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QuickTime 7 での「Apple TV」書き出し

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • May 24, 2011 3:13 AM
  • mac

720p 以上あるムービーなのに、QuickTime 7 で開き、「書き出す...」>「ムービー から Apple TV」とやって書き出すと、できあがった m4v は「960×540ピクセル」になっていることがある。これは QuickTime 7 が《第1世代》の Apple TV に合わせてムービーを変換するからで、《第1世代》の Apple TV がサポートする「1280×720ピクセル」のムービーは 24fps のそれのみであるため、変換元のムービーのフレームレートが 24 以外(29 や 29.97、30 など)である場合、変換後の最大解像度が「960 × 540ピクセル」に設定されてしまうということらしい。

サポート可能なビデオフォーマット

  • H.264 およびProtected H.264フォーマット(iTunes Store):.m4v、.mp4、.movファイルフォーマットで最大5 MbpsのProgressive Main Profile(CAVLC)、最大160 KbpsのAAC-LCオーディオ(最大解像度:1280×720(24 fps)、960×540(30 fps))
  • iTunes Storeで購入したビデオ:320×240、640×480、720×480 (ワイドスクリーン)、またはハイビジョン(720p)
  • MPEG-4:.m4v、.mp4、.movファイルフォーマットで最大3 MbpsのSimple Profile、最大160 KbpsのAAC-LCオーディオ(最大解像度:720×432(30 fps))

Apple TV (第 1 世代) - 技術仕様[赤字強調は引用者]

なので、これを 720p の解像度で書き出すには、いったん 24fps の mov などに書き出してから(オプションのビデオ設定でフレームレートを 24 にする)、それを Apple TV 用に書き出す必要がある。

でまあ、QuickTime 7 から離れて付け加えれば、これなんとなく忘れがちなんだけど(そうでもない?)、HandBrake はかなりの種類の形式を変換元ソースにできる──たとえば wmv m4v も直接いける──わけで、たいていのケースでは素直に HandBrake を使うのが手っとり早かったりもする。

Wireless Mighty Mouseの掃除と分解

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • August 22, 2009 4:04 AM
  • mac

Mighty Mouse

 Wireless Mighty Mouseは、わりと好きなのである。
 Wirelessでないといけないというのは、ケーブルの取り回し云々よりもむしろその「重み」がちょうどよいことによる。その重みはつまり乾電池二個のそれだが、同時に、それによってマウスの重心が後方(手のひら側)にあるのも好みだというわたしはつまり、Apple純正角マウス→センチュリーホワイト角マウスというマウス遍歴をもつ者である。
 そして、唯一といえる難点が「スクロールボール問題」であるというのは多くのみなさんといっしょ。Mighty Mouseのスクロールボールにはあきらかに「寿命」があり、メンテナンスせずに使っていれば数ヶ月ほどで反応しなくなる(あるいは反応がにぶくなる)。内部にいつのまにか細い糸くずが絡んだり、手の垢がたまったりしてしまうのが原因で、そしてMighty Mouseは、基本的には分解ができない(というのは、分解するためにまず取り外さないといけないパーツが、接着剤でくっつけられているから)。

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やっぱりかあ

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • August 14, 2009 9:34 PM
  • mac

 どうもおかしいと思っていたよ。

一般情報 AirPort Client Update for MacBook and MacBook Pro

このアップデートは Mac OS X 10.5.8 を実行する一部の Intel プロセッサ搭載 Macintosh コンピュータに推奨され、バッテリー電源で実行中の AirMac のパフォーマンスの問題を解決します。次のコンピュータにのみインストールできます:

  • MacBook (13-inch, Late 2007)
  • MacBook (13-inch, Early 2008)
  • MacBook (13-inch, Late 2008)
  • MacBook Pro (15-inch, Early 2008)
  • MacBook Pro (17-inch, Early 2008)
  • MacBook Pro (17-inch, Late 2008)

AirPort Client Update for MacBook and MacBook Pro

 該当機種ならソフトウェア・アップデートで自動的に案内されます。

Firefoxの新規プロファイルは作成してみるものだねという話

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • May 22, 2009 8:36 PM
  • mac web

 Firefoxのアップグレードに関しては、バージョンを「2」から「3」に上げたときも──というか「1」のときからずっとだと思うが──上書きインストールでやってきて、だから、

(User Home)/Library/Application Support/Firefox/Profiles/xxxxxxxx.default/
Macの場合

にあるプロファイルデータは太古に作られたそれをずっと受け継ぎ受け継ぎ使ってきたわけだが、これ、そのことで多少なりとも動作が遅くなったり──いわば〈過去のしがらみ〉的なデータが存在して足を引っ張っていたり──してるんだろうなあとは前々から(とくに「3」になって、急にもっさりと動くようになったG5上でのそれを見るにつけ)想像していて、なのだけど、プロファイルデータの構成がよくわからないことから手を付けずにいた。

 で、たまさかいま、アドオンでツールバーに追加している「Delicious Toolbar」や「Web Developer Toolbar」が表示されない(それ用の表示領域だけあって中に何も出てこない)ということが起こり、いろいろやってだめなのでネットで情報を探すうち、基本的なトラブルシューティング策としての「新規プロファイルの作成」の手順が、Mozillaから公式にアナウンスされているのを知る。

 もちろん、作成後にどのファイルを移せばブックマークや保存したパスワードなどを引き継げるかの説明も付いていて、ならばと「新規プロファイルの作成」を行ったのだけど、いやあ、ちょっとねえ、こんなに速かったのかよFirefox3は、ってことになっている。さくさくじゃないすか。

 というわけで、Macにおける新規プロファイルの作成手順は以下のとおり。

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おっといつのまにそんな機能改善が—VMware Fusion

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • April 26, 2009 1:24 AM
  • mac

 あれ? 「Spaces」上でフルスクリーンモードのウィンドウにズレが生じてしまっても、当該のデスクトップ(操作スペース)に戻れば自動的にズレが直るようになっている。前はだめだったはずだが。
 こりゃ便利だ。

 Mac OS X 10.5 (Leopard) には「Spaces」という仮想デスクトップ機能があるのだが、それを使い、複数つくったデスクトップをいったん一覧表示させて作業するデスクトップを選びなおすときに、デスクトップ内のウィンドウも移動できるためマウス操作の加減でそのつもりがなくてもウィンドウをちょいと動かしてしまうことがある。
 問題はVMware Fusionのフルスクリーンモードで開いたWindowsに触ってしまったときで、それつまりデスクトップとぴったり同じサイズのウィンドウなわけだが、それを一度動かしてしまうともう二度とぴったり収まってくれなくなるのだった。

 これは「Spaces」側の都合なのだが、デスクトップを一覧表示させた状態でウィンドウを動かす場合、ウィンドウの上辺をデスクトップの上辺にぴったり合わそうとしても合わせることができない。デスクトップの上辺と揃えてウィンドウを置いても、OSのメニューバーの高さ分だけ自動的に下に配置されてしまうというそれはそれで親切設計になっているためだ。Windowsに触ってしまったときもそのルールが適用され、つまり下図のようになる。

 この状態で当該のデスクトップに戻ったとき、以前はこのズレがそのまま残って、モニタに対してWindowsがちょっとズレてしまうのをどうすることもできなかった。VMware Fusionを一度通常のウィンドウモードに変え、再度フルスクリーンモードにすれば解消されるが、その方法しかないのでやや面倒だった。

 さっき気づいたらその問題がVMware Fusion側で解消されていた。というだけの話だが、なにやらうれしいのでこんなに書いてしまった。
 ちなみにParallels Desktopでも同様の問題はあり、そっちはまだ改善されていないようだ。

Firefox lzyc 3.0.9

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • April 24, 2009 3:31 AM
  • mac web

Firefox lzyc アイコン

 地球ではなくメタル調のアップルマークを抱かされたキツネはご存知、Mac向けに最適化された非公式Firefox(アプリケーション名は「Minefield」=「地雷原」)。G4、G5、Intel の各CPU用にわかれ、それぞれ公式版の現最新バージョンとおなじ「3.0.9」がすでに入手できる。

 Firefoxが「3」になって以降、Intel Macでは依然軽快ながらも、G5だとどうにももっさり動くようになり、「そうかいそうかい、時代はもうそうですかい」と不貞腐れつつG5では致し方なくデフォルトブラウザをSafariにしていたが、先日これを試してみたところまあまあ速度が改善、デフォルトブラウザの座も取り戻した。一方、Intel Macたちもこれに替えてみているがこちらはもともと快適だったから体感速度にさほどの差はない。

 インストールしてすぐの状態は言語設定が英語になっており、それを日本語に変える手順は配布サイトにあるとおりだが、もう一点、それまでのFirefoxの設定いかんにかかわらず、リンクのターゲット属性により新規タブでページが開かれるさいにフォーカスが移らない(背面でタブが開く)設定になるようだ。で、タブが前面に来るようにしたい場合は以下のようにする。

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VMware Fusion 2.0.3、あるいはなんだよバグかよ

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • April 8, 2009 5:38 PM
  • mac

VMware Fusion アイコン

 VMware Fusion 2.0.3が出ていたのでアップデートする。リリースノートを見ると次の記述が。

Resolves an issue where driverless printing stops working for users that run Mac OS X 10.5.6, and installed Apple Mac OS X Security Update 2009-001.

 なんだよ、それバグだったのか。
 VMware Fusionでは、Mac側に設定されているプリンタを自動認識して、Windows側でのドライバのインストールや、「プリンタとFAX」でのプリンタ追加作業などを経ずにそのまま使用できる機能があるが、たまたま先日それを使おうとしたところがどうにも説明どおりに動かず、Forum上の発言を漁ったり、いろいろ試すのにずいぶん時間をかけてしまった(で、けっきょくできなかった)。リリースノートの言うとおり、アップデートによりすんなり解決。

 ちなみに上記は、メニューの「仮想マシン」 > 「設定」で、「プリンタ」の項目を選び、「有効」にチェックを入れればいい。デフォルトプリンタを同期させることも可能。

Time Capsuleと旧AirMac Extremeでデュアルバンド—802.11nと802.11gとの両立

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • June 30, 2008 1:48 AM
  • mac

 いやー、私は何も知らなかった。「802.11n」と「802.11g」は並び立たないものとばかり思っていた。

 ネットワークを構成する機器のなかにひとつでも802.11g(あるいはそれ以下)が含まれていれば、ネットワーク全体がそれ(より遅いほうの通信規格)に合わせてしまうから、802.11nの恩恵にあずかろうとすればすべての機器を802.11nで統一しなければならず、資産の大半を活かせないことになる上、さらにはiPod touch(802.11g)やWii(802.11g)、Nintendo DS(802.11b)といったいかんともしがたいものたちのこともあり、だから、いま「Time Capsule」や新しくなった「AirMac Extreme」を買うことには(少なくとも通信速度の上では)ほとんど意味がないのだと、その考えを後生大事に抱えていた私だ。

 むろん、その「より遅いほうの通信規格に影響を受ける」という原則は、ひとつのベースステーションに複数のクライアントという単純な「親 ー 子」関係においてはそのとおりなものの、「親」を複数用意し、それぞれの「親 ー 子」関係がそれぞれで完結するように構成するという手があることを、ついこないだ知ったのだった。で、Time Capsule(500GB)を先日購入、ネットワーク構成を下図のようにしたところ、たしかに目に見えて快適なのだった(これまでは旧Extremeのほうにすべてのクライアントがぶら下がっていた)

080628_80211n.jpg

 さて、では以下、もう少し具体的にどう設定したのか(あくまで私が何をしたのか)の説明を。

... 続きあります »

AirMac Express 最新ファームウェア7.3.1には用心されたし

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • June 21, 2008 7:48 PM
  • mac

 この記事を書いたあとで、べつの流れから家の無線LANの構成を変更/整理したのだが、すると、今度はすんなりとアップデートできたのだった。「たしかめ算」的な検証はひとつもしていないし、このときのアップデート失敗が(何かしらの原因はあるにしても)「たまたま」に近いようなものだった可能性もあって、結局たしかなことはなにひとつ言えない身なのだが、新旧のネットワーク構成で単純に大きくちがう点を言えば、このときはAirMac Expressを802.11gの旧AirMac Extremeにつなげていて、変更後の構成では802.11n対応のTime Capsuleが作るネットワークに参加させているということがある。うーん、そういうことなのかな。いや、「たまたま」だったのか。

 いや、「個体差」によるのか、まったく問題なくアップデートできている人も多くあるようなのであれだが、今日の午前中はこれでつまずいていた。

 リモートスピーカー用に使っていたAirMac Express(802.11n)に最新ファームウェア7.3.1を当てたところ、ランプの点灯がオレンジになり、AirMacユーティリティからも検出されない事態になって、それでここ[Apple Support Discussions - AME最新ファームウェア 7.3.1]を参照しつつ、結局ファームウェアを元の7.3にダウングレードすることで決着させた。

 で、ダウングレードがなかなか厄介なのだった。

 仕組みをよく把握していないために〈厄介に感じ〉ているだけなのかもしれないものの──というか、これ、ダウングレードにさいしてはマシンが(当のAirMac Expessに頼らず)インターネットにつながっている状態でないとだめなのかどうか(7.3は再度ネットからダウンロードされてインストールされるのか)、そこをはっきり知る前にうまくいってしまったのだけど──、わたしの場合には、設定をリセットしたAirMac ExpessをEtherケーブルで直接つないでMac Proに認識させ(Mac Proは別途Etherケーブルでネットにつながっている状態。Mac ProにはEtherがふた口ある)、AirMacユーティリティを使ってダウングレード、再設定した。

 AirMacユーティリティのどこから「ダウングレード」ができるのか、それもちょっとわかりにくいかもしれない。「手動設定」を選んで表示される「概要」の、「バージョン」というその項目名がクリックでき、そこからバージョンを選択するというインターフェースになっている。

AirfoilとVMware Fusion、およびParallels

  • Posted by: SOMA Hitoshi
  • February 16, 2008 5:37 PM
  • mac

Airfoilアイコン

 だいぶ以前にごく簡単な紹介記事を書いたこともある「Airfoil」は、iTunes以外のアプリケーションの音源をAirTunesで飛ばして部屋のスピーカーから流すことを可能にするユーティリティー。

 で、VMwareやParallelsで起動したWindowsが再生する音も同様に(つまり対象アプリケーションに「VMware Fusion」や「Parallels Desktop」を指定することで)飛ばせるのかやってみたところ、VMwareはダメで、Parallelsは可能だった。両者の仮想化の手法のちがいによるものか。

 いや、やってみたらそうだったというだけの話。その説明は厳密でない、Airfoilの理解が足りないだけでVMwareに対してもやり方はある等々のご指摘がありましたら歓迎です。

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