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Dec.
2005
Yellow

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/ 11 Dec. 2005 (Sun.) 「『ラジオ・ラストソングス』開局」

この猫が舌を出すのは珍しい。もう一匹は舌を出していないことのほうが珍しい。

「ラジオ・ラストソングス」は無事開局した。
鈴木謙一さんによる告知のブログ記事では私は「スーパーバイザー」と紹介されている。辞書を調べるのは大事なことだというのは、これ、「すごいアドバイザー」とかいった意味ではないのだった。手元のデイリーコンサイス英和辞典第5版によれば「supervise」は「監督〔管理〕する」で、名詞形の「supervisor」はすなわち「監督〔管理〕者」である。そうだったのか。そうだよな、意味が「すごいアドバイザー」だったらそれ和製英語だもんなと奇妙な納得をしたうえで、しかしいま心配するのは、謙一さんが「すごいアドバイザー」のことだと思ってそれを書いていたらどうしようということだ。ここはひとつ、電話かメールで私の発見を伝えたほうがいいだろうか。いや、まさかとは思うけれども、ものには万が一ということがあるし、謙一さんだって人の子である。「すごいアドバイザー=スーパーバイザー」という図式は人の子にとって魅惑的なものにちがいない。しかし何と言って伝えるべきか。ここは電話のほうがいいだろう。この時間であればまだ謙一さんが起きている可能性は高い。何回か呼び出し音が聞こえて、やがて「はい?」といつもの声がする。単刀直入にここは言おう。
「いいですか、ちがいますよ」

まあそんなことはどうでもいいのだった。きのうの日記を書いてほんとうによかったというのは、やっぱり宮沢さんはプレゼントに添えた手紙に気がついていなかったからだ。そうじゃないかと思っていた。封筒に詰める段階で「これ、気づきにくいよなあ」と思い、「右利きだとこう開けるだろうから、そうするとこっちのほうからこう中を覗くかたちになって」といくらかシミュレーションはして封入してみたものの無駄だったようだ。あ、こういうふうに入れる手があったんじゃないかと、あとになり、心配をはじめてからいくつか方法を思いつく。あるいは、もっと夏頃から手紙を添えそうな素振りを見せておくとか。とにかく日記を書いてよかったが、それにしても、

それで思い出したが、って、話が続いているわけではないが、

というつなぎ方は興味深かった。笑った。どこにでも挿入可能だという点において新たな〈接続詞〉の誕生を見るかのような思いさえしたが、これ、なんだってつなげられるよ。まあ、まだほかにもあるにちがいないな、新たな接続詞は。

本日の参照画像
(2005年12月13日 02:15)

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/ 10 Dec. 2005 (Sat.) 「鈴木謙一さんを中心とする、とあるグループのラジオドラマの収録は済んでいる」

前回書いた「とあるグループ」によるポッドキャスティングの準備は着々と進められている。まだここにつまびらかに書くことはできないが、去る7日の夜、都内某所にあるグループメンバーのひとりの家(以下、「三鷹台の上村くんち」)に集まって全話分の収録を済ませたところである。いま、11日のサイトオープンに向けて謙一さんが鋭意編集中。
といったようなことを書いて、もっと早くにアップしようと思っていたのだが結局サイトオープン間際の今日になってしまってあまり意味がない。「とあるグループ」というのは言うまでもなく「ラストソングス」です。もう間もなくすると現在の公式ブログからリンクが張られ、正式な告知があるでしょう。隣の写真は7日、収録後のひとコマ。
予定としては11日のオープンと同時に「予告篇」の音源をアップし、以降全4回にわけて更新ということになっている。これは未定だが、新サイトもブログ形式になっていて、メンバーたちが通常時に書き込む公式ブログとしても、そのうちにこっちのサイトが利用されるようになるかもしれない。(ポッドキャスティングというのはつまり、説明すると「ポッドキャスティング用のRSSを公開する」ということで、その「RSS」なるファイルを生成するのにはブログシステムを利用するのが便利なわけです。)

アマゾンで買い物をすると「その商品を買った人はこんな商品も買っています」というかたちでさらに別の商品を紹介されるわけだが、最近ではメールででも同様の案内が来るようになった。データベース・マーケティングとでも言うんでしょうか、裏で動いている仕組みはおそらくたいへんなことになっていると思われるものの、とはいえプログラムによる自動生成の(いまのところの)限界というか、「そう言われてもねえ」という商品が関連付けられ、案内されることはままある。自分の買った商品と案内される商品のつながりがよくわからないという場合もまれにあるし、逆に、つながりが明瞭すぎて「そりゃ、そうだろうけどさあ」というパターンは少なくない。
たとえば私は、だいぶ以前に桂米朝の落語のCDをアマゾンで買ったことがある者だが、つい先日来たメールは次のようなものだ。

『特選!! 米朝 落語全集 第二集』をお買い上げのお客様は、『古今亭志ん生 名演大全集(35) 雪とん/寝床』もご予約される方が多いため、このご案内をお送りしています。

 そりゃまあね、そうでしょうよ。志ん生は面白いだろうと思いますよ私だって。
9日に宮沢さんに贈った誕生日プレゼントの洋書も、こうしたアマゾンからのメールで教えられたものである。かねてから贈るなら何か本にしたいとは思っていたもののなかなかいま「これぞ」という本が思い浮かばず、「うーん、どうしよう、ところで何日だっけ誕生日」と考えていたところに次のメールが来たのだった。

『現代建築・テロ以前/以後』をお買い上げのお客様は、 Kendra Schank Smithの著書もお求めの方が多いため、このご案内をお送りしています。Kendra Schank Smith著『Architect's Drawings: A Selection Of Sketches By World Famous Architects Through History』、現在好評発売中です。今なら¥1,024OFF。ご注文は以下をクリック。

 アマゾンのサイトで確認できるだけは確認して「大きくはハズレないだろう」と判断、購入した。このメールが来たのが7日で、その日のうちに注文、商品が届いたのが9日の午後である。はじめは郵送することを考えていたが、気づけば大判の洋書で重さもあり、それなりの送料を払って誕生日当日を逸するよりはと、夜、会社を抜けて宮沢さんの自宅へ。大判なので郵便受けに入らなかったらどうしようと思っていたが大丈夫だった。手紙も書き、本と一緒に厚紙の封筒に入れたのだが、いま心配するのは手紙のほうに気がついてくれたかということだ。封筒の開けようと本の取り出しようによっては手紙の存在に気づかないこともあるかもしれないとつまらないことを心配している。

(2005年12月11日 04:45)

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/ 4 Dec. 2005 (Sun.) 「とあるグループのサイトを作る」

ガノンドロフ。本文参照。

この土日は「ドラゴンクエスト8」をプレイしている妻のとなりでずっと、とあるグループのサイトを作っていた。クリスマス企画ということで、そのグループが「ラジオドラマ(風なもの)」をポッドキャスティングすることになり、そのためのサイト(ブログ)である。もともと、「ポッドキャスティングという流行りの技術があるんだけど、何かやりますか?」と持ちかけてみたのは私だった。そのサイトのURLは近々公開予定。
で、結果的にそっちを先に作ることになったのだが、それよりも前に「オールツーステップスクール」の公式サイトのリニューアルを笠木さんからお願いされていて、「いいよ」と快諾したのはもうしばらく前のことだ。まだ何も手を付けていない。というか、デザインとかその他、基本的には「おまかせ」らしいんだけど、ちょっとはまあ相談したりとか、あとは素材をもらったりというやりとりを笠木さんとしようと思いつつ、うかうかするうちに笠木さんは次の舞台の稽古に入ってしまった。
「0 1/2計画」のほうもたのまれているページがある。いましがたやっと、みえさんから来た「こんなページにしたい」という要望のメールをちゃんと読んだが、これ、すごくむずかしくないか。どうやって作ったらいいかわからないと言って過言ではない。あと、上山君のお店のサイト(これも基本的にはブログを予定)も相談に乗らなくちゃいけないし、そんなことよりうちは来年2月に引っ越しをしなくちゃいけないのだ。中央線を西へ。立川に越します。どうぞよろしく。

ところで今日の画像は、しばらく前に妻がクリアしたゲーム「ゼルダの伝説 風のタクト」の敵キャラ「ガノンドロフ」で、このボスキャラはシリーズ前作の「ゼルダの伝説 時のオカリナ」から引き続いて登場するキャラクターなんだけれども、今回のガノンドロフは、なんだかとても「ジョージ秋山」を思い起こさせるのだった(本人を、じゃなくてね)。テレビ画面をデジカメで撮ったものだからちょっと伝わりにくいと思うけれども、ネットには思うような画像が転がっておらず、ゲーム中にはほかに「これぞ」というアングルのシーンもあったのだが、これしか撮れなかった。着物だっていうことと身体のシルエット、それと目かなあ。「白目」に見えるところが大きいのかなあ。

本日の参照画像
(2005年12月 5日 14:55)

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