9
Sep.
2007
Yellow

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/ 3 Sep. 2007 (Mon.) 「Are you an angel?」

九月の写真のボツ案。撮影は妻(採用案も同じ)。

ひきつづいて──というのは前回の日記からつづいてということだが──、周囲のリアクションをたよりに文章を紡いでいこう。前回の日記には、更新してほどなく、友人の永澤によってコメントが書き加えられた。「天使」という名前でコメントを寄せてくれた方がいったい〈誰〉だったのかをめぐって書かれたその日記に呼応した永澤のコメントは、誰のコメントであるのか(署名のとおりに永澤のコメントである)という点で疑いの差し挟みようがない反面、書かれてある言葉の意味はまったく不明だ。何を言っているのかわからない。

アミダラ女王では?

 「誰のコメントであるのか(署名のとおりに永澤のコメントである)という点で疑いの差し挟みようがない」というのもネットにおいてはずいぶん思い切った断定だけれども、それにはわけがあって、ま、ほかの用事もあったのだけど、コメントを読み、思わず永澤に電話をしたのだった。お互いに「もしもし」を二回ずつ繰り返したのち私はこう言った。

 「意味がわからない」

 で、説明を聞いてようやく「ああそれか」とわかった(?)のだが、これは映画『スター・ウォーズ エピソードI/ファントム・メナス』のワンシーンにのっとっていて、まだあどけない少年だったアナキン・スカイウォーカー(のちのダース・ベイダー)が、のちに結婚することになるアミダラ女王とはじめて会ったさい、彼女にむかい、おもむろにこう言い放ったことに由来している。

"Are you an angel? " (「君、天使なの?」)

 そりゃま、由来してるんだろうけどさあ、わからないよ。ていうか、「天使、天使」言っているのを耳に挟んで思わず「アミダラの話?」と顔を出すのであれば、署名は「Y.Nagasawa」ではなく「アナキン・スカイウォーカー」であるべきだし、その場合アナキンは「アミダラ」ではなく「パドメ」という呼び方を用いるのではないか。って、それもどうでもいいけど。
もうひとつ、まともな(?)応答としてはメールである方から、

「天使」のしっぽをつかんでしまったな。

 という「うまい」んだか何だかわからない言葉をもらったが、うーん、どうだろうかね。そうなのかもしれないし、ちがうかもしれない。
話は変わって句会。共同企画者の吉沼からはメールで、会場の候補案がふたつ送られてきた。ひとつは「江東区芭蕉記念館」。記念館のなかに貸出施設があり、「俳句や短歌等の文学活動にご利用いただけます」と案内にあるが、たとえばそのうちの「研修室(和室)」は「42畳・定員50名」だ。ちょっと広すぎやしないかというのが懸念されるところだが、解決策としては「50人でやればいい」ということがあるだろう。さらにその半数を子どもにすれば、やつらは走り回るにきまっているから窮屈なことこのうえない。走り回るだけならいいが、そのうち転んで障子をやぶく者や、そこにあった掛け軸を掴んで走り回り、転んで障子をやぶく者が現れるかもしれず、さらには、そこにあった高そうな壺をもって走り回り、転んで障子をやぶく者さえ出て、そうなれば皆、「俺だって」という気分になりかねない。われもわれもと、さまざまな障子のやぶき方をする子どもたち。もちろんそこに大人が割って入り、たとえば参加者のひとり、加島さんが見せるのはもっと高度な障子のやぶき方だ。その見事さに「ほほう」と感嘆の声をもらす参加者たち。子どもたちは加島さんにあこがれの眼差しをむける。そして、子どものひとりがおもむろにこう言う。

 「野球がしたい」

って、そんなことを書いてるもんだから、予定していた次の文章につながらなくなっているわけだが、吉沼が挙げてくれたもうひとつの会場は千代田区の「神保町区民館」である。いや、「芭蕉記念館」はまあ単純に、ことさらに仰々しい場所でやるといった狙いがわかりやすいんだけど、「神保町区民館」のほうはちょっと、なぜそこなのかがよくわからない。なんだろう。それを聞いてみようと思っていてまだ返信していないのだった。
場所もそうだが、あと、句のお題=テーマのことも決めなければいけない。次回はそのことについて書き、考えをすすめよう。

本日の参照画像
(2007年9月 5日 02:34)

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