/ 21 Nov. 2017 (Tue.) 「今年の手袋」
11月18日(土)
■誕生日。42歳。
11月20日(月)
■もうだいぶ前だが、東京ドイツ文化センターがやっている(まだやってたんですな、これ[※1])「ドイツ同時代演劇リーディング・シリーズ『 VISIONEN』」という企画のチラシを担当していた時期があり、そのときの縁でいまだにドイツ文化センターからは各種催し物を知らせるメーリングリストのメールが届く。
- ※1:まだやってたんですな、これ
いまその企画の紹介ページを見つけたが、わたしがチラシを担当していたのはここに紹介されている「第1回」よりもさらに前の話だ。これより前、2010年8月〜 2012年5月のあいだに 5回のリーディング公演があった。で、その第2回が上村聡演出の『私たちは眠らない』。
といってこれまで、しばしば「おっ」と思わされつつもけっきょく一度も足を運んだことがないのだが、今日メールが届いたその 12月3日のレクチャー&ディスカッションはいよいよ面白そうなのだった。「スポーツ、大衆、権力: アイナー・シュレーフ演出の 《スポーツ劇》」。
1998年ブルク劇場での、アイナー・シュレーフによるエルフリーデ・イェリネクの《スポーツ劇》の初演は、戦後ドイツ語圏の演劇史においても際立って伝説的な上演であった。
(中略)
エリアス・カネッティのエッセイ『群集と権力』に基づいた、「戦闘的行為の訓練」としての大衆スポーツのメディア表現に対する、怒りと自己嘲笑の攻撃的演説《スポーツ劇》、初演の演出家にイェリネク自身がシュレーフを指名した。シュレーフはイェリネクの膨大なテキストを8時間に渡る白黒に抑えられたタブローに仕上げた。150に及ぶ出演者によって周密にコーラス形式に練り上げられたイェリネクのテキストが読み上げられ、時に疲れ果てるまで体操として繰り返された。
レクチャーとディスカッション: スポーツ、大衆、権力: アイナー・シュレーフ演出の 《スポーツ劇》 - Goethe-Institut Japan
というその公演にドラマトゥルクとして参加したリタ・ティーレ氏の講演とのこと。あー、どうしよう。行くか、これはいよいよ行くのか。
11月21日(火)
■もうずーっと行こうかどうしようか迷っているのが、12月23日の昼間にあるよみうりホールの立川志らく独演会だ。ネタ出しは「文七元結」。同日夕方からある「師走四景」という企画──小満ん・小はん・小のぶ・小里んという、〈柳家を聞くなら、いまこれ以上ない〉会──のほうはすでに予約済みなのだが、それに加えて志らくも行って一日落語デーとするかどうか。いや、志らくの「文七元結」はおそらくきっと面白いと思うのだが、さすがにその過密スケジュールはヘトヘトになりゃしないか。うーん。誰かいっしょに行かない? 志らく。「師走四景」のほうでもいいけどさ。
Transport: 70.7km • 1hr 22mins 25secs
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/ 16 Nov. 2017 (Thu.) 「エイチニーロクゴ!」
■こないだ牛尾(千聖)さんらと行った権太楼・南光二人会についてはあらためてこっちに舁きました書きました。って、ぜんぜん権太楼に触れてませんがいいんでしょうか。ま、よしとしましょう。おもに「抜け雀」の、(南光のそれからも離れて)「現在親に駕籠舁かせ」たサゲの話について。
■先日来「 Boostnote」を使いはじめ、日記の下書きもそれに書いてみている。なかなかよいのだが、Dropboxで同期させたノートがモバイルアプリからは read-onlyなのが玉に瑕。だったのだが書いているたったいま、18日のアップデートでそれが可能になった。さらによきかな。
■それで macOS。High Sierraはまだ当分様子見かなと思っていたところが急転、ちょっと前にすでにアップデートを果たした。というのも Apple TV(持っているのは第四世代)がぐんぐん先を行くからで(って、そりゃ自動アップデートの設定にしてるからですがね)、そこへホームシェアリングを働かすには macOS側の iTunesを最新にしないといけなくなったことがそもそものきっかけ。ま、それは iTunesだけアップデートするのでもよかったのかもしれないが、加えてその High Sierra、tvOS 11、iOS 11のトリオではついに、かの H.265(HEVC)の動画フォーマットがサポートされたと遅まきながら知り、それで矢も盾もたまらず、全部まとめてアップデート。
■ H.265形式の動画の準備にはやはり HandBrakeが手っ取り早いが、じつは現行、macOSが標準でサポートしている H.265は H.265ならなんでもいいわけじゃなく、FourCCと呼ばれる四バイトの識別子が「 hev1」のものと「 hvc1」のものとがある H.265(HEVC)のうち、「 hvc1」のものでないとだめらしい。で、HandBrakeの場合、最新安定版の 1.0.7では「 hev1」になるのでだめだが、Nightly Buildsのほうではすでにこの点が配慮されているので、そっちで変換すれば OK。
■しかしまあ H.265、さすがにエンコードに時間がかかる。某四時間の大作など、画質に妥協せずにやったら丸一日変換していた。あと、これは二時間の別動画のほう、ホームシェアリングで Apple TVで再生させると絵だけがカクカク再生されるのだった。なんだろう。「 Air Video HD」のアプリでなら Apple TVでも再生はスムーズだし、Mac側で QuickTime再生させるぶんにも問題なくて、原因はよくわからない。tvOS側のバグであったりしてくれれば──今後の tvOSのアップデートであっさり解決してくれれば──よいのだけれども。
■朝の缶詰をニボルがすぐさままるまる吐く。それがための空腹ではしゃぐどころじゃなかったのか、今日は昼間、きのうほどうるさくなかった。
Transport: 72km • 1hr 32mins 55secs