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Jul.
2007
Yellow

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/ 2 Jul. 2007 (Mon.) 「15歳かよ」

宮沢章夫『東京大学「ノイズ文化論」講義』(白夜書房)

いやあ、どうだろう、だいぶ「書くからだ」が戻ってきたかなあ。
上村(聡)君からは会ったときになどたびたびうれしい感想をもらうが、今日もらったメールには最後、

相馬さんの日記、お見舞いのやつ[引用者註:おとといの「伯父の見舞いへ」のこと]は、泣きそうになったよ。なんでかわからないけど。

 とあった。まあね、あれはね。「あれでなぜ泣くのか」ということについては私なりに文章上の仕掛けがあるにはあって、そこを詳らかにしたら元も子もないから解説はしないけど、でも、それはごく小さな仕掛けだし、「身内は泣くかなあ」と思いながら書いていた面はあったものの、第三者の涙腺にまで累を及ぼすとは思わなかった(嘘だが、いまの「ルイセンにルイを及ぼす」はシャレだ)。話の性質上うれしいというのもちょっとあれだが、ああ何かが伝わったのかと思うとそれはうれしい。
これはリアルタイムの報告じゃなくて「もうとっくに」という話なんだけど、妻が「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」をクリアした。早いな、おい。かなりの密度でプレイしていたと思われるのだ。
話あっちこっち行って申し訳ないが、岩崎(正寛)さんのブログのこれ、読んでなかったよ。あるライブに行ったことを報告する、もうひと月以上前の日記。

そしてピアノとギターを交互に奏でていたサポートの人が「不在」でお世話になったWEBデザイナーの相馬くんにそっくりだった事が、このライブを更に忘れられないものにしております。相馬くんであってほしいとすら願います。
ツキアカリエフウ - Ma-Sundialo-G [2007年05月22日(火)]

 うん。ありがとうございます。あの日は弾いたね、交互に。いそがしかった。もう大慌てですよ。練習中からずっとメンバーに「どっちかにしろ」って言われてたんだけどね、結局弾きました。
あと、いせ(ゆみこ)さんのブログのこれも今日読んだんだけど、ちょっと笑ってしまった。

歌舞伎座を通り過ぎた。
いつ見ても、素通りできない佇まい。
(あ、また俳句。)
だからどうした。梅雨もどうした。-Suimire [2007年06月20日(水)]

 それ、「俳句」じゃないと思うんだ。季語ないし。
今日発売の、宮沢章夫『東京大学「ノイズ文化論」講義』(白夜書房)を買って帰る。寝る前に「まえがき」と「第1回」だけ読んだ。
笑ってしまった箇所があって、いや、これ中身とぜんぜん関係ないというか、一種の誤読なんですけどね、「マッチョな身体」に対置される「だめな身体」の参照例として、途中で神戸浩さんの名前が出てくる箇所がある。で、この本には脚註があって、「神戸浩」という固有名詞に対しても丁寧な註が付けられているから、名前の下にはその註番号が振られるわけです。

あと昔、名古屋のプロジェクト・ナビって劇団にいて、最近は山田洋次監督の映画に出てる神戸浩〔15〕っていう俳優がいるんですけれども、
宮沢章夫『東京大学「ノイズ文化論」講義』(白夜書房)、p.26

 だからこの〔15〕っていうのは「脚註の番号」なんだけど、一瞬ね、「年齢」に見えまして。神戸さんのイメージ(っていうのは私の場合、かつてのフジテレビ深夜番組「FM-TV」のコーナー「神戸浩はフジテレビにたどり着けるか」ですけど)とあいまって、「15(歳)かよ」っていうね、そういうあれです。いや、それだけの話っす。

本日の参照画像
(2007年7月 3日 15:12)

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