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Sep.
2017
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/ 8 Sep. 2017 (Fri.) 「カント名字だろ / 『 Bond 25』の噂」

本日のむかしのロビン。2013年6月。

21:13
ニントもカントも。

ニント [1722-] はカントの兄で哲学者、作家。近年では弟・カントをテーマにした小説『弟』が話題となった。「ニントもカントも」は、「どいつもこいつも」といったような意味で用いられる。
ニューヨーク・ポスト紙のゴシップセクションである「 Page Six」がこないだ、いままだ『 Bond 25』の仮称で呼ばれるところの 007シリーズ次回作について、そのプロットのリーク情報を報じていた。日本語のファンブログが簡潔に紹介しているのを引くと、こんな感じ。

ハリウッドのインサイダーから得た情報として同サイトが報じたあらすじは、『Bond 25』でジェームズ・ボンドがMI6を退職。そして前作『007/スペクター』のボンド・ガール、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)と結婚しますが、妻は殺害され、ボンドは復讐の為に立ち上がる、とのことです。

『Bond 25』のボンド役にはダニエル・クレイグの続投が公式発表されましたが、クレイグ以外のキャストは現時点で未発表です。また、脚本はシリーズ常連のニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドが担当しています。
『Bond 25』あらすじ ジェームズ・ボンドが結婚か | ジェームズ・ボンド007ニュース

うーん。
まあ、〈続き〉を作るならば──ボンド俳優の交代によってリセットするのではなく、ダニエル・クレイグで『スペクター』の続きを作るならば──そうならざるを得ないというのも理屈でわかるものの、前作『スペクター』がああだっただけにどうしたって、「そのプロット、どう〈蛇足にしないで〉やる?」という疑問は首を擡げるところだ。
 というのも、『カジノ・ロワイヤル』からはじまるクレイグ=ボンドシリーズを貫いていたのははっきりと〈シリーズをやり直す〉というコンセプトであり、じゃあ〈何のためにやり直すのか〉といえばそれは、今度はトレーシーを殺されないために、だったとしか思えないからである。そして言わずもがな、『スペクター』が見事に〈トレーシーの死なない『女王陛下の 007』〉だったことは前にも書いたとおり。

とにかく屈強な敵のサブキャラクター、雪山の頂にある療養施設、同業者の娘であるボンドガール、(ほんとうに東京でロケしたのかは知らないけど)いちおう出てくる日本、列車内での格闘、ボンドガールが敵アジトで着せられるチャイナ風ドレス、エトセトラエトセトラ……という具合に過去作のスペクターをすべてなぞった上で、ラストはほんとうに、〈トレーシーが死なないままエンドロールを迎える『女王陛下』〉なのだった。こりゃすげえ。
2017年4月1日付「トレーシーの死なない『女王陛下』」

 だから、『スペクター』をこのように見た者ら──わたしだけではないはずだ──にとってはすでに、ボンドの退職も結婚ももうそのなかで(明示的にと言ってもいいくらいに)描かれていたわけで、ラストシーン、スワンとボンドを乗せて走り去る車に、みんな、あのブライダルカーの花の装飾を幻視していたんじゃなかったのか。

「いやーメデタシメデタシ、これできれいにボンド役が交代して、あとはもうひたすらに楽しい第二の〈ムーア=ボンド期〉が来ればいい」とも夢想していたわたしなので──というか、そうする以外にもう続ける手がないほどに『スペクター』が見事に〈シリーズを完結させてしまった〉だけに──、ダニエル・クレイグの続投が公式に発表されたらしい『 Bond 25』が、いったいどうやって〈もう一作〉を用意してくるのか、期待も不安もないまぜに見守るよりほかないのだった。
先を見すぎたわたしを戒めるように、内藤祐希のダブルスはここまで。準々決勝敗退でベスト8どまりだった。

ダブルス準々決勝
Lea BOSKOVIC, Xiyu WANG (CRO/CHN) d. Yuki NAITO, Daniela VISMANE (JPN/LAT) 6-2 6-4
@ US Open Junior Tennis Championships

Walking: 3.9km • 5,750 steps • 1hr 3mins 11secs • 184 calories
Cycling: 3.9km • 21mins 40secs • 86 calories
Transport: 84.5km • 1hr 29mins 5secs
本日の参照画像
(2017年9月11日 22:14)

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/ 7 Sep. 2017 (Thu.) 「島君にもおすすめしたいかわいさ」

本日のむかしのロビン。2013年5月。

やりました、内藤(祐希)、ダブルス勝ち進んでベスト8。いやー、先見過ぎだけどさー、行かねーかなー、決勝。さすがに決勝まで行けばさあ、カメラ中継のあるコートに組まれると思うんだよなあ。
てなわけで、基本ライブスコア観戦なのでいまごろ知る次第なのだが、内藤とペアを組むラトビアのダニエラ・ヴィスマンは、かわいいのだった。島(周平)君にもおすすめしたいかわいさだ。17歳。写真は本人の Instagramより拝借。

ダブルス二回戦
Yuki NAITO, Daniela VISMANE (JPN/LAT) d. Maria Lourdes CARLE, Layne SLEETH (ARG/CAN) 6-1 7-5
@ US Open Junior Tennis Championships

WのSさんからメール。思いがけなかったが、とても面白そうな仕事をやらせてもらえることになりそうだ。

Walking: 3.9km • 5,744 steps • 1hr 2mins 46secs • 185 calories
Cycling: 1.5km • 10mins 53secs • 35 calories
Transport: 68.2km • 1hr 23mins 26secs
本日の参照画像
(2017年9月 9日 09:13)

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/ 6 Sep. 2017 (Wed.) 「何の足しにもなりゃしない」

大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』(創元推理文庫)

『別冊文藝春秋 電子版9号』通巻325号 / 2016年9月号。

本日のむかしのロビン。2013年2月。

21:23
なーんだっけなあ、忘れちゃったなあ。

「あ、これにあの人を誘おう」というのを思いついて、「どれ」で「誰」だったかを忘れてしまった。膝を打つような、とてもいい考えだったはずなのだ。いったいどのタイミングで思いついたのかも忘れているが、ここまで何も手繰り寄せられないとなると、夢見の端境だったのではないか──「これ」も「あの人」もそもそも現実には存在しないか、はたまた夢のなかの論理でしか成立しない「これ」と「あの人」の結びつきだったんじゃないか──と思えてくる。「これ」というのはたとえば映画だったり、イベントだったり、あるいはお店とか、そういった何かだと思われるが、ぜんっぜんわからない。そんな雲を掴むようなことを一生懸命思い出そうとしていることからもわかるとおり、「あの人」は女のコだったはずで、あ、この手で誘えばいいじゃないかというような、要はそういった思いつきなのだが、だめだ、うんともすんとも覚えてない。何の足しにもなりゃしない。
大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』 。「 Pの妄想」「 Fの告発」「 Cの遺言」「 Yの誘拐」の四編からなる連作短編集(「 Cの遺言」は文庫化のさいに追加されたらしい)。やっぱりベストは「 Yの誘拐」でしょうな。
あと、『別冊文藝春秋 電子版9号』 に入っている「赤い博物館 2 夕暮れの屋上で」も読んだ。
今日はあちら(ニューヨーク)が一日雨で、前日からその予報が立っていたため屋根付きのアーサー・アッシュ・スタジアム、およびグランドスタンドを除いては試合が組まれず、ジュニアは試合がない。

Walking: 3.1km • 4,741 steps • 49mins 53secs • 148 calories
Cycling: 1.3km • 6mins 48secs • 29 calories
Transport: 54.4km • 1hr 11mins 28secs
本日の参照画像
(2017年9月 8日 00:40)

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/ 5 Sep. 2017 (Tue.) 「リプライ来たりて」

本日のむかしのロビン。2013年1月。

さて、前にも書いたとおりだけれど、

ところでわたし、ツイッターでは何度となく、内藤選手のアカウント宛に「おめでとう」だの「残念」だの、試合結果に勝手に盛り上がった挙句のメンションを送っているが、一度としてリプライが返ってきたことはない。たぶんそれ、シンプルで賢い「決め」なんだろうとは想像していて、自身で考えたものか、いまどき大人からそうした指南があるのかはわからないが、つまりリプライで会話するのはリアルに会ったことある人だけ、それ以外のファンにたいしては節目々々にまとめて、「いつも応援ありがとうございます」といった開かれたツイートで感謝を届けるというそうした基本方針なんじゃないかと、そう考えることで、リプライがないことにめげないようにしているわたしだ。
2017年4月29日付「ちっちゃいピー、すげえ高い」

と書いた状況はその後も変化なく、内藤祐希選手から直接のリプライをもらったことはいまだになかった。
と、そんななか、朝の 10時すぎに──あちらはニューヨークなので、一回戦敗退を喫したきのう 4日の夜9時すぎに──こんなツイートがあったと思いねえ。

@Ezweb2001: 努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならそれはまだ努力とは言えない。だってさ… https://twitter.com/Ezweb2001/status/904875383836872704/photo/1
2017年9月5日 10:14

 そりゃねえ、こりゃちょっと何か励ましの言葉のひとつも掛けねばというような弱音が吐かれているのだけれど、しかしいったいどんな言葉を掛けたらいいのか、〈16歳が吐く弱音〉とはいえ、〈アスリートの実際的な苦悩〉でもあるものにたいしてわたしなんぞの考える励ましはどれもが白々しく、力なく思えてくるのであり、それでたとえば脳裏をよぎるのは、シモナ・ハレプが、勝てば世界ランキング1位という(それも今年三度目の)期待のかかったウェスタン&サザン・オープンの決勝でガルビネ・ムグルッサに敗れたその翌日に Instagramに投稿した、こんなメッセージだけれども、

いやー、いい言葉ですよ。ていうか泣けますよ。そりゃ、ハレプが言えばね。これをハレプに言われるのと、わたしに言われるのとでは重みとありがたみがまったく違うのであり、後者の場合、「だいたいお前誰だよ」って話にもなるだろう。
とはいうものの何か声を掛けたい──というのも、すでに何人かから(ほとんどは友人や関係者だろうが)励ましのリプライが寄せられていて、それにたいしてリアルタイムに内藤選手が返事しているのが見てとれたからで、ことによって、いまこの状況ならば返事をもらえるのではないかというしょうもない期待が首を擡げもするからだ。でまあ、悩んだ末にこうリプライを送る。

@soma1104: @Ezweb2001 応援してます。
2017年9月5日 11:16

 悩んだがためにいたずらに時間が経っており、こちらは 11時、むこうは夜 10時をまわっておそらくは明日(第4試合だからそんなに早くはないがダブルスの一回戦がある)に備えてもう寝たかしたのだろう、「それ」は、夜の 11時──むこうの朝 10時──になって届いたのだった。

@Ezweb2001: @soma1104 ありがとうございます。
2017年9月5日 23:13

 やったー!!
って何を読まされてるんだと(もしお読みの方があれば)お思いかとは存じますが、いやー、こんなにうれしいもんなんですねえ、リプライって。いやー、もらいましたよ、ついに。
というか、見ず知らずのこのわたしにさえ返事をくれるというのは、これは相当に参っているのではないかとさえ心配になったのだけど、なんのなんの、初戦でかなりの難敵(第5シードのリバキナ組)と当たるドローとなったダブルスは、しかし見事に接戦を制して二回戦進出となったのだった。
いいよいいよー。まだまだ、次の月曜のことを考えるのは早いのだよー。

ダブルス一回戦
Yuki NAITO, Daniela VISMANE (JPN/LAT) d. Anastasia KHARITONOVA, Elena RYBAKINA (RUS) 5-7 6-4 [11-9]
@ US Open Junior Tennis Championships

Walking: 3.7km • 5,081 steps • 53mins 51secs • 174 calories
Cycling: 1.1km • 6mins 16secs • 25 calories
Transport: 70.2km • 1hr 14mins 59secs
本日の参照画像
(2017年9月 7日 23:40)

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/ 4 Sep. 2017 (Mon.) 「初戦敗退 / サソリ固めさんのこと」

こちらは内藤選手が試合後のツイートに添付していた写真。背景から見て今日の写真ではないので(全日本ジュニアのひとコマ?)、心象風景ということだろう。

こちらが内藤に勝ったエリシア・ボルトン。アメリカの 17歳。USオープンの公式サイトから拝借。

梁英聖『日本型ヘイトスピーチとは何か──社会を破壊するレイシズムの登場』(影書房)

大木金太郎 [1929-2006]。本名、キム・イル。得意技は原爆頭突き。日本プロレス(団体名)においては、馬場・猪木とともに「若手三羽烏」と呼ばれた。

ロビンとピー。2012年12月。

21:06
今夜、全米オープン・ジュニア2日目、コート4の第2試合で内藤祐希が初戦を迎える。なかなかに難しい対戦相手だと見ているが、もし負けようものなら、あらゆるやる気を(わたしが)失うのではないかと気が気ではない。

といった余計なツイートをしたのがやはりいけなかったか、内藤祐希のシングルスは初戦敗退に終わる。7-6(4) 6-3。第1セットも第2セットも先にブレイクして先行したが、リードを守りきれず追いつかれて、相手に勢いを与えてしまう流れだったようだ。相手のエリシア・ボルトンはアメリカの 17歳。ドロー(シード決めとか)に直接影響するジュニアランキングでは内藤が 25位、ボルトンは 42位だが、まあこのへんの位置のこのくらいの差はねえ、ジュニアの場合そこまでポイントに固執した結果の順位でもなく、(お互いにだけど)どんどんプロサーキットの大会にも打って出ているなかでの順位だから一概に格上/格下と見做せられるものでもない印象があり、何より「地元アメリカ」というのがどうしたって、ノリやすい状況を生むのではないかと事前には危惧された。ま、スコアのみ、映像も見てないし、じっさいの試合の機微、調子、もろもろはわからない。
試合後だいぶ経ってから、あちらでは就寝前の空き時間とおぼしいころ、落胆の色を隠さない当人のツイートが流れてきた。むーん。内藤より上位の本玉真唯も敗けてしまったので、日本勢の女子でいうと佐藤南帆のみが一回戦を突破。佐藤は今年の春あたりからずっと、わりあい好調を維持している印象である。
残るはダブルス。前哨戦のカナダの大会でも組んだラトビアのヴィスマン選手とのペアで、いきなり、リバキナ率いる第5シードのロシアペアと当たることになっている。

シングルス一回戦
Elysia BOLTON (USA) d. Yuki NAITO (JPN) 7-6(4) 6-3
@ US Open Junior Tennis Championships

さて話はまったく変わるが、去年の暮れに発売された『日本型ヘイトスピーチとは何か』 という本があり、アマゾンの、そのカスタマーレビュー欄が差別主義者らによる書き込みでヒドいことになっているのを見知ったのはもうだいぶ前のことだ。星5つを付けて勧めるレビューも二、三はあるものの、数で上回ってちょっと(だいぶ)どうなのかという内容の星1つのレビューが溢れている。そのなかにあって、かなり異彩を放っているのが「サソリ固め」さんによる長めのレビュー(星5つ)だ。そのレビューぶりからして、そこそこ名の知れたレビュアーであるのかと思いきや、プロフィール(書き込み履歴)を見るに、この『日本型ヘイトスピーチとは何か』にたいするレビューしか書いていないことがわかる。想像するにどうやら、このレビュー欄の窮状を救うためだけに颯爽と現れたお方らしいのだった。かっこいい。
とはいえその書きぶりはけっして(理論的/思想的に)上段にかまえない。そうはせずにあくまで虚心に、〈一般の目線からの感想〉が装われるのだけれど、その〈一般〉が、何の疑問も挟まれることなく〈ある種のプロレスファン〉と等号で結ばれているところに、サソリ固めさんの戦略とユーモアはある。つまり、「ふざけてんじゃないのか」と見まがうほどの、切実な軽やかさがそこにはあるのだ。

私は昔からプロレスが好きで,特に長州力や前田日明を熱心に応援してきた。その中で,在日コリアンの差別問題に関心を持つようになり,昨今問題になっているヘイトスピーチにも関心を持つようになった。

この本を読んだ感想として言いたいことは3つ……ではなく4つある。
カスタマーレビュー: 日本のヘイトスピーチの特殊性とその原因がわかる

これ(数のかぞえ間違い)はスペイン宗教裁判(@モンティ・パイソン)でしょうぜったい、という補助線もあるのだが、もちろん、サソリ固めさんのうまさはそれだけではない。ここでは、サソリ固めさんが執拗に〈プロレス界における例〉を持ち出してくるところをいくつか挙げておこう。いや、なかなかうまいこと抜粋できずに引用が長いのだが、要は、ほんとは、全文をお読みいただきたいのである。

〔略〕また,私は国際情勢には疎いが,各国が批准している人種差別撤廃条約なるものがあるらしく,そこで差別の明確な定義があるらしい。それに照らし合わせて考えれば,何が差別であるか,はっきりしそうである。これのおかげで,かつて北尾光司が長州力に吐いた暴言は差別に該当すると,ようやく理解することができた。

〔略〕

3つ目は,政治家などの公人の差別扇動の影響力の強さである。〔略〕長州力も,彼の自伝で過去に出自を理由としたいじめ,いやがらせの対象になったことを述べていたが,その背景にはこのような公的な存在による差別扇動があったのだろうか。政治家なら何をやっても許されるのか。いつまでこんな時代が続くのか。

4つ目は,日本における平等の基準が歪んでいるということである。〔略〕日本における平等の基準とは,著者によると企業社会における平等であるという。それゆえ,この平等は,不平等である,ということらしい。つまり,企業社会における性別や年齢,雇用形態を理由とした待遇の格差が,一般社会における平等の基準になっているということである。そしてこのような基準が社会のいたるところに潜んでいると考えられる。そういえば、たとえば,かつて女子プロレスには25歳定年制あったが,男子のプロレスにはそんなものはなかった。あたかも一般企業における寿退社のようなものがプロレス界にも存在し,それが当然視されていたのだ。これは平等ではないといえよう。

そのほか,疑問点としては,私の読解力が欠如しているためかもしれないが,4章で各国の反差別政策の分類をしている意図がよく分からなかった。シンプルに,反差別政策の有無で論じるほうが,理解しやすいし十分ではないかと思った。また,差別の事例紹介にかんして,力道山や大木金太郎など著名な人物の例があれば,具体的なイメージがわきやすいのではないかと思った。
同上

 「力道山や大木金太郎など著名な人物の例があれば」ってのがなあ、さすがに笑っちゃいましたよ。そりゃ著名だけどさあ。でも著名じゃねーよ。

Walking: 4.4km • 6,335 steps • 1hr 6mins 3secs • 210 calories
Cycling: 1.2km • 5mins 16secs • 25 calories
Transport: 71.7km • 1hr 13mins 22secs
本日の参照画像
(2017年9月 7日 12:25)

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/ 3 Sep. 2017 (Sun.) 「ポットが届き、お湯がすーっと出る」

電気ポットはこういうやつ。

本日のむかしのロビン。三匹つどって食餌を待つ。2012年11月。

きのう喫茶店で石原(裕也)君に「行きます?」と訊かれて、はじめてジエン社が本番中実験公演『いつか私たちきっとそこきっとそこで、そこに』であることを知ったわたしだ。ちかごろ何の情報を得ようともしていないので、だいたいのことは知らずにいるのだと思っていただきたい。ああ、あれかあと思い──主宰の山本(健介)君が、「アイドル」を扱った作品に取り組んでいるらしいことは知っていた──、観たいなあとは弱からず思ったものの、本日が最終日。けっきょく行けなかったというか行かなかった。申し訳ない。
電気ポットのお湯の出が極端に悪くなっていたので買い替える。年来使っていたのは ±0プラスマイナスゼロのそれだが、いま見ると製品ラインナップにないのですでに製造されていないのだろう。で、たいして検討してもいないのだが、デザインがましな── ±0プラスマイナスゼロの前に使っていた東芝 atehacaのやつに似てなくもない──タイガーの「蒸気レスVE電気まほうびん〈とく子さん〉 PIJ-A型」 というモデルにした。それが届く。
何しろ「蒸気レス」であり、「 VE電気まほうびん」なのであって、「 VE」が何の略なのかたしかめる気はさらさらないとしても機能はいろいろと手厚く、何よりありがたいのは、お湯がすーっと出ることだ。買い替えた甲斐がそこにある。あと、お湯が熱いのもうれしい。

Walking: 11 meters • 22 steps • 14secs • 1 calories
本日の参照画像
(2017年9月 4日 23:37)

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/ 2 Sep. 2017 (Sat.) 「ニブロールを観る / 乃木坂でいうと」

『イマジネーション・レコード』当日パンフレットの表紙。

文中「刈り上げてたコ」と書いているのはこの方のことですね。浅沼圭さん。だいたいこの方を見てました。

本日のむかしのロビン(手前)。伸びるポシュテと。2012年11月。

きのうの日記にちょっと描写を差し挟んだとおり、横浜の KAATにニブロールの新作『イマジネーション・レコード』を観にいく。面白かった。「ニブロール20周年だから新たな一歩と思ってたが、りきんで踏み込んだその足は20年前の最初の一歩だった」というその円環のなかで、永遠が、一瞬に擬せられて明滅した。まだ踊られていないダンスの記憶。最小単位のモチーフたちこそがいとおしかった。
観終わって石原(裕也)君と合流。石原君は引き続いて何か用があるらしく、日本大通り駅構内の喫茶店でちょっとだけお茶する。ニブロールの感想を求められ、上記したような「わかったようなこと」は何も言葉にならずに、「後ろのほうで観てたんで〈ニュアンス〉だけだけど、あの、刈り上げてたコがおれはタイプだな」というようなことを言うと、そこから、わたしのタイプをめぐる話になった。「ぼく、相馬さんのタイプわかりますよ」と自信満々に石原君。
乃木坂46にもいわゆる「センター制度」というものがあり、「逃げ水」という新曲では 3期生のふたりがダブルセンターの扱いであるらしい。いきなり何の話だとお思いだろうが、石原君が先日、島(周平)君といっしょの折りにその「逃げ水」のミュージックビデオを見る機会があり、ふたりで「相馬さんはぜったい、(ダブルセンターのそのふたりでいったら)こっち(が好み)だよね」という意見の一致を見たという。君たちはいったい何の話をしているのか。
で、帰途の東横線車中、ネットで探した件のミュージックビデオを iPhoneで再生させたわたしは、「さあ、どっちですか?」と迫る石原君とともにそれを見る。「ぼく何も言いませんから、どっちっていうのを言ってくださいよ」という自身の物言いを忘れ、そのコが大写しになった瞬間に「こっち!」と思いっきり指差す石原君は、しかしわたしがどちらのコにも惹かれていないふうなので「あれ? そうですか?」となり、「じゃあもう(ミュージックビデオのなかの)誰でもいいですから、選んでくださいよ」となってビデオも終盤、「このコ」とわたしが指差したのは、「それ、島君も同じチョイスでしたよ」という誰かだった。「島君と相馬さんの好きなコがいっしょってのは、なんかいいハナシだなあ」と、適当このうえない総括をする石原君である。
いったい何の話だ。

27:44
くうー。

というのはもちろん全米オープンテニス、大坂なおみ選手の三回戦敗退を見届けてのツイート。

Walking: 3.4km • 4,820 steps • 55mins 33secs • 161 calories
Cycling: 2.5km • 14mins 11secs • 55 calories
Transport: 95.3km • 2hrs 5mins 34secs
本日の参照画像
(2017年9月 4日 18:44)

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/ 1 Sep. 2017 (Fri.) 「たぶんわかった / 恋愛と余韻 / エモいわたし」

芦沢央『許されようとは思いません』(新潮社)

芦沢央『悪いものが、来ませんように』(角川文庫)

大山誠一郎『赤い博物館』(文藝春秋)

ピーに枕にされるロビン。2012年11月。

20:24
たぶんわかった。

九月。更新再開を意気込んだ日記からまたもやあいだが空き、二度寝して、いま、といったような気分だ。書いている現在のわたしは電車に揺られている。とそこへ、石原(裕也)君からメッセージ。「いまから向かうところです!」「当日券が取れると良いですが。。」。ニブロールの舞台を観に、横浜の KAATへと向かう南武線の車中。ナイトマッチのシャラポワが勝ったのをアプリのライブスコアで確認してから、また手元のノートに戻る。
「たぶんわかった」というのは芦沢(よう)のミステリ小説『悪いものが、来ませんように』 の話。短編集の『許されようとは思いません』 につづいて手を出した。文庫の裏表紙に書かれた梗概に、

最後まで読んだらもう一度読み返したくなる傑作心理サスペンス!

とあって「あー」となったのは、この(よくある)惹句がつまり「叙述トリックが使われてますよ」と言っているようなものだからで、叙述トリックの場合はその性質上、「叙述トリックである」という情報それ自体がすでに一定のネタバレになってしまう面がある──なにせ身構えて読むことになってしまう──からだ。で、いま、第四章の途中まで来たのだけど、この小説の〈語り〉が読者に何を誤認させようとしているのかというそのことについて言えば、たぶん、わかった。いくつかのシーンに戻ってたしかめ算をした結果も矛盾がないので、おそらくはコレだろうと思う。
いやまあ、それはそれとして、そんなことよりもいまは大山誠一郎なのだ。こないだ『赤い博物館』 を読んで、これだよこれこれと胸を躍らせた。〈稚気〉と言い表したいくらいの気持ちのいい助走と跳躍。ミステリ的な意味でじつに〈まっすぐ〉前に跳び、その距離が何よりすごい。すげえすげえとただそれだけ。たまらず今日、『アルファベット・パズラーズ』 と『密室蒐集家』 を買う。
「当日券ないっぽいですね」と石原君から。

日付変わった 2日の未明、浅野(晋康)君が主宰する「エマニュエル」のサイトを公開する。リニューアル。9月20日から第3回公演の『恋愛と余韻』がはじまるのだった。
公開する前にテストサイトを浅野君に確認してもらったのだが、浅野君の PC環境がけっこう古く、Mac OS X 10.7でブラウザが Safari 6。Safari 6はさすがにきびしいので、Firefoxと Chromeの、10.7に入れられる最終バージョンを教えて── Firefoxが 48.0.2のこれ、Chromeが 49.0.2623.87のこれっぽい──、それで確認してもらう。で、Firefoxのほうで表示崩れなく確認してもらえたのだけれど、いざ本番公開し、Let's Encryptの認証で常時 SSLの設定にしたところ、「安全な接続ではありません」のエラー表示になってしまうと浅野君に教えられる。その落とし穴があったかー。これ、このバージョンのころの Firefoxに固有の問題らしく、しょうがないので浅野君には Chromeで見てもらうことにしてその問題は済ませた。
といった躓きはあったものの、サイトそのものはとても喜んでもらえているようで、そこは何より。

リニューアルでいうとその前に、7月末だからもうだいぶ経つが、笠木(泉)さんのブログもリニューアルさせてもらった。「笠木泉の日記」。リニューアル後の初回の記事で、わたしの作ったサイトについて笠木さんはこう書く。

デザインはシンプルなもので、というだけの発注。できあがったものは非常に機能的でシンプルで、なおかつエモいものでした。静かにエモい相馬くんらしい!とても気に入っています。
7/31 ブログを新しくしてもらいました - 笠木泉の日記

 まあ、気に入ってくれてるらしいので何よりだが、「静かにエモい相馬くん」というのは正直なところ、当人に心当たりがないのである。というか、そもそも当世の「エモい」が指す正確なニュアンスを把握できている自信さえないのだけれど、「エモい」と聞けばどうしたって、イメージの助けにと脳裏に浮かぶのが映画『細雪』の、「東谷子爵の孫」を演じる江本孟紀なのであり、わたしがあんな感じなのだとしたらそれはとてもとても嬉しいけれども、そういうこっちゃない──「エモやん」ぽいと言われているわけではない──のではないかという気もさすがにする。
まあともあれ、エモいらしいですよ、みなさん。わたし。

Walking: 5.5km • 7,508 steps • 1hr 26mins 46secs • 262 calories
Cycling: 1.1km • 7mins 49secs • 26 calories
Transport: 70km • 1hr 25mins 31secs
本日の参照画像
(2017年9月 3日 05:53)

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