挙げたサイトに対してだけ「質問内容と違います。」と突っぱねるコメントを書いていたからだ。笑いましたね。

犬と言えば?

クロスワードパズル

【タテのカギ】
1. 犬と言えば?
2. 犬と言えば?
3. 犬と言えば?
4. 犬と言えば?
5. 犬と言えば?
6. 犬と言えば?
10. 犬と言えば?
12. 犬と言えば?
14. 犬と言えば?
15. 犬と言えば?
20. 犬と言えば?

【ヨコのカギ】
1. 犬と言えば?
7. 犬と言えば?
8. 犬と言えば?
9. 犬と言えば?
5. 犬と言えば?
6. 犬と言えば?
10. 犬と言えば?
11. 犬と言えば?
13. 犬と言えば?
16. 犬と言えば?
17. 犬と言えば?
18. 犬と言えば?
19. 犬と言えば?
21. 犬と言えば?
22. 犬と言えば?

「人間サドル」

今週の高菜社「彼岸まで背中の曲がりくねりおり」(相馬称)

→句会(合評)の模様はこちら

今週の老婆心

市川=石坂コンビによる東宝版・金田一シリーズのDVDボックス「金田一耕助の事件匣」には特典ディスクが付いているが、そこに収められている市川崑と石坂浩二の対談「名探偵 金田一を語る」は、とくに初見の人を隣においている場合など、本編ディスクを見る前に見るべきではない。市川崑がそのなかでシリーズ中の犯人役をすべてしゃべってしまっているからだ。

駄目なのも駄目だ

書き味なめらかの、日記の下書き用に使う赤の水性サインペン(中字)を新しく買いました。書き味がなめらかすぎるというのも良し悪しで、勢いよく急いで筆を走らせると、漢字など、二、三本画数の多いでたらめな字を書いてしまって、何を書いているんだいったい、ということになりますから、一概に効率がいいとも言えません。
あと、書き味が駄目なのも駄目です。

言えてない

よく知られているように、ファストフード店やコンビニといった場所を支配しているのは挨拶や応答の際のマニュアル化された言葉たちだが、そこではえてして、「効率」というやつだろうか「早口」が美徳とされている節がある。その是非は是非としてここではひとまず置くとすれば、まず言えるのは、そこにはやはりどうしても「うまい人」と「下手な人」が生まれてしまうということで、「効率」というやつにはほとほと嫌な気分にさせられるものの、しかしうまい人についほれぼれとさせられてしまう瞬間はたしかにあって、「はやくしろこのやろう」といらいらさせられる下手な人もまた確実に存在するが、その両者の中間に「ただ早口なやつ」がいることもまたよく知られている。私が「ただ早口なやつ」に言いたいのは「何を言っているのだ」ということだが、たとえば「ただ早口なやつ」は平然とこんなことを言うのだった。

「またお越しくらそえせー」

まったく何を言っているのだおまえは。

ある屈辱

ある屈辱

今週のあとがき(序に代えて)

ほんとうは去年の12月に一度更新しようとしていて、そのとき途中まで作っていたものがあり、それにいくつか付け足して仕上げたのが今回の「Vol.18」だだから、「永澤、アップルストア銀座に行く」など、ほんとうはアップルストア銀座がオープンしたての時期にアップするのを予定していたものであり、まったくタイミングを逸しているのだが、せっかくなのでそのまま載せてしまったさらに言えば、「駄目なのも駄目だ」は、これ、昔「コーナーの日記」というところに書いた文章である(2001年12月14日分)。どうせ、そんな奥深いところのコンテンツまで見てもらえてはいないだろうし、自分でもひさしぶりに読んで新鮮だったこともあってトップに載せてみたのだったほんとうを言うと手抜きであるではまた


バックナンバーの目次

本の写真
石原千秋『テクストはまちがわない』(筑摩書房)。

「前略、石原千秋先生」

前略、石原千秋先生。
相馬です。ご無沙汰しております。(つづく)