12
Dec.
2017
Yellow

最近のコメント

リンク

広告

/ 4 Dec. 2017 (Mon.) 「未明の短い蜜月」

エリック・ホブズボーム『いかに世界を変革するか──マルクスとマルクス主義の 200年』(作品社)

本日のむかしのロビン。2014年2月。

怠惰な週末が明けて。
あいにく証拠写真は一枚もないが、朝起きると、われわれの寝ているベッドの掛け布団のうえ、われわれのあいだの溝のところに、ピーとニボルが引っ付いて熟睡していた。猫同士、お互い眠たさに負けて頭が働かない状態になるとごくまれにこうした光景が生まれる、というところまでには、徐々にだが〈なじみ〉ができつつある三匹の関係。じきに目を覚ましたニボルがピーにパンチし、それで蜜月は終わる。
通勤時の中央線車中でエリック・ホブズボーム『いかに世界を変革するか──マルクスとマルクス主義の 200年』 を読むも、じき眠気を催していけない。ホブズボームに落ち度はなく、こっちの問題。ホブズボームについて言うならば──しかも邦訳だけを材料に言うならば──、ひょっとして文章下手? という疑念が湧いている。

写真のピー。「早くカリカリくれ、の威圧がすごい」と妻が送ってよこした。ずっとここ(というのはリビングの妻の定位置のすぐそば)にいる、と。
女子テニス。ジュニアの Orange Bowlの初日。あいかわらず内藤祐希に注視しているが勝てない。ほんと勝てねーなー。先週の Eddie Herr、今週の Orange Bowlとアメリカを回る年末の遠征スケジュールは去年と同じで、出発前の Instagramに「今年こそ 1回は勝つぞーーー」と書いていたようにシングルスでは去年一勝もできなかったこの二大会、よもやの「今年も」になってしまってもうわたしは〈無やる気〉だ。どんよりしている。
ジュニアの大会ではめずらしくライブスコアの提供がある Orange Bowlだが、ゲームをまたいで長くスコアが止まったのち一気に数字が飛ぶという不安定なスコア配信が終始続き、いや増しにやきもきさせられた。1-6 6-1 5-7。第3セットは内藤が先に 5-4としてサービング・フォー・ザ・マッチを迎え、マッチポイントも一度ならず握るものの、その繰り返されるデュースの果てでまた長いこと数字が止まったままになる。「むこうじゃとっくに終わってる」ことを期待したが叶わず、つぎに変わると 5-6の局面で、最後はあっさり、スコア表示のテーブルが余韻もなく画面から消えてなくなり試合終了である。
相手はワイルドカードの選手で地元アメリカの 16歳、Abigail Forbes。かたや内藤は第4シードだった。そういえば去年も Orange Bowlでは第5シードとして出場してワイルドカードの地元選手に負けたのだが、その選手こそがいまやジュニアランキング 1位の Whitney Osuigweなのだった。はたして Forbesの来年の躍進もあるのか。いや、そんな〈若手の登竜門〉になってる場合じゃないんだよ内藤さん。若手だしさ、君もね。

Walking: 4.7km • 5,722 steps • 58mins 12secs • 222 calories
Transport: 70.7km • 1hr 37mins 59secs
本日の参照画像
(2017年12月 5日 15:01)

関連記事