/ 3 May. 2006 (Wed.) 「エウリカ!」
■引っ越し後の買い増し家電のひとつがエスプレッソマシンで、どう考えたってこれは衝動買いの部類に入るが、買ったのは Electrolux というメーカーの「NOVA ECM350」というやつだ。衝動買いたる所以はコーヒーメーカーとセットになった図体の大きいほう(エスプレッソマシンだけの型もある)を買った点にあり、コーヒーに関してはうちはサイフォンがあるから、どうしたってサイフォンのほうを使ってしまう。サイフォンのほうが旨い。コーヒーメーカーは一度にたくさん淹れられて、保温プレートがあることが利点で、なんとかそこに活路を見出したいところだ。
■エスプレッソマシンはまだ操作そのものが楽しいという時期で、そのうち飽きるんじゃないかとは思うものの、ありがたいことにまだ飽きていない。いつもたいていカプチーノ(エスプレッソに泡立てミルクを加えたもの)を作る。そのほうがより操作が大仰になって楽しいということもあるし、あと、大がかりなわりにはやはりエスプレッソは少ないのだった。報告したかったのは、ようやく熱々のカプチーノを淹れる手順がわかったということである。マシンの機能上、エスプレッソの抽出とミルクをスチームノズルで泡立てるのとは同時に行うことができないから、これまでは素直に(?)、まずエスプレッソを淹れてから次にミルクを泡立て、泡立てたミルクをエスプレッソに注いでいたが、そうするとどうしても飲む時点でぬるいのである。先日友人たちが大挙してわが家に来たときに振る舞ったカプチーノもその手順だからぬるかった。むろんカップはお湯で温めておくし、エスプレッソを抽出するまでにミルクやら何やらもろもろの準備は万端に整えて臨むのだが、どうしてもぬるい。なものだから、これはこうしたものなのだろうと諦観して、友人たちにも「言っとくけどぬるいから」と宣言して振る舞っていた。
■で、単純なことなのだけど、ミルクの泡立てを先にやって、エスプレッソの抽出をあとにすればよかったのだ。それでだいぶちがう。エスプレッソは量が少ないからミルクを泡立てているうちにすぐ冷めてしまうが、その逆は比較的大丈夫、ということのようだ。なるほどなあ。気がついてよかった。
■いや、それだけの話なのだけど。
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