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Feb.
2006
Yellow

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/ 8 Feb. 2006 (Wed.) 「引っ越しはいよいよ間近にせまっている」

引っ越し日がきちんと決まったのはつい先日だ。14日が引っ越し日。決まってみたら時間がない。気がつけば、かつてない規模の引っ越しをするのだった。なにせ一軒家から一軒家への引っ越しである。そんな規模の引っ越しをすることになるなど、いったいどの私が想像できたろうか。
物は増えた。いや、捨てるのを怠ったというべきか。今朝が引っ越し前最後の「燃えないゴミの日」だった。全部ではないが、かなり大量に VHS のテープを捨てる。45リットルのゴミ袋で3袋ほど。なんてかさばるんだ VHS は。さらば、VHS。何の略だったんだろう、お前。「V」は「Video」か。「S」は「System」だろうか。だとしたら「H」は? 「保存」だろうか。
去年の暮れに買った、太田省吾さんの『なにもかもなくしてみる』をいまやっと読んでいる。これがとても面白い。いずれきちんとした読後評が書ければなによりだが、しかしいまは引っ越しだ。次から次へと段ボールへ物を詰めていく手際のいい自分を思い浮かべる毎日だ。「なんとかなるんじゃないか」というこの根拠のない自信は毎度、引っ越しのたびに私に訪れるものだが、それはほんとうに根拠がない。しかし、まあ、なんとかなるだろう。

(2006年2月 9日 03:50)

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