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Dec.
2009
Yellow

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/ 30 Dec. 2009 (Wed.) 「ある嫡子が」

『クローバーフィールド』(2008、パラマウント)。

書いている現在は31日、大晦日である。じつをいって、MacBook Pro もさきほど、11時半ぐらいに届いた。
あけましておめでとう。ちょっと早いかもしれないが、夜半に嵐の吹かぬものかわ、いま言っておいてもよいだろう。
会社の仕事で元旦午前零時に更新というものがあり、それ手作業でやるんだけど、その下準備などいくつかの仕事。庭の掃除と、そして年賀状づくり。妻は重曹でキッチンの掃除だ。
途中のものから文面は「今年もよろしくお願いします。」だけに統一された年賀状を夜更けに書き終え、で、少しソファで寝てしまったのだったか、妻に起こされて風呂に入る。出てくると、WOWOWではまさに『クローバーフィールド』がはじまろうとするところだった。
この件についてはわりとツイッターに過不足なくつぶやいたのでそれを再掲しよう。

たまたま点いていたWOWOWで『クローバーフィールド』を最後まで見てしまった。おもしろいなあ。

いまエンドロールだけど、そこここに伊福部昭が聞こえるのは、そういうことでしょうか。気のせいでしょうか。

メインテーマと自衛隊のテーマと乙女の祈りと、あと日本狂詩曲的な感じがないまぜになったような。

 これらのつぶやきに、とり・みきさん(@videobird)からはつぎのようなリプライ。

@soma1104 確信的にそういうことです。

@soma1104 あ、確信犯的に、というべきだった。

つまり、「ゴジラ」シリーズと呼ばれるものの始祖は(ある意味あたりまえの話)第二作『ゴジラの逆襲』であって、『ゴジラ』第一作の正統な嫡子はここにいる、というのがわたしの感想だが、いったいなに興奮してるんでしょうかこの暮れにわたしは。

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(2009年12月31日 15:13)

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/ 29 Dec. 2009 (Tue.) 「フリースで春を迎える」

これ。

しかし着ていたのは

新聞朝刊のテレビ欄を確認していた妻が、「長いよ、どれも」と嘆息するような、そうした時期にさしかかった。押し詰まっている。
買い物に出たついでに、わたしの寝巻きを新しくするがいいじゃないかということになり、じゃあ寄るのは無印かユニクロか(どちらも立川のルミネに入っている)とわたしが言うと、妻がついこないだ一度だけ、しかもほんの一瞬目にしたというユニクロのフリースのCMのことを口にする。そのなかで、(市川)実日子ちゃんが着ていたみどりのパンツのそれがかわいかった、ひと目でほしいと思ってしまったと妻。「なに、実日子ちゃんが」とわたしは反応し、わたしがそれを着るのではだめだろうか、かわいくなってしまうかもしれないが、それでもいいだろうかと問うと「いいのではないか」と言うから、ユニクロでそれのXLを買った。で、家に着き、ユニクロのサイトでそのCMを見ると、着ているのは実日子ちゃんでなく、姉の実和子さんのほうじゃないか。いや、べつにかまわないんですけど。
と、そんなどうでもいい、ちっとも押し詰まった感のないことを書いてしまったが、いっぽう、わたしの MacBook Pro はこの日無事に国内到着をはたし、さらにその後「ADSC営業所」なるところでひと晩明かしたのちに、30日、そこを発送された。

 調べると「ADSC」は「Apple Delivery Support Center」の略とのこと。電話で問い合わせてみた人のブログ記事などによると場所は品川で、ただ、そこはあくまでオフィス機能のみを担っているらしい。

実際の荷物は成田空港にあり、税関などの色々な手続きを経て
いったん有明センターに荷物が集められ
そこから順次出荷される事になっているようです。
ADSC営業所ってどこ? - ちらしの裏 に付いたコメントから

と事情通は語る。
31日の朝かな、着くのは。

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(2009年12月30日 17:10)

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/ 28 Dec. 2009 (Mon.) 「わたしのMacBook Proは今夜、上海で」

チェルフィッチュ『わたしたちは無傷な別人であるのか?』のチラシはこんな感じ。

すでに何度か書いているように、先日、Apple Store で MacBook Pro を注文した。プロセッサを3.06GHzに上げ、メモリを8GBに増やし、ハードディスクを256GBソリッドステートドライブにした、そうした17インチである。24日に注文と振込をし、25日に「ご注文成立のお知らせ」をメールで受け取った。注文後に見つけた「年内の配送案内」によれば、カスタマイズ製品の配送を年内に間に合わせるには「23日正午までに注文を」とあり、案内のとおりだとすると一日ちがいでわたしの MacBook Pro は年内に届かないということになる。
26日、「遊園地再生事業団ラボ」のチラシを無事入稿する。入稿先の「レトロ印刷」はいま注文が殺到しているといい、通常の納期よりも一日程度遅れるとのこと。といってもここは速くて、28日に商品発送、29日にはこちらに届くというから問題はない。そうか、「レトロ」流行っているのかと思っていると、この日うちにプリコグ(あるいは @precogjpからのDMが郵送で届いたのだけど、そのなかにあったチェルフィッチュ『わたしたちは無傷な別人であるのか?』のチラシが、これ、まずまちがいなく「レトロ印刷」製だろう。
その夜は遊園地再生事業団のつどい。

いま、ツイッターのことをまったく知らない人に、いい大人が、よってたかって説明している。
11:31 PM Dec 26th from Tweetie

という宮沢(章夫)さんのつぶやきにある、いい大人のひとりがわたしだ。「ツイッターのことをまったく知らない人」は田中夢。わたしは「RT、その思想と変遷」のようなことを懸命に説明していた。
26日、MacBook Pro のほうに動きはない。アップルからメールがあったので何かと思えば、「Macへ、ようこそ。その魅力を今すぐ体験しましょう」と、初心者向けのビデオチュートリアルの案内だった。27日もわたしの MacBook Pro に動きはなく、そしてわたしもまた動きがなかった。動けばよかったと後悔するのは翌28日の仕事納めである。
そして驚くべきことに、28日、アップルからは「商品出荷のお知らせ」だ。お届け予定日は31日とある。クロネコヤマトの荷物問い合わせシステムで確認すると、わたしの MacBook Pro は28日の朝、「上海支店(中国)」にいる。上海かあー。だいじょうぶだろうか、ことによって上海で浮かれてやしないだろうか、わたしの MacBook Pro は。まっすぐ、きちんと東京へ向けてやってきてくれるだろうか。上海では、「もうひと晩ぐらいこっちにいたらいいじゃないですか」という悪い仲間の誘いがないともかぎらない。そうこうするうち、馴染みの女などつくるに至らなければいいが、あいつめ。飲み食いはわたしのツケか。早く来いってんだばかやろう。

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(2009年12月29日 13:06)

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/ 25 Dec. 2009 (Fri.) 「怒濤の日」

誰かが白菜を食べているようだ。

怒濤の一日を乗り切る。

さあ怒濤だ。怒濤だね。やるねわたしは。
11:06 AM Dec 25th from web

とツイッターにまずつぶやいた。こうつぶやくと、なにやら怒濤の一日がやってくる気になるから不思議である。ことによると怒濤でもなんでもない、ごく穏やかな一日だったのかもしれないものの。
アップルからは「ご注文成立のお知らせ」がメールで届く。でもまあ、年内には届くまい。今回はそれ以外もカスタマイズしているが、ほかになくても最低キーボードは「US」に変更するから、かつて本体購入時に「24時間以内出荷」の恩恵を受けたことがないわたしだ。MacBook Pro が届けば、いま使っている MacBook はそのまま妻にお下がる。妻はいま七年モノぐらいの PowerBook G4 を使っているが、いよいよそこかしこがヘタってきているらしい。
夜には、例の「遊園地再生事業団ラボ」のチラシ作成作業。宮沢(章夫)さんや「ルアプル」(えーと、遊園地再生事業団のあたらしい制作集団はこう命名されたのです)のメンバーに確認・校正してもらいつつ、入稿へ向けデータを準備する。今回は大阪の「レトロ印刷」という一種独特な印刷会社(でも有名なんでしょう、おそらく)にたのみ、わら半紙に刷る。時間があれば、もっとその特長を活かしたデザインというか、色の使い方を試せたかもしれないものの、ま、無難な、悪くはないだろうというところの仕上がり。一月上旬より劇場の折り込みチラシなどで出回る予定。刷るのは4,000枚で、4,000枚だと配布の範囲もだいぶ限られてくるだろうが、見かけた場合にはぜひお手にとっていただきたい。
と、そうした作業をしていたこともあり、当番であった町内の「火の用心」夜回りには参加できず、「二番煎じ」気分の年の瀬とはならなかった。

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(2009年12月26日 15:18)

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/ 24 Dec. 2009 (Thu.) 「よくわからないところにシャンプーはあった」

というわけでこれなのだな。右の、大きいほうのである。

先に、こんなケースを買ったりしたのだ。

ここのところツイッターのほうがお留守になっていたのはたんに忙しかったからだ。それでひとは、「つぶやく暇もない忙しさ」というものの存在を知るのだったが、しかし、いったいそんなことでいいのか、忙しさのなかからこそ真のつぶやきは生まれるのではないか、真のつぶやきって何だ、まあいいや、ともあれもっとつぶやかなくてはいけないと、わたしはいま、決意をあらたにする者である。だいたい、忙しさの波がいったん収まりをみせた23日の祝日、わたしは日がな一日、寝てしまったのだった。いや、何がどう「だいたい」なのか。
あまり寝ていないとひとはぼんやりするようで、一日寝て過ごす前の数日間、わたしはだいぶぼんやりしていたらしい。ある晩、風呂場の電気を消さずに出てきて涼しい顔をしているわたしを、それに気づいた妻が注意したのだが、明くる朝になり、ふと風呂場のなかも確認してみた妻がそこに見たものは、がばりと開いたままになった湯舟のフタと、よくわからないところに置かれたシャンプーのボトルだったという。
あとほら、食品のパッケージの口に付いているジッパーってあるじゃないですか、空気を追い出して閉めるたぐいの。たまさかキッチンに立っていて、調理中の妻からそれを「しまうから閉めて」というふうに手渡されたさいに、手でそのジッパーのあたりをごしごしやって、「閉めたふり」をして返すってこと、ありますよね。それはまあ、ぼんやりしてなくてもよくあると思いますが、その、ジッパーをわたしが閉めたふりだけして閉めていないことにもすぐに気づく妻が、けさ起きると熱があるという。どうやら風邪らしい。
しばらく寝ているうちに熱は下がったものの、出かけられる調子ではなく、それで、ふたりで行こうと思っていた細野晴臣プロデュース・ライブ「映画を聴きましょう」のチケットが一枚余る。で、ごく間際になって声をかけた上村君(きょうは奥さんの帰りが遅く、ちょうど「イブ的な予定」もなかったという)とふたり、それを聴く夕べだ。恵比寿ガーデンホール。
会場でばったり長兄夫婦に会った。はるばる茨城から。「ナニこっち(東京)こんなあったかいの?」と嫂。たしかにきょうは幾分あったかく感じられる気温だったけれど、しかしその言葉が指し示すものはそんな相対的な差などではきっとなく、彼我を分かつ、絶対的な差こそがあるにちがいないのだと、大晦日の帰省に向け、気を引き締められる。
恵比寿のあと、所用があって初台に寄り道してから新宿に戻ると、つまり都営新宿線からJRへと上がっていく階段の先に花屋があって、あー、買って帰るかーというふうになるのはちょっと致し方ないだろう。で、黄色い水仙を一鉢。

また甲斐のない買い物をしたものだ。というのはこの花、ただでさえ葉が猫草っぽいじゃないかよ。
10:51 PM Dec 24th from Keitai Web

とそこでツイッターにつぶやいたのは、この手の植物は飼い猫のポシュテがすぐさま食べようとするため、ふだん目にして愉しむような場所に飾っておくことができないからだ。

 茶色いのがポシュテ。その手前に映るピーもまた猫草に目がない男だが、注目すべきはいちばん奥にいるロビンだ。ふだんから猫草を口にせず、これっぽっちも興味をもっていないロビンは、ただただ、つられてやってきてしまった。「なんだ、何事だ」と、おそらくはまったくことなる食べ物を脳裏に描き、それを探しているここでのロビンである。
てなわけで、それではここいらで報告しておこう。この日、わたしはアップルストアで MacBook Pro をカートに入れた。そして押したね、その先のボタンを。

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(2009年12月25日 17:24)

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/ 23 Dec. 2009 (Wed.) 「散財はつづく」

買ってしまったというのは「Flip mino HD」だ。あれ?ついこないだ「SAL」買ってなかったっけ?という声はもっともなところのポケットビデオカメラ。「SAL」とのちがいは日本で未発売だってことと、圧倒的な画質のよさである。「セカイモン」を使って eBay で新品を落札した。155ドル99セント(商品の落札価格として。ほかに送料やセカイモンの手数料などがあって締めて2万円弱)。画質はほどは、下の「掃除機がおっかなくってしかたがないポシュテ」をご覧いただきたい。

というわけで後ろのテレビに映っているのは「M-1グランプリ」だが、わたし、見るのこれがはじめてじゃなかったか「M-1」。でもって、「笑い飯」の漫才をちゃんと見るのもはじめてな気がする。「Wボケ」という形容は以前から耳にしていたけれど、それ「ツッコミ不在」ってことかと勘違いしていたため、ちょっとちがうふうに想像していた(「ツッコミ不在」はたとえば「おぎやはぎ」とか、「象さんのポット」とか。あとまあ、「ゆめじ・うたじ」もツッコミ不在っちゃあ不在か)。なるほどなあ、こういうことか。「ツッコミ不在」の場合にはボケ/ツッコミという前提を脱構築するわけだけど、「Wボケ」というか「笑い飯」は、「きっぱり、会話劇としてのリアリティ=ひいては漫才としてのリアリティを前提しない」ってことによるポストモダンである。って、わかって言ってんのか俺。ひじょうに面白かったです、「笑い飯」。
そうしてわたしはいよいよ、近日、念願の 17インチ MacBook Pro を買うのだろうか。買うのかもしれない。なんでそれ念願しているんだったか、なかば忘れてしまっているほどの念願の一品。そしてまた、年明け早々にはケータイを iPhone に替えるだろう。日記で確認すると2008年の1月4日にいまの「INFOBAR2」を買っているから、いよいよ二年が経過するのだった。

(2009年12月24日 13:38)

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